2025年5月20日開催・旭テクノロジーの屋内点検ドローンELIOS 3が関西万博で注目集める展示

株式会社旭テクノロジーがEXPO2025大阪・関西万博に出展

株式会社旭テクノロジー（本社：兵庫県姫路市、代表取締役：幸長 保之）は、2025年5月20日（火）および21日（水）に開催された関西パビリオン「多目的エリア」での兵庫県主催イベント「ひょうごフィールドパビリオンウィーク」に出展しました。このイベントは、日本国際博覧会協会が主催するもので、兵庫県全体を一つの大きなパビリオンに見立て、地域の魅力を発信することを目的としています。

本イベントは「ひょうご“地域とモビリティ”未来デザイン」というテーマのもと、兵庫県が目指す未来の社会像を体現する取り組みを紹介し、多くの来場者に見て、学び、体験してもらうことを目的としています。

屋内点検用ドローン「ELIOS 3」の展示

旭テクノロジーは、産業用ドローンの先進事例として、スイス・Flyability社製の屋内点検用球体ドローン「ELIOS 3」を展示しました。展示に際しては、出展企業および展示機材に対する厳正な審査が行われ、当社の「ELIOS 3」が技術的優位性と社会的意義を評価され、出展が承認されました。

「ELIOS 3」は、高所や狭所、危険環境における安全な検査業務を実現するために特化しており、超音波厚さ測定「UTペイロード」を搭載することで、閉鎖空間や危険環境での高精度な検査が可能です。このドローンは、発電所、石油・ガス・化学プラント、海運、インフラ設備など、世界50カ国以上の企業で活用されており、点検業務の安全確保に加え、施設の運用・管理の効率化を実現する強力な「空飛ぶデータ収集デバイス」として注目されています。

来場者の反応と体験型企画

会場では、2日間で約1万人の来場者を迎え、大盛況となりました。実物の点検用ドローンを間近に見た来場者からは、「実際にドローンをこんな近くで見たのは初めて！」や「どんな場面で活躍するのか、興味深い」といった声が多数寄せられ、注目を集めました。

また、ドローンに関するクイズに答えて景品がもらえる企画も実施され、大人から子供まで、老若男女問わず楽しみながら学べる内容となりました。これまでドローンといえば「空撮」や「ドローンショー」といった空を飛ぶイメージが一般的でしたが、今回の展示では、屋内点検に特化したドローン「ELIOS 3」の紹介により、ドローンの多様な活用方法を知っていただく機会となりました。特に、狭く暗い場所でも安全に飛行し、リアルタイムで3Dマッピングを行うELIOS 3の性能に、多くの方が驚かれていました。

今後の展望と地域社会との連携

本出展を通じて、旭テクノロジーは兵庫県との連携の深化だけでなく、今後も地域社会との連携を強化し、ドローンをはじめとした先進モビリティ技術の実装を通じて持続可能な未来社会のデザインに貢献していくことを目指しています。スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。ご来場くださった皆さま、また運営にご尽力いただいた皆さまに心より御礼申し上げます。

開催概要

ELIOS 3の仕様

このように、株式会社旭テクノロジーは、ドローン技術を通じて新たな価値を創造し、地域社会に貢献する取り組みを進めています。今後も、先進的な技術を活用し、持続可能な未来社会の実現に向けた活動を続けていくことが期待されます。