2025年6月5日開催|北三陸ファクトリーが大阪・関西万博でブルーエコノミー共創プラットフォーム構想を発表
ベストカレンダー編集部
2025年5月30日 10:49
ブルーエコノミー共創発表
開催日:6月5日

北三陸ファクトリーが大阪・関西万博でブルーエコノミー共創プラットフォーム構想を発表
2025年6月5日(木)、北三陸ファクトリー株式会社が大阪・関西万博「ブルーオーシャン・ドーム」にて開催されるイベント「海洋環境再生と海洋可視化の最前線」に参加します。このイベントは、笹川平和財団とZERI JAPANの共催によって行われ、持続可能なビジネスモデルの構築を目指す国内外の関係者が集まります。
北三陸ファクトリーは、地域での藻場再生活動や草食性生物の利活用といった実践事例を紹介し、民間・行政・研究が連携する「共創プラットフォーム」構想を通じて、海洋環境再生と経済性の両立を目指す取り組みの可能性を発信します。

イベントの背景と目的
近年、気候変動や磯焼けに象徴される海藻・海草藻場の衰退など、海洋環境は重大な転換点にあります。このような変化に対し、人間社会がどのように適応し、自然環境を回復させながら新たな経済的価値を創出できるかが、今後の社会全体にとって大きな課題となっています。
このイベントでは、北三陸ファクトリーが藻場再生や草食性生物の活用を通じた環境再生の実践事例を紹介し、参加者との対話を通じて実効性ある協働のあり方や今後の展開について議論を深める予定です。

イベント概要
本イベントの詳細は以下の通りです。
タイトル | 海洋環境再生型ビジネスの最前線 |
---|---|
日時 | 2025年6月5日(木) 13:00~16:00 |
セッション |
|
会場 | 大阪・関西万博「ブルーオーシャン・ドーム」 |
主催 | 笹川平和財団、ZERI JAPAN |
協力 | ジャパンブルーエコノミー技術研究組合/北三陸ファクトリー/オーストラリア研究機関 |
イベントは予約不要で、誰でも参加できます。また、BLUE ECONOMY WEEK各イベントのオンライン配信・アーカイブ配信も予定されています。

登壇者紹介
本イベントには、以下の著名な登壇者が参加します。
- 渡邉 敦 氏 – 笹川平和財団 海洋政策研究所 海洋政策実現部 部長
海洋環境政策の立案から実装まで幅広い領域で活動し、磯焼け対策を含む海洋生態系再生に資する取り組みを推進しています。 - 堀 正和 氏 – 水産研究・教育機構 水産資源研究所 社会・生態系システム部 沿岸生態系グループ長
沿岸域の生態系課題に取り組み、再生可能な海洋資源管理の在り方を研究しています。 - 板井 亮佑 氏 – 株式会社UMIAILE 代表取締役 CEO
無人小型自律航行船を活用した海洋データ収集技術の開発を行い、海の見える化を目指しています。 - Dr. John Keane – オーストラリア研究機関(タスマニア大学)
海洋生態系のモニタリング技術と気候変動への適応戦略の研究において国際的な評価を受けています。 - 北三陸ファクトリー – 岩手県洋野町
藻場再生やウニの陸上養殖など、地域の海洋資源を活かした環境再生型の水産業モデルを構築しています。

ブルーオーシャン・ドームについて
ブルーオーシャン・ドームは、2019年のG20大阪サミットで発表された「大阪ブルー・オーシャン・ビジョン」の実現を目指して設計されたパビリオンです。このドームでは、環境保護に貢献する最先端の技術や取り組みを体験的に学ぶことができ、海洋ごみによる汚染の解決やブルーエコノミー推進に向けた国際的な連携の必要性を広く発信しています。
本イベントもまた、「海の持続的活用」や「ブルーオーシャン宣言」の具現化に貢献する取り組みの一環として位置づけられており、国内外の関係者と来場者の対話を通じて、共創と実装のための第一歩を踏み出す機会となります。
イベント名 | 海洋環境再生型ビジネスの最前線 |
---|---|
日時 | 2025年6月5日(木) 13:00~16:00 |
会場 | 大阪・関西万博「ブルーオーシャン・ドーム」 |
主催 | 笹川平和財団、ZERI JAPAN |
登壇者 | 海洋政策の専門家や企業代表らが参加 |
本イベントは、海洋環境の再生と経済的価値の創出を同時に目指す取り組みの一環として、参加者にとって価値のある情報と経験を提供することが期待されています。