2025年5月28日発表のListening Mindが切り拓く消費者の本音分析とインテントデータ活用法

Listening Mind発表

開催日:5月28日

Listening Mind発表
Listening Mindってどんなツール?
Listening MindはGoogle検索データを活用し、消費者の本音や真のニーズをインテントデータとして分析できるマーケティングツールです。
検索データを使うメリットは何?
検索データは個人の純粋な欲求や意図を反映しやすく、従来のアンケートよりバイアスが少なくリアルな消費者の本音を掴みやすい点がメリットです。

消費者の「ホンネ」を探る新たなツール「Listening Mind」の登場

株式会社アセントネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:金志勲)は、2025年5月28日、消費者インテント分析ツール「Listening Mind」を主要動画メディア「PIVOT」にて発表しました。このツールは、消費者の真のニーズや欲求、すなわち「本音」を理解するための新たな手段として注目されています。

PIVOT動画では、アセントネットワークスの西野と、同社のツールを導入する株式会社ノバセルの青木嶺央氏が登壇し、従来の調査手法の限界や、検索データが持つインテントデータとしてのポテンシャルについて深く掘り下げた対談が行われています。

この対談を通じて、消費者の「本音」を捉える重要性や、検索データを活用したインテントマーケティングの具体的な実践方法が明らかにされました。現在、特典として解説資料の無料ダウンロードも可能です。

検索データが映し出す消費者の「ホンネ」とは?~PIVOT対談から読み解くインテントデータの価値と活用事例~ 画像 2

消費者の「本音」を捉える重要性と従来の課題

現代のマーケティングにおいて、消費者の真のニーズや欲求を理解することは不可欠です。しかし、従来のアンケートやグループインタビューといった調査手法にはいくつかの限界があります。特に、回答者の記憶の曖昧さや調査設計者の意図による誘導が影響するため、結果にバイアスがかかりやすいという問題があります。

データの分類としては、以下のようなものが挙げられます。

  • パネルデータ:バイアスが高く、限定的なデータ。
  • 自社データ:バイアスは低いものの、自社顧客に限定されるデータ(Webログ、CRMデータなど)。

これらのデータだけでは消費者の全体像やリアルな動機を掴むことが難しいため、現在はソーシャルメディアや検索データが注目されています。

検索データが映し出す消費者の「ホンネ」とは?~PIVOT対談から読み解くインテントデータの価値と活用事例~ 画像 3

検索データが映し出す「言葉にしない本音」=インテントデータ

検索データは、個人の「知りたい」「解決したい」という純粋な欲求が反映されやすく、これを「インテントデータ(意図のデータ)」と呼びます。インテントデータは、消費者の本音に近いものであり、非常に重要視されています。

例えば、「パスタレシピ」という検索ワードには、「パスタを作ろうとレシピを探している」という明確な意図が含まれています。さらに、「プロ パスタレシピ」となれば、「本格的なパスタを作りたい」というより具体的な意図が見て取れます。

このように、検索データを活用することで消費者の本音を理解しやすくなるのです。

検索データが映し出す消費者の「ホンネ」とは?~PIVOT対談から読み解くインテントデータの価値と活用事例~ 画像 4

インテントデータ分析ツール「Listening Mind」の機能

アセントネットワークスが提供する「Listening Mind」は、インテントデータを分析するためのツールです。日本のインターネット利用者の約8割が利用するGoogleの検索データを基にしており、バイアスのないリアルな消費者の動機や本音を見つけることが可能です。

「Listening Mind」の主な機能は以下の通りです。

  • インテントファインダー:関連キーワード群から消費者の意図(インテント)を発見します。たとえば、「ノンアルコール」が含まれたキーワードは8,359個にも上り、消費者の関心や関連カテゴリが明らかになります。
  • パスファインダー:特定キーワードの検索前後の行動(検索経路)を可視化し、思考プロセスを明らかにします。AIによるペルソナ分析も可能です。
  • クラスターファインダー:前後に検索されている最大2万件のキーワードを収集分析し、ニーズの広がりを発見します。たとえば、「ノンアルコールビール おすすめ」という検索からは、「寝る前」「人間ドック前日」「筋トレ後」といった具体的な飲用シーンやニーズが見つかります。

これらの機能を活用することで、消費者の本音をより深く理解することが可能となります。

具体的な活用事例と今後の展望

PIVOT動画の対談では、実際に「Listening Mind」を導入し、活用を進めている株式会社ノバセルの青木嶺央氏が登壇しました。彼は、成長著しい男性化粧品市場を例に、従来のマーケティングリサーチにおける課題に対し、Listening Mindをどのように活用し、具体的な成果に繋げているかを語りました。

この対談を視聴することで、マーケティングのプロフェッショナルが検索データから消費者の本音をどう引き出すのか、また「Listening Mind」の機能が実際のビジネス課題解決にどう活かせるのかを理解するヒントを得ることができるでしょう。

さらに、AI時代においてマーケターに求められる未来志向のスキルやツールの可能性についても考察されています。

「Listening Mind」は7日間の無料トライアルを実施中で、自社に関連するキーワードを入力して新しい発見をしてみることができます。

アセントネットワークスの会社概要

株式会社アセントネットワークスは、2006年1月に設立されたデータ基盤のマーケティング会社で、マーケティングコンサルティングおよびマーケティングソリューションの開発・提供を行っています。現在は日本と韓国に拠点を持ち、「検索データ」に特化し、開発研究を行っています。

以下は会社の基本情報です。

企業名 株式会社アセントネットワークス
代表者 金志勲
所在地 東京都中央区日本橋小舟町6-3 日本橋山大ビル 5F
設立 2006年
事業内容 マーケティング事業、ソリューション事業
会社URL https://www.ascentnet.co.jp/

アセントネットワークスは、今後も消費者の行動を分析する「インテントマーケティング」の普及活動に邁進していく予定です。

参考リンク: