2025年6月20日発売『箱庭綺談』第2巻、名門校の少年たちの青春群像劇を描く
ベストカレンダー編集部
2025年5月28日 17:09
箱庭綺談第2巻発売
開催日:6月20日

青春群像劇『箱庭綺談』第2巻の詳細
株式会社パイ インターナショナルは、2025年6月20日(金)に書籍『箱庭綺談 2』を刊行することを発表しました。『箱庭綺談』は、名門校の寄宿舎に集う曰くありげな少年たちの恋と青春を描いた群像劇であり、特にその独特な読み味が評判を呼んでいます。
第2巻は、物語の中心にいる少年たちが自らの存在について悩み、時には人智を超えた出来事に巻き込まれながら成長していく様子を描いています。この作品は、読者に深い感動を与えると同時に、思春期特有の繊細な心情を映し出しています。

物語の舞台と登場人物
『箱庭綺談』の舞台は、架空の国「七宝国」の名門寄宿学校です。この学校には、家庭環境に問題を抱えた少年たちが集まっています。彼らの関係性は複雑で、恋愛感情や友情、嫉妬や対立が交錯しています。
第2巻には、以下のような物語が収録されています:
- 霄(しゅう)の物語:義母の影響を受け、自らの運命を受け入れざるを得ない霄の苦悩が描かれています。
- 木菟(ずく)の傍観:霄の状況を「まあまあ面白い」と冷静に見つめる木菟の視点が新たな視野を提供します。
- 一月三舟:名家の嫡男二人の不思議な関係が描かれ、彼らの間に生まれる感情の葛藤が物語を深めます。
- 愛楊葉児:父の再婚を受け入れられない藍(らん)と義姉との交流が、家族の形を問い直します。
- 鳶飛魚躍:入学式をサボって出会った藍と非色(ひいろ)の友情以上愛情未満の関係が、どのように発展していくのかが注目です。

著者とその作品の魅力
著者の雪路凹子(ゆきみちおうじ)は、耽美な芸風を持ちながらも、ギャグを織り交ぜた独自のスタイルを持つ漫画家です。これまでにも多くのBL作品や教養本、ライトノベルの挿画を手掛けており、その多彩な表現力が作品に深みを与えています。
雪路凹子の作品は、キャラクターたちの心情を巧みに描写し、読者に共感を呼び起こします。特に『箱庭綺談』では、登場人物たちの成長と葛藤がリアルに描かれており、思春期の読者にとっても共感できる要素が多く含まれています。

書籍の仕様と特典情報
『箱庭綺談』第2巻の仕様は以下の通りです:
書名 | 箱庭綺談 第2巻 |
---|---|
判型 | A5判型(210mm×148mm) |
ページ数 | 228ページ(4C・4ページ/1C・224ページ) |
価格 | 本体1,200円+税 |
ISBN | 978-4-7562-6027-7 C0979 |
発売日 | 2025年6月20日(電子版同時発売) |
また、特典情報も充実しています。電子版には「描き下ろし漫画2ページ」が付属し、紙版には以下の特典があります:
- 丸善ジュンク堂書店 購入特典:イラストカード(収録イラストを使用)
- 一般書店 購入特典:描き下ろしモノクロイラストペーパー
特典の取り扱い店舗については、PIE COMIC ARTの公式HPで確認できます。

まとめ
『箱庭綺談』第2巻は、名門校の寄宿舎に集う少年たちの複雑な人間関係や成長を描いた作品です。著者の雪路凹子による独特な表現と深いキャラクター描写が魅力であり、思春期の読者にとっても共感できる要素が多く含まれています。書籍の仕様や特典情報も充実しており、ぜひ手に取ってみる価値があります。
項目 | 内容 |
---|---|
書名 | 箱庭綺談 第2巻 |
発売日 | 2025年6月20日 |
価格 | 本体1,200円+税 |
特典情報 | 電子版特典:描き下ろし漫画2ページ 紙版特典:イラストカード、描き下ろしモノクロイラストペーパー |
このように『箱庭綺談』第2巻は、青春の葛藤と成長を描いた作品であり、読者に新たな体験を提供することが期待されます。
参考リンク: