2029年1月末に東京駅前に新劇場誕生、阪急電鉄と梅田芸術劇場が運営

東京駅前劇場新設

開催日:1月31日

東京駅前劇場新設
新しい劇場はどこにできるの?
新しい劇場は東京都中央区八重洲二丁目に設立され、JR東京駅前に位置します。
劇場の開業はいつ頃?
劇場の開業は2029年度を予定しており、建物の竣工は2029年1月末を予定しています。

阪急電鉄と梅田芸術劇場が新たなエンタテインメント拠点を設立

阪急電鉄株式会社は、2025年5月19日に発表したプレスリリースにおいて、八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業において、最新の設備を備えた約1,300席の劇場を新設することを明らかにしました。この劇場は、梅田芸術劇場が運営を担うことになります。

本事業は、JR東京駅前の八重洲エリアで進められており、約2haの広大な敷地に、約39万平方メートルの延床面積を誇るミクストユース型のビルが開発される大規模プロジェクトです。このビルには、オフィスや商業施設に加え、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナルなどが整備される予定となっています。竣工は2029年1月末を予定しています。

阪急電鉄と梅田芸術劇場がエンタテインメントの新たな拠点をJR東京駅前に設けます ~ 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業において劇場を新設 ~ 画像 2

八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の詳細

八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業は、八重洲二丁目中地区市街地再開発組合と、参加組合員6社(鹿島建設株式会社、住友不動産株式会社、独立行政法人都市再生機構、阪急阪神不動産株式会社、ヒューリック株式会社、三井不動産株式会社)によって推進されています。このプロジェクトは、東京駅前の八重洲エリアにおいて最大級の再開発事業となります。

以下は本事業の概要です:

  • 事業名:八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
  • 施行者:八重洲二丁目中地区市街地再開発組合
  • 所在地:東京都中央区八重洲二丁目4~7番
  • 区域面積:約2.2ha
  • 敷地面積:約19,560平方メートル
  • 延床面積:約389,290平方メートル
  • 主要用途:事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場等
  • 階数・高さ:地上43階/地下3階、約227m
  • 設計・施工:基本設計・実施設計監修・監理は株式会社日建設計、実施設計・監理は鹿島建設株式会社、有限会社空間創造研究所(劇場・舞台設備)、施工は鹿島建設株式会社
  • 交通アクセス:JR「東京」駅八重洲口(徒歩3分、地下直結)、東京メトロ銀座線「京橋」駅(徒歩2分、地下直結)、東京メトロ有楽町線「銀座一丁目」駅(徒歩5分)、東京メトロ銀座線・東西線・都営浅草線「日本橋」駅(徒歩8分)
  • 建物竣工:2029年1月末(予定)

また、本建物は東京都帰宅対策困難者条例に基づき、大規模災害の発生時には一時滞在施設として利用される計画もあります。

新設劇場の特徴と運営方針

新設される劇場は、約1,300席を予定しており、東京都中央区八重洲二丁目に位置します。劇場は八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業の3階から6階の一部に設けられます。開業時期は2029年度を予定しています。

阪急電鉄は、既に3つの宝塚歌劇専用劇場と2つの一般劇場を運営しており、これらの経験を活かして新設劇場でも質の高い演目を提供する方針です。特に、ミュージカルや演劇、宝塚歌劇、コンサートなど多様なジャンルの上演を通じて、国内外からの観客を迎え入れ、夢と感動を提供することを目指しています。

新劇場は、JR東京駅前という最高の立地を活かし、国内外から幅広くお客様をお招きすることで、世界と日本を結ぶ新たなエンタテインメントの拠点となることを目指しています。出演者や公演関係スタッフを含め、劇場に関わるすべての方々に愛される劇場となるよう努力を重ね、地域の賑わいの創出と芸術・文化の発展に寄与する意向が示されています。

まとめ

阪急電鉄と梅田芸術劇場による新たな劇場の設立は、東京駅前という戦略的な立地において、エンタテインメントの新たな拠点を形成する重要なプロジェクトです。以下に、本記事で紹介した内容を表にまとめます。

項目 詳細
事業名 八重洲二丁目中地区第一種市街地再開発事業
所在地 東京都中央区八重洲二丁目4~7番
劇場客席数 約1,300席(予定)
開業時期 2029年度(予定)
主要用途 事務所、店舗、劇場、サービスアパートメント、インターナショナルスクール、バスターミナル、駐車場等
交通アクセス JR「東京」駅八重洲口(徒歩3分)、東京メトロ銀座線「京橋」駅(徒歩2分)等
建物竣工予定 2029年1月末

このように、阪急電鉄と梅田芸術劇場が進める新しい劇場のプロジェクトは、東京のエンタテインメントシーンにおいて大きな影響を及ぼすことが期待されています。今後の進展に注目が集まります。

参考リンク: