5月26日から動画生成AIで未来の農業を描く『AGRI VISION 2125』コンテスト開催
ベストカレンダー編集部
2025年5月24日 11:41
動画生成AIコンテスト
開催期間:5月26日〜7月20日

業界初の動画生成AIコンテスト『AGRI VISION 2125』開催
株式会社農情人が運営するMetagri研究所は、2025年5月26日より、業界初となる動画生成AIを活用したコンテスト『AGRI VISION 2125 〜AIが描く100年後の日本農業〜』を開催します。このコンテストでは、参加者が自由な発想で「100年後の日本農業」をテーマにした30秒以内の動画作品を制作し、その未来像を表現することを目的としています。
応募期間は2025年5月26日(月)から7月20日(日)23:59までで、農業に関心を持つすべての方々が参加可能です。特に、テクノロジーの進化により変わりゆく農業の未来像を描くことは、クリエイターや農業関係者にとって重要な意味を持つと考えられています。

コンテストの概要と応募方法
本コンテストは、参加者が動画生成AIを活用して、テーマ「100年後の日本農業」に基づいた作品を制作する企画です。作品は日本語または英語で、MP4形式、720p以上の画質が求められます。応募者は1チームにつき最大3作品まで応募可能です。
具体的な応募方法は以下の通りです。
- 作品制作:テーマに沿って30秒以内の動画を制作・編集する。
- 作品アップロード:制作した動画をYouTubeに限定公開でアップロードし、そのURLを取得するか、応募フォームのファイル添付機能を利用する。
- 応募フォームの記入:必要事項を記入し、作品URLまたはファイルを添付して送信する。
参加資格は年齢・国籍を問わず、プロ・アマを問わずどなたでも応募できます。ただし、18歳未満の方は保護者の同意が必要です。

審査基準と賞品について
コンテストの審査は、Metagri研究所のコミュニティメンバーによるオンライン投票を実施し、得票数の多い作品の中から運営事務局が最終的な賞を決定します。審査基準は以下の4点です。
- テーマ性
- 未来農業への示唆
- 創造性
- 技術力
結果発表は2025年8月中旬を予定しており、Metagri研究所の公式サイトやSNSで発表されます。受賞者には別途メールで連絡が行われます。
賞品としては、最優秀賞には2025年秋収穫の新米10kgとMetagri会員証NFT(1万円相当)が贈られ、審査員特別賞には厳選農産物(3千円相当)とMetagri会員証NFT(1万円相当)が贈呈されます。また、参加者にはコミュニティポイントが10ポイントプレゼントされるほか、参加証NFTも授与されます。
農業と生成AIの融合による未来像の描写
Metagri研究所は2022年に設立され、これまでに画像生成AIや音楽生成AIなど、さまざまな生成AI技術と農業を掛け合わせたコンテストを開催してきました。これまでのコンテストでは、生成AIで制作したデザインコンセプトが公式ロゴに採用されたり、優秀作品がメタバース空間に実装されたりするなど、実用的な成果を生み出してきました。
今回のコンテストでは、動画生成AI技術を活用し、参加者が描く未来の農業の姿をより豊かに表現することを目指しています。特に、テーマに設定された「100年後の日本農業」は、現在の農業が抱える課題に対する革新的な解決策や、テクノロジーと自然が調和した持続可能な農業の姿を描くことが期待されています。
参加者へのサポートとサンプル動画の公開
コンテストの開催にあたり、参加者が作品のイメージを具体的に掴むためのサンプル動画も公開されています。作品名は「未来、実る – 2125年 日本の農業」で、制作者は機械学習研究者のYuusuke Harada氏です。彼は最先端の動画生成AI「Sora」を用いて、100年後の日本農業の姿を30秒動画で表現しています。
このサンプル動画は、コンテストの期待される創造性や技術活用の可能性を示す一例として、多くの参加者にインスピレーションを与えることが期待されています。
まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
コンテスト名 | AGRI VISION 2125 |
テーマ | 100年後の日本農業 |
応募期間 | 2025年5月26日〜7月20日 |
作品規定 | 30秒以内の動画、MP4形式、720p以上 |
審査基準 | テーマ性、未来農業への示唆、創造性、技術力 |
結果発表 | 2025年8月中旬 |
賞品 | 最優秀賞:新米10kg、NFTなど |
このように、動画生成AIを活用した新たな取り組みが、未来の農業を描く場として提供されます。参加者が自由な発想で未来の農業を表現する機会を得ることができるこのコンテストは、農業とテクノロジーの融合を促進し、持続可能な農業の実現に向けた一助となることが期待されます。
参考リンク: