2025年6月開始、埼玉のリユース店が無料傘提供でビニール傘の使い捨て問題に挑む
ベストカレンダー編集部
2025年5月26日 11:51
無料傘提供サービス開始
開催期間:6月1日〜6月30日
ビニール傘の使い捨て文化にSTOP!新たな取り組み
埼玉県内で展開するリユース店「エブリデイゴールドラッシュ」が、2025年6月1日から6月30日までの期間、急な降雨に対応するための新たなサービスを開始します。このサービスは、無料で傘を提供するものであり、特にビニール傘の使い捨て文化に対する問題意識から生まれました。
運営会社である株式会社東洋は、持ち主不明で処分される傘を有効活用し、環境問題に配慮した取り組みを行っています。ビニール傘は、安価で手に入るため、多くの人に利用されていますが、実際には年間で大量に廃棄されている現状があります。
サービスの詳細
このサービスは、急な雨に遭遇した際に傘が必要な方を対象にしています。商品売却などの店舗利用の有無に関わらず、無料で傘を差し上げる仕組みです。返却が不要であるため、気軽に利用できる点が特徴です。
以下はサービスの概要です:
- 開催期間:2025年6月1日(日)~6月30日(月)
- 開催店舗:
- エブリデイゴールドラッシュPAPA上尾店(埼玉県上尾市緑丘3-3-11 プリンセス棟2F)
- エブリデイゴールドラッシュイオンせんげん台店(埼玉県越谷市千間台西3-2-12 イオンせんげん台3F)
- 電話番号:
- PAPA上尾店:048-729-5423
- イオンせんげん台店:048-993-4566
この取り組みは、ビニール傘をリユースすることによって、環境への負荷を軽減することを目的としています。
ビニール傘の現状と問題点
日本では、年間に購入される傘は1億2000万本を超え、そのうち約8000万本がビニール製の傘です。これらの傘は、手軽に購入できる一方で、持ち主が特定されることなく廃棄されるケースが多く見られます。
特に東京都内では、年間約35万本もの傘が忘れ物として届けられていますが、その多くが持ち主に返還されることはありません。ビニール傘は材質の分別が難しいため、リサイクルが適しておらず、埋め立てられることがほとんどです。このような状況が続くと、環境への負荷が増大する一因となります。
持続可能な社会への一歩
株式会社東洋は、このサービスを通じて、ビニール傘の使い捨て問題を意識し、持続可能な世界について考える機会を提供したいと考えています。急な降雨で困っている方に傘を差し上げることは、単なる物品の提供にとどまらず、環境問題への関心を高めるきっかけにもなります。
この取り組みは、リユース事業に携わる企業としての小さな一歩ですが、長期的には持続可能な社会の実現に向けた重要な足掛かりとなることを目指しています。
まとめ
埼玉県内の「エブリデイゴールドラッシュ」における無料傘提供サービスは、急な降雨に対応するための新たな試みです。以下に本サービスの要点をまとめます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| サービス名 | 迷子の傘で梅雨をのりきっちゃおう |
| 開催期間 | 2025年6月1日(日)~6月30日(月) |
| 対象店舗 | エブリデイゴールドラッシュPAPA上尾店、エブリデイゴールドラッシュイオンせんげん台店 |
| 電話番号 | 048-729-5423(上尾店)、048-993-4566(せんげん台店) |
| 返却の有無 | 返却不要 |
このような取り組みを通じて、ビニール傘の使い捨て文化に対する意識を高め、持続可能な社会の実現に貢献することが期待されています。
参考リンク: