2025年5月26日開始、文京区で子ども向け読書習慣支援オンライン習い事「ヨンデミー」実証実験
ベストカレンダー編集部
2025年5月26日 14:45
ヨンデー実証実験開始
開催期間:5月26日〜3月31日
子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」の実証実験開始
株式会社Yondemyが運営するオンライン習い事「ヨンデミー」は、2025年5月26日より東京都文京区の「駒本育成室」にて、子どもの読書習慣構築を目指した実証実験を開始します。この実証実験は、子どもたちの日常的な読書習慣の構築を図ることを目的としており、文京区発の実践的な読書教育の普及を目指しています。
「ヨンデミー」は、子どもが読書にハマることを目的としたオンラインプログラムであり、AIを活用して個々の好みや読書レベルに応じた本を推薦します。今回の実証実験は、文京区が抱える子どもたちの読書離れという課題に対する新たなアプローチの一環として実施されます。
実証実験の背景と目的
Yondemyは「日本中の子どもたちへ、豊かな読書体験を届ける」というミッションを掲げ、読書教育に特化したオンライン習い事「ヨンデミー」を提供しています。文京区は日本の近代文化や教育の発祥地でありながら、近年では子どもたちの読書離れが問題視されています。このような背景から、Yondemyは文京区の「文京共創フィールドプロジェクトB+」において、先進的なビジネスアイデアとして高く評価され、共創パートナー企業としての採択を受けるに至りました。
この実証実験を通じて、Yondemyは子どもたちが自然に本と出会い、読書を「楽しい」と感じられる環境を整備し、文京区発の実践的な読書教育モデルの構築を進めることを目指しています。
実証実験の概要
実証実験は、2025年5月26日から2026年3月頃までの期間で実施され、以下の方法で行われます。
- ヨンデミーの利用を通じた読書体験の検証
- 育成室内に読書の時間を定常的に設置
- 子どもたちによる本の感想の共有を促進し、コミュニケーションの活性化を検証
- 定期的に読書イベントの開催
具体的な取り組み内容は以下の通りです。
1. ヨンデミーの導入
育成室にはタブレット端末が設置され、「ヨンデミー」をいつでも利用できる環境が整えられます。初期段階では1台のタブレットから開始し、運用状況に応じて台数の追加が検討されます。子どもたちは、あらかじめ選書された本や近隣図書館の蔵書から、自分の好みや読書レベルに合った本を推薦されます。
この導入により、子どもたちは常に新しい本と出会える機会が増え、読書に対する興味を持続的に育むことが期待されます。
2. 読書の時間の設置
育成室では、日々の活動スケジュールに「読書の時間」を設け、子どもたちが落ち着いて本と向き合える環境を作ります。これにより、読書が日常生活の一部となり、無理なく習慣化されることを目指します。
3. 子ども同士のコミュニケーション促進
子どもたちは、育成室単位でグルーピングされ、ヨンデミーで読書の感想を記録・共有することができます。他のクラスメイトの感想を読むことで、読書を通じたコミュニケーションが促進され、読書が「ひとりで楽しむもの」から「みんなで共有する体験」として広がることが期待されます。
4. 読書イベントの開催
定期的に読書に関連したイベントも開催される予定です。初期段階では、Yondemyが主催となり、教育的な要素を取り入れたワークショップが行われます。さらに、本格導入後には育成室の先生方に運営を委託し、継続的なイベントが展開される計画です。
今後の展望とYondemyの取り組み
「ヨンデミー」は今回の実証実験を通じて、全国で初めて公教育現場への導入が実現しました。Yondemyは、今後も全国の自治体や公教育機関との連携を深め、より多くの子どもたちに豊かな読書体験を届けることを目指しています。
子どもたちが本を通じて学び、成長する機会を提供するために、Yondemyは引き続き努力を重ねていく方針です。
会社概要
株式会社Yondemyは、子どもが楽しみながら読書習慣を身につけることを支援する、オンライン習い事「ヨンデミー」を開発・運営しています。以下は会社の基本情報です。
| 会社名 | 株式会社Yondemy |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役 笹沼颯太 |
| 設立日 | 2020年4月13日 |
| 所在地 | 〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル5階 |
| 事業内容 | 子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」の開発・運営等 |
| URL | https://lp.yondemy.com/ |
「ヨンデミー」は、AIによる選書やミニレッスンを通じて、子どもたちが楽しみながら読書を習慣化できるようにサポートしています。今後の実証実験を通じて、子どもたちがどのように読書に親しんでいくのかが注目されます。