5月19日から提供開始!exaBase 生成AIがOpenAI o3を導入し推論速度が向上
ベストカレンダー編集部
2025年5月19日 10:01
OpenAI o3提供開始
開催日:5月19日

国内市場シェア1位の「exaBase 生成AI」がOpenAI o3の提供を開始
株式会社エクサウィザーズのグループ会社である株式会社Exa Enterprise AIは、2025年5月19日より、法人向けChatGPTサービス「exaBase 生成AI」において、OpenAIが発表した最新の大規模言語モデル「OpenAI o3」の提供を開始しました。この新モデルは、従来のOpenAI o1を大きく上回る推論速度と大容量のコンテキストウィンドウを備えており、リアルタイム性と高精度な生成を両立しています。
exaBase 生成AIは、国内市場でシェア1位を獲得しており、今後も多様な基盤モデルへの対応を拡充し、利用者の選択肢を広げていく方針です。
OpenAI o3の特徴
OpenAI o3は、OpenAIが提供する最新の大規模言語モデルであり、以下のような特徴を持っています。
- 高いリーズニング機能: OpenAI oシリーズは、回答に至るまでの手順を自律的に構築する論理的思考を有しており、従来のGPTシリーズと比較して高い性能を誇ります。
- 推論速度の向上: 従来モデルであるOpenAI o1よりも早い推論速度を実現しています。
- 大容量コンテキストウィンドウ: 最大200kトークンの大容量コンテキストウィンドウにより、長大な文書や複雑な会話も一度に処理することが可能です。
- マルチモーダル対応: テキスト・画像のマルチモーダルに対応しており、1つのAPIで多様なデータをシームレスに扱えます。
- 高精度な知識・推論能力: クリエイティブな生成力と高精度な知識・推論能力を兼ね備えています。
利用条件と料金について
exaBase 生成AIのユーザーは、OpenAI o3をお申し込みの必要なくそのまま利用できるようになります。利用にあたっては、以下の条件があります。
- OpenAI oシリーズは入出力テキスト以外にも表示されない内部推論トークンを消費しますが、課金は入力テキストと出力テキストに対してのみ行われます。
- 各モデルの費用や詳細については、公式サイトからのお問い合わせが必要です。
利用者は、コストを気にすることなく、高速で高精度なAIモデルを活用することができるようになります。
exaBase 生成AIの利用状況と機能
exaBase 生成AIは、2023年6月の有料サービス開始以来、約820社、8万以上のユーザーに利用されています。法人が生成AIを利用する際の課題であるセキュリティやコンプライアンス面にも配慮されており、管理者側での利用状況の把握や禁止ワードの登録などに対応しています。
さらに、利用者は生成AIの利用による生産性向上を把握するための機能も提供されています。画面上でグラフ形式で確認できるため、効果を視覚的に理解することが可能です。自社独自のデータを基に生成AIを活用することもでき、利用者や管理者は自社独自のファイルをアップロードし、その内容を基にした対話や生成が行える機能も装備されています。
会社概要
株式会社Exa Enterprise AIは、東京都港区に本社を置き、2023年10月に設立されました。代表取締役は大植 択真氏で、生成AI等のテクノロジーを利活用したプロダクトやサービスの企画・開発・販売を通じて、企業の業務改革や生産性向上を目指しています。
また、親会社である株式会社エクサウィザーズは、AIを利活用したサービス開発による産業革新と社会課題の解決を目指しており、2016年2月に設立されました。両社の公式サイトは以下の通りです。
まとめ
この記事では、株式会社Exa Enterprise AIが提供する「exaBase 生成AI」におけるOpenAI o3の導入について詳しく解説しました。以下に、主要な情報をまとめます。
情報 | 詳細 |
---|---|
サービス名 | exaBase 生成AI |
新モデル | OpenAI o3 |
推論速度 | OpenAI o1を上回る |
コンテキストウィンドウ | 最大200kトークン |
ユーザー数 | 約820社、8万以上 |
セキュリティ機能 | 利用状況の把握、禁止ワード登録 |
会社設立 | 2023年10月 |
このように、exaBase 生成AIは、最新の技術を駆使し、利用者に高いパフォーマンスを提供しています。今後の展開にも注目が集まります。
参考リンク: