静岡大学発のクラフトジン、5月21日からクラウドファンディング開始!

クラフトジンプロジェクト

開催日:5月21日

クラフトジンプロジェクト
クラウドファンディングの目的は何?
クラウドファンディングの目的は、静岡大学発のクラフトジンを開発し、初回生産ロットを提供することです。
どんなリターンがあるの?
リターンには、金柑リキュールやワサビのジントニック、山椒のジントニック、柑橘のジントニックがあります。

国立大学発のクラフトジン蒸留所がクラウドファンディングに挑戦

静岡大学の研究所が立ち上げたAoi Gin Craft Technology株式会社(AGCT)は、日本初の大学発クラフトジンスタートアップとして注目を集めています。2025年5月21日に発表されたこのプロジェクトは、科学を駆使して新たなクラフトジンを生み出すことを目指しています。AGCTは、ジンの心臓部である「ボタニカル」の香り成分を科学的に解析し、データサイエンスを用いてフレーバーをデザインします。

このプロジェクトの目指すところは、地域に根ざした素材に新たな生命を吹き込むことです。静岡の地域特性(テロワール)を活かしたクラフトジンで、世界に挑戦する意気込みが感じられます。

国立大学発「クラフトジン蒸留所」がクラファンに挑戦! 画像 2

AGCTの理念と背景

AGCTという社名は、生命の設計図であるDNAを構成する4つの塩基(A:アデニン、G:グアニン、C:シトシン、T:チミン)に由来しています。これは、科学と自然をつなぐ使命を持つ企業であることを象徴しています。AGCTは、日本各地の未利用資源や特色ある植物に光を当て、独創的で新しいクラフトジンを生み出すことを目指しています。

初回生産ロットは、クラウドファンディングの返礼品として提供される予定です。このプロジェクトは、地域の素材を活かした「命を吹き込むジン」を世界に送り出す旅の一環として位置づけられています。

国立大学発「クラフトジン蒸留所」がクラファンに挑戦! 画像 3

クラウドファンディングのリターン内容

今回のクラウドファンディングでは、以下の4種類のリターンが用意されています。どれも素材の良さをぎゅっと閉じ込めた自信作です。

  • 金柑リキュール – 清水産の金柑を30%以上使用したリキュール。
  • ワサビのジントニック – 静岡のおいしい鮨やお刺身にぴったりのピリリとした味わい。
  • 山椒のジントニック – ジューシーでふわふわの鰻重や和食に合うキリっとした味わい。
  • 柑橘のジントニック – 清水みかんや地産金柑、レモンを使った飲み口優しいジントニック。

これらのリターンは、静岡大学で培った科学力を武器にしたジャパニーズクラフトジンの新しい提案として、多くの人々に楽しんでもらえることを目指しています。

国立大学発「クラフトジン蒸留所」がクラファンに挑戦! 画像 4

静岡大学の技術と知見を活かした商品開発

AGCTは、静岡大学農学部の技術や知見を存分に商品に反映させ、根拠ある「おいしさ」を実現することに注力しています。代表取締役である静岡大学農学部植物機能生理学研究室の一家崇志准教授は、「静岡らしさ」を国内外に幅広くPRしていくことを強調しています。

このプロジェクトを通じて、静岡の地域資源を最大限に活用し、地域経済の活性化にも寄与することが期待されています。AGCTの取り組みは、科学と地域の特性を融合させた新しいビジネスモデルとして、今後の展開に注目が集まります。

国立大学発「クラフトジン蒸留所」がクラファンに挑戦! 画像 5

まとめ

Aoi Gin Craft Technology株式会社は、静岡大学の研究成果を基にしたクラフトジンの開発を進めており、クラウドファンディングを通じてその初回生産ロットを提供します。地域の素材を活かした独創的なジンが、科学の力によって生まれることが期待されています。

以下は、今回のプロジェクトに関する重要な情報をまとめた表です。

項目 内容
会社名 Aoi Gin Craft Technology株式会社(AGCT)
設立背景 静岡大学の研究所から発展したスタートアップ
クラウドファンディング開始日 2025年5月21日
リターン内容 金柑リキュール、ワサビのジントニック、山椒のジントニック、柑橘のジントニック
代表者 一家崇志准教授(静岡大学農学部)
公式リンク プロジェクトページ

このように、AGCTの取り組みは、地域の特性を活かした新しいクラフトジンの開発を通じて、静岡の魅力を広めることを目指しています。

参考リンク: