5月23日発売!赤外線写真を楽しむための新フィルター「PRO1D R72 N」
ベストカレンダー編集部
2025年5月21日 05:46
PRO1D R72 N発売
開催日:5月23日
近赤外線透過フィルター「PRO1D R72 N」の概要
株式会社ケンコー・トキナー(本社:東京都中野区、代表取締役社長:櫻井 匡)は、肉眼とは異なる明暗の赤外線写真を楽しむことができるデジタルカメラ用近赤外線透過フィルター「PRO1D R72 N」の販売を、2025年5月23日より開始します。このフィルターは、デジタルカメラ専用の可視光カット機能を持ち、赤外線を透過させる特性を持っています。
「PRO1D R72 N」のメーカー希望小売価格は、径52mmのモデルが12,000円(税別)、径82mmのモデルが24,500円(税別)となっています。
「PRO1D R72 N」の特徴と機能
このフィルターは、従来の「PRO1D R72」からパッケージをリニューアルしたもので、赤外線写真の撮影をより楽しむための機能が充実しています。赤外線撮影では、肉眼では見えない世界を捉えることができ、特に植物や雲、青空などのコントラストが強調されるため、独特の美しさを持つ写真を撮影することができます。
デジタルカメラはローパスフィルターによって赤外線をカットしますが、わずかに赤外線を感光するため、R72フィルターを使用することで肉眼とは異なる明暗の赤外線写真を楽しむことができます。特に、撮影後すぐに画像を確認し、露出の調整を行うことができるため、初心者でも扱いやすいフィルターと言えます。
使用方法と撮影のコツ
「PRO1D R72 N」を使用する際は、カメラのモードをモノクロモードに設定することが推奨されています。晴天の日中でも、数秒から数十秒のスローシャッターでの撮影が必要となるため、中型以上の三脚を使用することが重要です。
また、一般的な赤外線写真はモノクロで撮影されることが多いですが、カラー赤外線写真も楽しむことができます。カラー(RAW)で撮影し、パソコンの画像処理ソフトで色を置き換えるカラースワップ処理を行うことで、さらに幻想的でオリジナリティのある作品を創り出すことが可能です。
赤外線写真の魅力と特性
赤外線写真は、特に植物の葉や雲が白く写り、青空や水面が黒く写るため、独特のコントラストを持つ写真が得られます。この特性を利用することで、通常の写真とは異なる視覚体験を提供します。
以下は、赤外線写真の特徴をまとめたものです。
- 植物の葉や雲: 白く写る
- 青空や水面: 黒く写る
- 独特のコントラスト: 通常の写真とは異なる印象を与える
- 幻想的な作品: カラースワップによる新たな表現が可能
フィルターの技術的特性
「PRO1D R72 N」は、赤外域の透過特性を考慮したデジタルマルチコートが採用されています。これにより、光の透過率が向上し、よりクリアな画像を得ることができます。なお、従来パッケージとの識別のために商品名末尾に「N」が付けられていますが、フィルター効果は従来の「PRO1D R72」と同一です。
まとめ
「PRO1D R72 N」は、デジタルカメラで赤外線写真を楽しむための優れたフィルターです。肉眼では捉えられない美しい世界を表現するためのツールとして、多くの写真愛好家にとって魅力的な選択肢となるでしょう。以下に、製品の主要なポイントをまとめます。
| 製品名 | 発売日 | 価格(税別) | 特長 | 使用方法 |
|---|---|---|---|---|
| PRO1D R72 N | 2025年5月23日 | 12,000円(52mm径)~24,500円(82mm径) | 可視光カット、近赤外線透過フィルター | モノクロモードでスローシャッター撮影 |
このフィルターを使用することで、赤外線写真の新たな楽しみ方を見出すことができるでしょう。興味のある方は、ぜひ製品ページを訪れて詳細をご確認ください。
参考リンク: