藤井電機のアートベンチ「万華鏡」が5月21日から万博会場に設置
ベストカレンダー編集部
2025年5月22日 05:51
万華鏡ベンチ設置
開催日:5月21日

藤井電機の万博への挑戦と特設ページの公開
2025年5月21日、株式会社イマジナが藤井電機株式会社の特設Webページを公開しました。このページは、藤井電機が2025年に開催される大阪・関西万博に寄贈した照明付きアートベンチ「万華鏡」に関する情報を詳しく伝えるものです。創業77年を迎える藤井電機が、なぜこの万博に向けて“ひとつのベンチ”を贈るのか、その背景にある企業の姿勢や社員の想いを深く掘り下げています。
特設ページでは、藤井電機の企業理念や万博への参加意義が明確に示されています。特に、同社がなぜ「ベンチ」を選んだのか、その理由が重要なポイントとなっています。

なぜ、ベンチなのか──空間に命を吹き込む「藤井電機らしさ」
藤井電機は、病院や学校、公共施設などの電気工事を通じて、「人々が快適に暮らせる空間」を創造することに力を注いできました。インフラのその先にある“人の営み”を大切にしてきた同社は、万博では“人が立ち止まり、心を休める”ベンチの寄贈を選びました。
このベンチは、照明やアートにこだわり、空間をどう演出するかに真正面から向き合った結果です。多様な人々が集まる万博の会場において、ほんのひとときでも安らぎや記憶に残る体験を提供できるよう、設計・素材・演出に至るまで細部にこだわっています。

「万華鏡」のデザインとその意味
「万華鏡」と名付けられたこのベンチは、日本固有の無垢の檜を使用し、万華鏡の世界をイメージして制作されています。描かれた絵は「温かな生命のひかり」を表現し、照明は「平和を望む命のぬくもり」を象徴しています。
特に注目すべきは、このプロジェクトにおいて若手社員たちが設計図を描いたことです。彼らは中心となって幾度も議論を重ねながら、パートナー企業と共にこのベンチを形にしました。藤井社長が掲げる「社員が楽しくなければ意味がない」という言葉が、この文化を支えています。
万博という舞台での企業の誓い
藤井電機は1970年の大阪万博でも電気工事を担っており、55年後の今回、再び万博という未来の入り口で大阪、関西を盛り上げることを目指しています。この特製ベンチには、企業としての感謝と平和への願いが込められています。
昼と夜で表情を変える「万華鏡」のベンチは、訪れた人々がふと足を止め、癒され、心に残るような空間を提供することを目的としています。大阪から、世界中が平和であることを祈念しているのです。
設置場所と点灯時間
この特製ベンチは、2025大阪・関西万博会場内のオフィシャルストア「西ゲート店 KINTETSU」前に設置されます。点灯時間は16時から22時までです。
このように、藤井電機の「万華鏡」は単なるアートベンチではなく、企業の理念や社員の想いが詰まった象徴的な存在です。
企業情報とブランディング
株式会社イマジナは、藤井電機のブランディングを担当しており、企業の理念や文化を広めるための活動を行っています。以下に、イマジナの基本情報をまとめました。
社名 | 株式会社イマジナ |
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代表者 | 代表取締役社長 関野 吉記 |
本社所在地 | 〒102-0083 東京都千代田区麹町3-5-2 |
事業内容 | 企業ブランディング事業、コンサルティング事業、企業研修事業 |
TEL | 03-3511-5525 |
FAX | 03-3511-8228 |
URL | https://www.imajina.com/ |
藤井電機の挑戦は、単なるアートベンチの寄贈にとどまらず、企業の理念や社員の想いを具現化したものであり、万博という大きな舞台でその存在を示すことが期待されています。今後もこのような取り組みが多くの人々に影響を与えることを願います。