5月14日から大阪万博オランダパビリオンで『世界のおにぎり』販売開始
ベストカレンダー編集部
2025年5月21日 11:23
世界のおにぎり販売
開催期間:5月14日〜10月13日

ニコニコのりと大阪芸術大学のコラボレーション
ニコニコのり株式会社は、1921年以来、海苔専業メーカーとして高品質な海苔製品を提供してきました。近年、同社は学校法人塚本学院 大阪芸術大学との包括連携協定を結び、2022年10月より『世界のおにぎり』プロジェクトに取り組んでいます。このプロジェクトは、万博に向けた学生の創造力やアイデアを生かし、ニコニコのりの商品開発力を活かして製品化を進めるものです。
この取り組みにより、27か国41種類のおにぎりが製品化され、万博期間中に販売されることとなりました。『世界のおにぎり』の多様な美味しさは、多くのお客様から高い評価を受けています。

『世界のおにぎり』プロジェクトの目的
『世界のおにぎり』は、世界各国の料理や食材の特徴を生かしたおにぎりを通じて、国際文化への理解を深めることを目的としています。このプロジェクトでは、各国の大使館や領事館の協力を得て、多くのユニークなおにぎりが商品化されています。ニコニコのりは、海苔の美味しさと世界の食文化が融合した新たな食体験を提供することを目指しています。
具体的には、以下のような国々の料理を取り入れたおにぎりが販売されています:
- フランス
- イタリア
- メキシコ
- インド
- オランダ

オランダパビリオンでの特別メニュー
現在、大阪・関西万博のオランダパビリオンでは、オランダの伝統食「ビターバレン」と「ヒュッツポット」を再現したおにぎりが販売されています。これらのおにぎりは、ニコニコのりのおにぎり専門店「笑屋NICO-YA」が製造・納品しており、万博全期間中においてオランダパビリオン内で楽しむことができます。
オランダは、世界第二位の食料生産大国であり、持続可能な食料生産の実現に向けて「代替たんぱく質」の取り組みを強化しています。今回販売されるおにぎり2品は、植物由来の肉を使用しており、動物性食材を一切使用せずに本場の味を再現しました。これにより、ベジタリアンやヴィーガンの方々でも楽しめる美味しさを実現しています。
オランダパビリオンでの販売情報は以下の通りです:
販売場所 | オランダパビリオン内1階カフェ |
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営業情報 | 10:45頃〜21:00(売切れ次第終了) |
販売期間 | 2025年10月13日(月・祝)まで |
商品名 | ビターバレンおにぎり(オランダ)650円 ヒュッツポットおにぎり(オランダ)650円 |

象印マホービンとのコラボレーション
さらに、ニコニコのりは象印マホービン株式会社とコラボレーションし、万博会場内において「ONIGIRI WOW」というおにぎり専門店でも『世界のおにぎり』を販売しています。象印マホービンは、2023年よりニコニコのり・大阪芸術大学と共創し、約6ヶ月間の会期中に4種類ずつの期間限定おにぎりを提供しています。
特に、オランダナショナルデーを含む5月14日から6月10日までの期間には、オランダの「ビターバレンおにぎり」が販売される予定です。ニコニコのりは、おにぎり向けにプレミアムブランド焼きのり「極」を提供し、店舗運営を支援しています。
ニコニコのりの企業理念と今後の展望
ニコニコのりは、1921年に創業以来、海苔専業メーカーとしての地位を確立し、2015年にはおにぎらず専用商品を発売するなど、業界の革新をリードしてきました。また、自社の直営店「笑屋NICO-YA」を開業し、さらに2022年秋には化粧品ブランド「EMILUS」を立ち上げるなど、海苔の新しい可能性を探求しています。
同社は、今後も世界中のお客様に「笑顔の食卓文化」を届けることを目指し、様々な商品開発やコラボレーションを進めていく計画です。
項目 | 詳細 |
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プロジェクト名 | 世界のおにぎり |
販売場所 | オランダパビリオン、ONIGIRI WOW |
販売期間 | 2025年10月13日まで |
商品名 | ビターバレンおにぎり、ヒュッツポットおにぎり |
価格 | 各650円(税込) |
企業理念 | 笑顔の食卓文化の提供 |
以上の内容から、ニコニコのりと大阪芸術大学のコラボレーションによる『世界のおにぎり』プロジェクトは、国際文化への理解を深めるだけでなく、持続可能な食文化の発信にも寄与しています。これにより、多様な食の選択肢を提供し、さまざまな人々が楽しめる食体験を創出しています。