2025年5月28日リリースのMinutesGamesがゲーム投稿とコンテストでクリエイター支援を強化

CLINKS株式会社、ゲーム投稿プラットフォーム「MinutesGames」をリリース

CLINKS株式会社は、2025年5月28日（水）にApp Storeにて新しいゲーム投稿プラットフォーム「MinutesGames（ミニッツゲームズ）」を正式にリリースしました。これに先立ち、Google Playでは5月8日にAndroid版が公開されており、より多くのユーザーにアクセスできる環境が整っています。

このプラットフォームは、個人開発者や学生が手軽にゲームを制作し、共有できる場を提供することを目的としています。特に、2024年以降にApple社がデジタル市場法（DMA）に対応することで、サードパーティ・ストアの受け入れが始まることを見据えたサービス展開となっています。

「MinutesGames」の主な特徴

「MinutesGames」は、ユーザーが直感的にゲームを探し、楽しむことができるよう設計されています。以下はその主な特徴です：

• 動画アプリのような直感的な操作性
• 動画視聴中にゲームを遊ぶ準備ができる快適な仕組み
• クリエイター同士の交流を促進するSNS機能
• iOSおよびAndroid端末でのゲーム投稿やシェアが容易
• 定期的に開催されるゲーム企画や業界に関する無料の座談会
• 賞金を伴うコンテストの定期開催
• AIを活用した制作支援機能（予定）

このように、ユーザーがクリエイティブな活動を行いやすくするための多様な機能が整っています。

コンテストの開催と応募要項

「MinutesGames」のiOS版リリースを記念し、ゲーム投稿コンテストの応募受付が開始されました。以下はコンテストの詳細です：

賞金は以下の通りです：

• 最優秀賞：賞金30万円
• 優秀賞：賞金10万円
• 奨励賞：賞金3万円
• 特別賞1：賞金1万円
• 特別賞2：賞金1万円

応募資格については、以下の条件が求められます：

1. 個人クリエイターであること（企業に属していても問題ありません）
2. Unity 2022.3系（LTS）のWebGL、Gzip圧縮形式で作られたゲームであること
3. 画面比率が縦16：横9または縦9：横16を想定したゲームであること
4. ゲームデータの容量が小さいこと（.data.gzファイルは32MB、.wasm.gzファイルは12MBまで）

詳細情報は、公式サイトにて確認できます。

コンテスト開催の背景と意義

近年、スマートフォンの普及と生成AIの活用により、ゲーム制作のスタイルが大きく変化しています。個人でもゲームを制作し、配信できる時代が到来していますが、ゲーム開発の経験を積む機会や作品を発表する場は依然として限られています。

CLINKS株式会社は、定期的にゲームコンテストを開催することで、将来のゲーム業界を担う人材の発掘と育成に取り組んでいます。特に専門学校生などの若手クリエイターに向けて、作品発表の機会を提供し、実践的な学びの場を創出しています。これにより、クリエイターとしての挑戦を支援することを目指しています。

今後の展開と技術的な進化

現在はUnity 2022.3系（LTS）で制作されたゲームの投稿に対応していますが、2025年内にはUnity 6.0/6.1など、より幅広い開発環境からの投稿にも対応する予定です。また、AIを活用したゲーム開発支援機能の導入も検討しており、よりスムーズな開発体験を提供することを目指しています。

このように、CLINKS株式会社は、ゲーム制作の未来を見据えた取り組みを進めており、クリエイターの成長を支援するための環境を整えています。

まとめ

CLINKS株式会社が提供する「MinutesGames」は、個人開発者や学生がゲームを制作し、共有できる新しいプラットフォームです。コンテストを通じて、クリエイターの発掘と育成を目指し、将来のゲーム業界に貢献することを目的としています。

以下に、この記事で取り上げた内容をまとめます：

このように、「MinutesGames」は新たなクリエイティブな場を提供し、ゲーム制作の未来を切り拓くことを目的としています。