6月1日開始のDiscord農業シミュレーションゲーム「MetaFarm Chronicles」α版アーリーアクセス

Discord上で楽しむ新たな農業体験「MetaFarm Chronicles」

2025年5月28日、株式会社農情人が運営する「Metagri研究所」は、Discord上で体験できるテキストベースの農業シミュレーションゲーム「MetaFarm Chronicles」（メタファーム・クロニクルズ、略称：メタクロ）のα版アーリーアクセスを2025年6月1日より開始することを発表しました。このゲームは、農業とWeb3技術を融合させた新たな教育的娯楽サービスとして、多くの人々に農業の魅力を伝えることを目的としています。

本アーリーアクセスは無料で参加可能で、プレイヤーは一人の農場主として、種まきから育成、収穫、農地の発展までの一連のサイクルを体験することができます。ゲームを通じて、農業の基本知識や自然の厳しさ、そしてそれらを乗り越える知恵を学ぶことができるのです。

開発の背景と目的

Metagri研究所は、2022年3月の設立以来、農業分野における構造的な課題解決を目指してきました。特に「豊作貧乏」や「米価下落」といった収益不安定問題に取り組み、NFTを活用した農産物販売や生成AI技術の農業応用、メタバース空間での農業体験など、多角的に推進しています。

現在、1,200名を超えるDiscord上のコミュニティメンバーと共に、「100年・1000年先まで続く新たな農業形態」を目指す”FarmFi構想”の実現に取り組んでいます。「MetaFarm Chronicles」は、これまでの研究開発で培った知見を基に、農業の奥深い魅力を楽しく体験できる場を提供することを目指しています。

ゲームの概要と特徴

「MetaFarm Chronicles」は、Discordという普段使いのプラットフォーム上で、シンプルなテキストコマンドを用いて直感的に操作できる農業シミュレーションゲームです。プレイヤーは、以下のような一連の活動を通じて、農業の楽しさを体験します。

• 種まき
• 作物の育成
• 収穫
• 農地の発展

ゲームの目的は、単に作物を育てることではなく、Metagri研究所が目指す未来の農業観に触れ、コミュニティ内での交流を楽しむことです。また、実在の農家と繋がる機会も提供され、自身の「農業物語（クロニクル）」を創造していくことができます。

主なゲームの特徴

「MetaFarm Chronicles」には、以下のような主な特徴があります。

• Discord上での農業シミュレーション: シンプルなコマンド（例: /plant、/water、/harvest）で直感的に操作が可能です。3日以上の水やり忘れによる腐敗リスクや、過熟による品質低下など、リアルな農業要素を再現する予定です。
• 実在農家とのコラボレーション: プロモーション協力農家の実際の環境データ（標高、土壌pH、平均気温、年間降水量）をゲーム内に反映し、農家からの直接メッセージや限定アイテムを提供します。
• コミュニティ機能: プレイヤー間での物々交換システムや、収穫量ランキング、共同農地での協力プレイ、期間限定イベントの開催など、コミュニティの活性化を図ります。

α版アーリーアクセスの詳細

「MetaFarm Chronicles」のα版アーリーアクセスに関する詳細は以下の通りです。

プレイヤーからのフィードバックを歓迎し、正式リリースに向けた品質向上に努めていくとしています。

Metagri研究所の取り組み

Metagri研究所は、「農業×web3」を掲げて持続可能な農業の実現に向けた様々な取り組みを行っています。具体的には、以下のような活動を通じて新たな農業モデル「FarmFi構想」の確立を目指しています。

• 独自トークン発行によるトークンエコノミー「FarmFi」モデルの構築
• 会員証NFTホルダー限定のイベントの企画と運営
• 農業とweb3、生成AI技術などの新技術を組み合わせた実証実験
• 地方創生×web3支援パッケージの構築と導入支援

農業にWeb3や生成AI技術を掛け合わせた取り組みに興味がある方は、ぜひコミュニティに参加してみることをお勧めします。

まとめ

「MetaFarm Chronicles」は、Discord上で手軽に農業を体験できるシミュレーションゲームであり、農業の基本知識や魅力を楽しく学ぶことができます。2025年6月1日からのα版アーリーアクセスは無料で参加できるため、多くの人々に新たな農業体験を提供することが期待されます。

以下に、この記事で紹介した内容をまとめました。

このように、農業とWeb3技術を融合させた新たな試みが進行中であり、今後の展開に注目が集まります。