田坂広志の『人生で起こること すべて良きこと』が5月22日に文庫化、エゴ対策法を紹介
ベストカレンダー編集部
2025年5月22日 18:11
田坂広志著書文庫化
開催日:5月22日

田坂広志学長の著書『人生で起こること すべて良きこと』の文庫化
2025年5月22日、学校法人21世紀アカデメイアより、田坂広志学長の著書『人生で起こること すべて良きこと』が文庫化されました。この本は、人間関係の悩みや苦労の原因となる心の中の「厄介なエゴ」に焦点を当て、そのエゴに対処するための「究極の技法」を紹介しています。
本書では、エゴに関する様々な問題とその解決策が語られており、読者は自己理解を深める手助けとなる内容が盛り込まれています。特に、心の中に潜むエゴを見つめ直すことで、人生の出来事に対する理解を深め、自身の成長を促すことができるとされています。

本書の主要なメッセージ
『人生で起こること すべて良きこと』の中で、田坂広志学長は以下のような重要なメッセージを伝えています。
- 出来事の「意味」の解釈を誤る原因: 何が私たちの出来事に対する解釈を歪めるのかを探ります。
- 尊大に振る舞う人の裏にある自信の無さ: なぜ、自己過信が実際の自信の欠如とつながるのかを考察します。
- エゴを捨てるべきではない理由: エゴは私たちの一部であり、その存在を受け入れることの重要性について触れています。
- 「厄介なエゴ」に対処する技法: 具体的な方法論を提示し、実践的なアプローチを提供します。
- 人間の本当の「強さ」: 真の強さとは何か、どのようにそれを育むことができるのかを考察します。
- 自己嫌悪からの成長: 自己嫌悪を抱える人がどのようにして成長を遂げるのかを解説します。

エゴ・マネジメント力の育成
学校法人21世紀アカデメイアでは、「エゴ・マネジメント力」を育むための実践的な教育を展開しています。この力は、自分の心の中にある「厄介なエゴ」の動きを静かに見つめることができる能力であり、これを身につけるために、すべてのカリキュラムに「リフレクション」(反省・内省)の技法が取り入れられています。
リフレクションでは、学生たちが様々なグループ活動を振り返り、反省・内省を通じて「グループ」と「個人」の視点から「技術」と「心得」の課題を発見し、改善と成長の道を探ります。これは、優れた成長技法であり、21世紀アカデメイアだけが提供する独自のメソッドです。

21世紀アカデメイアの教育理念
激動の21世紀において、求められる人材は目の前の現実を「変革」していく力を持つことです。そのためには、人間や社会、自然に対する「深い思想」と、より良き未来を切り拓くための「高き志」が必要です。これらの思想と志に基づいた「未来のビジョン」を実現するためには、創造的な戦略と現実的な戦術が求められます。
21世紀アカデメイアでは、これらを実現するための「7つの叡智」を学ぶ場を提供しています。この叡智は以下の通りです:
- 人間、社会、自然に対する深い思想
- より良き未来を切り拓くための高き志
- 未来ビジョンを実現するための創造的な戦略
- 戦略を具体化するための現実的な戦術
- 戦術を実行するための高度な技術
- 多くの人々が周りに集まる真摯な人間力
- 自分自身を見つめ直す力
このように、21世紀アカデメイアは、教育を通じて学生の人間成長の基礎を築くことを目指しています。

田坂広志学長のプロフィール
田坂広志学長は、東京大学を卒業し、同大学院で工学博士を取得しました。彼は内閣官房参与として総理大臣の特別顧問を務め、ダボス会議のメンバーとして国際的に活躍しています。また、国内外で8800名以上の経営者やリーダーを育成してきた実績があります。
著書も多岐にわたり、100冊以上の著作を出版しており、教育やビジネス、人材育成に関する深い知見を有しています。
項目 | 内容 |
---|---|
著書名 | 人生で起こること すべて良きこと |
著者 | 田坂広志 |
出版日 | 2025年5月22日 |
主なテーマ | エゴ・マネジメント力 |
教育理念 | 7つの叡智 |
アカデメイアのカリキュラム | セブン・ステップ・カリキュラム |
以上のように、『人生で起こること すべて良きこと』は、エゴを理解し、管理するための具体的な技法を学ぶことができる重要な書籍であり、21世紀アカデメイアの教育理念とも密接に関連しています。これらの内容は、今後の人材育成においても大いに役立つことでしょう。
参考リンク: