ビョークのコンサート映画、5月30日から全国16劇場で拡大公開決定!
ベストカレンダー編集部
2025年5月19日 11:29
ビョーク映画拡大公開
開催期間:5月30日〜6月5日

コンサート映画『ビョーク:コーニュコピア』の拡大公開について
イオンシネマ系の劇場にて上映中のコンサート映画『ビョーク:コーニュコピア』が、引き続き大好評を博していることを受け、さらに新たに16劇場での上映が決定しました。これにより、より多くの観客がビョークの芸術的な世界観を大スクリーンで体験できる機会が増えます。2025年5月19日、カルチャヴィル合同会社が発表しました。
本作は、観た人々から「圧倒された」「すごい没入感だった」といった声が寄せられ、当初は主要都市を中心に全国12館での上映が行われていました。特にメイン劇場であるTOHOシネマズ 日比谷では、満席が続き、5月22日までの延長上映が決定しています。このような反響に応える形で、イオンシネマでは新たに16劇場での上映を決定しました。

追加上映劇場の詳細
以下は、5月30日から6月5日までの1週間限定で上映される新たな追加劇場のリストです:
地域 | 劇場名 |
---|---|
北海道 | イオンシネマ江別 |
山形 | イオンシネマ天童 |
東京 | イオンシネマ板橋、イオンシネマ多摩センター、イオンシネマ日の出 |
神奈川 | イオンシネマ港北ニュータウン、イオンシネマ座間 |
千葉 | イオンシネマ幕張新都心、イオンシネマ千葉ニュータウン |
埼玉 | イオンシネマ浦和美園、イオンシネマ春日部、イオンシネマ大井 |
群馬 | イオンシネマ太田 |
茨城 | イオンシネマ守谷 |
新潟 | イオンシネマ新潟西 |
宮城 | イオンシネマ新利府 |
石川 | イオンシネマ白山、イオンシネマ金沢 |
愛知 | イオンシネマ名古屋茶屋、イオンシネマ常滑 |
三重 | イオンシネマ東員 |
滋賀 | イオンシネマ近江八幡 |
大阪 | イオンシネマ茨木、イオンシネマりんくう泉南、イオンシネマシアタス心斎橋 |
京都 | イオンシネマ京都桂川、イオンシネマ久御山 |
和歌山 | イオンシネマ和歌山 |
広島 | イオンシネマ広島西風新都 |
香川 | イオンシネマ高松東 |
愛媛 | イオンシネマ今治新都市 |
福岡 | イオンシネマ大野城、イオンシネマ戸畑 |
佐賀 | イオンシネマ佐賀大和 |
熊本 | イオンシネマ熊本 |
また、5月23日から5月29日まで、東京の109シネマズ プレミアム新宿でも上映され、同期間中には大阪の扇町キネマでも上映が行われます。さらに、6月3日から6月5日まで福岡のユナイテッド・シネマ キャナルシティ13でも上映予定です。

『ビョーク:コーニュコピア』の作品概要
『ビョーク:コーニュコピア』は、アイスランドの伝説的アーティスト、ビョークによる5年にわたるコーニュコピア・ツアーの一環として、2023年にリスボンのアルティス・アリーナで行われたパフォーマンスを撮影したものです。監督はイーソルド・ウッガドッティルが務め、ビョークのアルバム『フォローラ』(2022年)、『ユートピア』(2017年)、『ヴァルニキュラ』(2015年)の楽曲が、こだわりのステージデザインとマルチメディア要素で表現されています。
映画版では、21世紀のVR映像を19世紀の劇場空間へと変貌させる演出が見事に映像作品として記録されています。すべての歌詞はビョーク自身の手書きによる英語でスクリーンに表示され、観客は彼女の音楽とビジュアルアートの融合を全身で体験することができます。

ビョークのメッセージと環境への取り組み
ビョークは本作を通じて、環境危機に対する彼女の哲学にも触れ、終末後の希望に満ちた未来像を提示しています。彼女のパフォーマンスは、音楽的革新や環境活動、感情表現を融合させたものであり、観客にとってはただのコンサートではなく、彼女の芸術世界へ没入する貴重な体験となります。
本作は、オーストラリア、ブラジル、カナダ、デンマーク、フランス、ドイツ、スペイン、スウェーデン、アメリカ、イギリス、そして日本を含む25カ国以上、約500館の映画館で限定上映されます。日本では5月7日からTOHOシネマズ 日比谷ほかで公開され、上映時間は1時間39分となっています。

業界からの反響と関係者のコメント
『ビョーク:コーニュコピア』は、業界誌からも高い評価を得ています。ニューヨーカー誌は「変革のためのファンタジー」と称賛し、ニューヨーク・マガジンは「この街のステージに上がった中で最も信じがたい光と音のショー」と評しています。さらに、インディペンデント紙は「これまで体験した中で最も没入的で陶酔感のある映像体験」とし、ビョークのアートがこれまで以上に大胆であると述べています。
関係者からは、視覚アーティストのコンサートを映画館の大画面で観ることの意義が強調されています。エイミー・フレッシュウォーター氏は、「アーティストの構想そのままに、その芸術世界へ没入する体験」と語り、マーク・アレンビー氏は「この伝説的なコンサートを世界各国の映画館で上映できることを嬉しく思う」と述べています。
作品の詳細とビョークの影響力
作品の概要は以下の通りです:
項目 | 詳細 |
---|---|
原題 | Björk’s Cornucopia |
上映時間 | 1時間54分 |
監督 | イーソルド・ウッガドッティル |
ビジュアル共同クリエイティブディレクター | ジェームズ・メリー |
音楽監督・再録音ミキサー | ベルグル・ソリッソン |
製作 | S101およびSnowstorm |
ビョークは、音楽、ビジュアルアート、パフォーマンスを融合させる革新的なアーティストであり、全世界で2,000万枚以上のアルバムを売り上げています。彼女の作品は、常に新しい挑戦を続けており、今回の『コーニュコピア』でもその姿勢が色濃く反映されています。
このように、ビョークのコンサート映画『ビョーク:コーニュコピア』は、観客にとって貴重な映像体験となることが期待されます。彼女の音楽とビジュアルアートの融合を大スクリーンで楽しむ機会を逃さないようにしましょう。
参考リンク: