8月21日開催!落合陽一×日本フィルが五感で楽しむ音楽会を東京で実施
ベストカレンダー編集部
2025年5月23日 10:41
null²する音楽会開催
開催日:8月21日

落合陽一×日本フィルプロジェクト VOL.9 《null²する音楽会》の概要
2025年8月21日、東京のサントリーホールにて「落合陽一×日本フィルハーモニー交響楽団プロジェクト VOL.9 《null²する音楽会》」が開催されます。この公演は、最新のテクノロジーを駆使し、音楽を「耳だけで聴く」という従来の概念を超え、「五感で感じる、身体で聴く音楽」を目指すものです。音楽と映像、触覚や振動を融合させたイマーシブな体験を提供し、参加者は新たな音楽の楽しみ方を体感することができます。
また、8月30日には大阪・関西万博会場内のEXPOホール「シャインハット」にて、シグネチャーイベントとしても開催される予定です。このイベントは、万博のテーマ「いのち輝く未来社会」を反映したもので、音楽を通じて人々を結びつける力を大切にし、より多くの人々に感動を届けることを目的としています。

公演詳細とキャスト
東京公演の日時は2025年8月21日(木)19:00開演、会場はサントリーホールです。大阪万博公演は8月30日(土)14:30開場、15:00開演の予定です。両公演の詳細は公式ウェブサイトにて確認できます。
公演の演出はメディアアーティストの落合陽一が担当し、指揮は日本を代表する指揮者の広上淳一が務めます。また、映像演出にはWOWが参加し、能楽のシテ方として馬野正基、狂言方として野村万蔵、野村万之丞、野村拳之介、野村眞之介がゲストとして出演します。

公演プログラム
公演では、以下のようなプログラムが予定されています:
- 團伊玖磨:祝典行進曲
- 武満徹:訓練と休息の音楽 −『ホゼー・トレス』より−
- 林光:国盗り物語
- 菅野祐悟:軍師官兵衛
- 坂本龍一:THE LAST EMPEROR
- 藤倉大:「Water Mirror」 [承前啓後継往開来シリーズIII、委嘱世界初演]
- レスピーギ:ローマの松 他
さらに、東京公演では能楽ワークショップや聴覚保障デバイスの展示、ポスター展なども計画されています。

音楽体験の新たな形
「落合陽一×日本フィル」プロジェクトは、2018年に始まり、音楽を「耳で聴かない音楽会」という新たな視点で提供してきました。この試みは、年齢や障がいの有無にかかわらず、誰もが音楽を楽しめることを目指しています。最近では、AI技術を取り入れたライブ映像演出や、日本各地の伝統文化の魅力を発信する活動も行っています。
2023年からは、作曲家・藤倉大氏との協力により、「承前啓後継往開来」というテーマで、伝統音楽や伝統芸能をオーケストラのサウンドと映像で再解釈するプロジェクトを展開しています。これにより、音楽と伝統文化の新たな融合を図っています。

チケット情報とクラウドファンディング
東京公演のチケットは、2025年5月30日(金)10:00から販売開始されます。料金は全席指定で、以下の通りです:
席種 | 大人 | 子供 |
---|---|---|
S席 | ¥8,000 | ¥2,500 |
A席 | ¥6,500 | ¥1,000 |
Ys席(25歳以下)・ダイバーシティ席(障害者手帳保持者) | ¥2,000 | – |
また、クラウドファンディングが2025年6月2日より開始され、サポーターを募集しています。詳細は公式ウェブサイトで確認可能です。

まとめ
「落合陽一×日本フィルプロジェクト VOL.9《null²する音楽会》」は、音楽とテクノロジーの融合を通じて新たな体験を提供し、さまざまな人々に音楽の楽しさを届けることを目指しています。公演は東京と大阪で行われ、各地での伝統文化とのコラボレーションも行われます。音楽の力を信じ、より多くの人々に感動を与えるこのプロジェクトは、音楽の新たな可能性を追求するものです。
公演情報 | 詳細 |
---|---|
東京公演 | 2025年8月21日(木)19:00開演、サントリーホール |
大阪万博公演 | 2025年8月30日(土)14:30開場、15:00開演、EXPOホール「シャインハット」 |
チケット販売開始日 | 2025年5月30日(金)10:00 |
クラウドファンディング開始日 | 2025年6月2日 |
このように、音楽とテクノロジーの新たな融合を試みる「落合陽一×日本フィルプロジェクト」は、今後の音楽体験において重要な役割を果たすことでしょう。
参考リンク: