2025年5月27日承認のワイハウ第15回新株予約権譲渡で資金調達強化へ

新株予約権譲渡承認

開催期間:5月27日〜5月29日

新株予約権譲渡承認
新株予約権の譲渡って何が変わるの?
新株予約権の譲渡により、保有者が田邊氏から南壮栄氏に変わるだけで、行使条件や発行要項は変わりません。譲渡により資金調達の可能性が高まります。
南壮栄氏ってどんな人?
南壮栄氏はTKK株式会社の専務執行役員で、多数の企業投資や経営支援を行う実績豊富なエンジェル投資家で、ワイハウの成長支援が期待されています。

第15回新株予約権の譲渡承認に関する詳細

2025年5月27日、THE WHY HOW DO COMPANY株式会社(以下「ワイハウ」)は、取締役会において第15回新株予約権の譲渡を承認する決議を行ったことを発表しました。この新株予約権は、2023年11月29日に発行されたもので、田邊勝己氏が保有していましたが、今後は南壮栄氏に譲渡されることとなります。

この譲渡が行われる背景には、ワイハウが2023年10月24日に発表した「第三者割当による第13回乃至第15回新株予約権及び無担保社債(私募債)の発行並びに新株予約権買取契約の締結に関するお知らせ」があります。これにより、ワイハウは企業の資金調達を強化し、持続的な成長を目指しています。

第15回新株予約権の譲渡の承認に関するお知らせ 画像 2

新株予約権の譲渡承認理由

ワイハウは、企業再建の目途をつけ、次世代のマネジメントチーム体制を構築する準備に入っています。この中で、田邊氏に次ぐ大株主である南氏が、ワイハウの中長期的な成長を支援することが期待されています。

田邊氏から南氏への新株予約権の譲渡は、ワイハウの業務提携先である株式会社マゼックスを保有するTKK株式会社の南氏との協議を経て決定されました。南氏は、企業価値向上に向けた積極的な投資や企業買収を行っており、これによりワイハウの業績回復が期待されています。

譲渡先の南壮栄氏について

南壮栄氏は、TKK株式会社の専務執行役員であり、数多くの企業への投資・経営支援活動を行ってきた実績があります。彼は、産業用ドローンメーカーであるマゼックスをはじめとする多様な企業に対して、エンジェル投資家としての役割を果たしてきました。

  • 企業買収や投資育成業務に関与
  • 不動産収益化に向けた戦略的な取り組み
  • 上場企業への事業譲渡の経験

南氏は、当社の業務提携先である企業との関係を強化し、資金調達を迅速に行うことで、ワイハウの成長を促進することが期待されています。

新株予約権の譲渡内容

新株予約権の譲渡に関する具体的な内容は以下の通りです。

項目 詳細
譲渡先 南壮栄
譲渡承認日 2025年5月27日
譲渡日 2025年5月29日市場終了後(予定)
譲渡個数 30,000個(新株予約権1個につき100株)

譲渡による新株予約権の行使条件や発行要項には変更はなく、譲渡後も田邊氏は266,600個の新株予約権を保有することになります。また、譲渡金額については非開示とされています。

譲渡による影響と今後の見通し

新株予約権の譲渡がワイハウの業績に与える影響はないとされていますが、譲渡先の南氏による資金調達の迅速化が、企業価値向上に寄与する可能性が高いと考えられています。

南氏は、自己資金による権利行使を計画しており、財産確認が行われた結果、問題ないと判断されています。さらに、反社会的勢力との関与がない旨の誓約書も受領しており、コンプライアンスチェックも実施されています。

まとめ

今回の新株予約権の譲渡により、ワイハウは資金調達の蓋然性を高め、企業成長に向けた一歩を踏み出すことができるでしょう。以下に、今回の内容を整理した表を示します。

項目 詳細
譲渡先 南壮栄
譲渡承認日 2025年5月27日
譲渡日 2025年5月29日市場終了後(予定)
譲渡個数 30,000個(新株予約権1個につき100株)
田邊氏の残株数 266,600個

新株予約権の譲渡が、ワイハウの企業価値向上に寄与することが期待される中、今後の動向に注目が集まります。

参考リンク: