楽天証券とみずほ銀行、7月から新金融教育サービスを開始!
ベストカレンダー編集部
2025年5月20日 10:32
金融協同サービス開始
開催日:7月1日
楽天証券とみずほ銀行が協同サービスを開始
2025年5月20日、楽天証券株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:楠 雄治)と株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、頭取:加藤 勝彦)は、Workplace Business(企業内個人ビジネス)における協同サービスを開始することを発表しました。この取り組みは、企業の人的資本経営の強化と、従業員のFinancial Well-Beingの実現を目指しています。
両社の協力により、企業とその従業員が直面する課題を解決するための新しいサービスが提供されます。具体的には、2025年7月から金融経済教育支援プログラム「MONEY NAVIGATOR」を、2025年10月からは福利厚生制度として「職場つみたてNISA」を導入する予定です。
金融経済教育支援プログラム「MONEY NAVIGATOR」
「MONEY NAVIGATOR」は、みずほ銀行と楽天証券が共同で制作した動画を主体とした教育プログラムです。このプログラムは、年間約1,200社で資産形成に関するセミナーを開催し、幅広い年代の従業員に金融経済教育を提供します。
楽天証券は、年間18万人以上が参加するセミナーを企画・運営しており、両社の強みを活かしたこのプログラムを通じて、従業員は人生100年時代に必要な金融知識を体系的に学ぶことができます。
- 提供方法:オンライン受講(通勤中や休憩時間、休日などに視聴可能)
- 対象:幅広い年代の従業員
- 目的:金融知識の習得とお金に対する不安軽減
福利厚生制度「職場つみたてNISA」
「職場つみたてNISA」は、事業主が従業員の資産形成を支援するための制度です。2025年10月以降、みずほ銀行の法人のお客様はこの制度を導入することで、楽天証券のNISA口座を通じて、給与天引きまたは口座振替の方式で積立投資が可能になります。
この制度では、手続きや取引が楽天証券のウェブサイトを利用して行えるため、積立設定や資産管理が簡便に行えます。さらに、「MONEY NAVIGATOR」と併用することで、学びと実践を同時に行うことができ、従業員の資産形成をより効果的に支援します。
- 提供方法:給与天引き方式・口座振替方式
- 対象商品:投資信託
- 取扱銘柄数:つみたて投資枠267本、成長投資枠1,349本(2025年5月1日時点)
両社の連携と今後の展望
楽天証券とみずほ銀行は、2022年10月に戦略的資本業務提携を締結し、オンラインとリアル双方の強みを活かした連携を進めています。両社は、資金を効率的に活用できる機会を提供し、金融商品取引に必要な銀行・証券口座間の資金移動の利便性を向上させることで、多くのお客様のニーズに応えるサービスを提供します。
今後も、Workplace Businessにおいて両グループは、協同してお客様により良いサービスを順次拡大提供していく予定です。これにより、あらゆる個人のお客様ニーズに応える本格的なハイブリッド型の総合資産コンサルティングサービスの実現を目指します。
サービス概要の整理
| サービス名 | 提供者 | 提供開始予定 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| MONEY NAVIGATOR | みずほ銀行・楽天証券(共同提供) | 2025年7月(予定) | 金融経済教育プログラム、オンライン受講可能 |
| 職場つみたてNISA | 楽天証券 | 2025年10月(予定) | 給与天引き・口座振替方式での積立投資 |
以上のように、楽天証券とみずほ銀行の協同サービスは、企業の人的資本経営や従業員のFinancial Well-Beingを支援する新しい取り組みです。両社の強みを活かしたこのサービスにより、従業員の金融知識の向上や資産形成が促進され、企業全体のエンゲージメント向上にも寄与することが期待されます。
参考リンク: