5月25日開催！近鉄電車で体験する八尾市のものづくりイベント

近鉄電車の車両内で楽しむものづくり体験イベント

2025年5月25日（日曜日）、大阪市天王寺区の近畿日本鉄道「大阪上本町駅」構内にて、八尾市の魅力を体感できるものづくり体験イベント「第4回こうばのでんしゃ FactorISM in 近鉄電車」が開催されます。このイベントでは、八尾市の企業が出展し、来場者が実際にものづくりを体験することができる貴重な機会を提供します。

主催は、八尾市と「ものづくりのまち・八尾」の魅力を発信する地域産業活性化プロジェクト「みせるばやお」、そして近畿日本鉄道株式会社が連携して実施します。近鉄電車の車内やホーム全体を利用し、子どもから大人まで楽しめる体験型イベントとして位置づけられています。

八尾市内の企業が多数出展

今回のイベントには、八尾市内の企業14社が参加予定で、特に注目されるのは錦城護謨株式会社です。錦城護謨は、家電製品のゴム部品製造において高い国内シェアを誇り、また大阪・関西万博の会場用地である夢洲の地盤改良工事にも携わっています。

このイベントでは、錦城護謨が製造工程で生じるゴムの端材を使った「ミサンガ作り」のワークショップや、オリジナルブランド「KINJO JAPAN」のシリコーングラスの販売も行います。これにより、来場者は実際にものづくりの過程を体験しながら、八尾市の技術力を肌で感じることができます。

イベントの魅力

「第4回こうばのでんしゃ FactorISM in 近鉄電車」は、2022年にスタートしたオープンファクトリーイベント「FactorISM」のスピンオフ企画として位置づけられています。昨年の開催時には、約3,500人の来場者を記録し、親子連れを中心に賑わいました。

今年も多くの来場が期待されており、特に未来を担う子どもたちにものづくりの現場の魅力や社会とのつながりを体感してもらうことを目的としています。

開催概要

以下に、イベントの詳細情報をまとめました。

入場方法について

イベント会場への入場には、乗車券類（きっぷ・ICカードなど）または入場証が必要です。電車に乗車しない場合、大阪上本町駅の地上改札口で配布される入場証を受け取り、スタッフの指示に従って会場内に入ることができます。

八尾市と錦城護謨の紹介

八尾市は、大阪・関西万博「ヘルスケアパビリオン」に出展する唯一の自治体としても知られています。このパビリオンには、錦城護謨を含む八尾市内のものづくり企業13社が出展予定です。これを記念して、万博仕様のラッピング車両内での体験型展示も行われます。

錦城護謨株式会社は、創業89年を迎え、家電製品のゴム部品製造において国内で高いシェアを誇ります。自動車や医療機器など多様な分野で活躍し、近年では福祉関連事業にも注力しています。

「第4回こうばのでんしゃ FactorISM in 近鉄電車」は、八尾市のものづくりを体感できる貴重なイベントです。地域の企業とともに、ものづくりの魅力を広く発信する機会となるでしょう。興味のある方は、ぜひ参加を検討してみてはいかがでしょうか。