GIROの新型ロードシューズIMPERIAL IIとEMPIRE SLX IIが5月16日発売開始

GIRO（ジロ）の新しいロードシューズが登場

2025年5月15日、アメリカの自転車用ヘルメットやシューズブランドGIRO（ジロ）から、待望のハイエンドロードシューズがフルモデルチェンジを果たしました。新モデルとして登場するのは、IMPERIAL（インペリアル）とEMPIRE SLX（エンパイア SLX）の2つで、それぞれIMPERIAL II（インペリアル ツー）とEMPIRE SLX II（エンパイア SLX ツー）という名称が付けられています。この新しいシューズは、5月16日（金）から発売が開始されます。

新しいIMPERIAL IIとEMPIRE SLX IIは、高剛性化と履き心地の向上を実現しており、特にサイクリング愛好者にとって魅力的な製品となっています。

新シューズの特徴

IMPERIAL IIとEMPIRE SLX IIは、以下のような特徴を備えています。

• BOAモデルとシューレースモデルの選択肢
• 新しいメッシュ素材を使用し、より涼しく柔らかい履き心地
• 超軽量オリジナルカーボンソールで剛性がアップ

IMPERIAL II（インペリアル ツー）

IMPERIAL IIは、通気性と快適性を向上させるために新しいSynchwire II アッパーを採用しています。このアッパーは、日本の繊維メーカー・帝人（TEIJIN）と共同開発された新素材で、従来のSYNCHWIREよりも通気性と柔軟性が向上しています。これにより、快適なフィット感が実現されています。

また、熱圧着されたTPU補強により、軽量性と耐久性を両立させています。Synchwire IIの上には熱圧着されたTPUが使用されており、軽量かつ高耐久に仕上げられています。

軽量アルミ製BOAダイヤル LI2

IMPERIAL IIのBOAダイヤルモデルは、引き続き締める／緩めるの両方向で微調節が可能なLI2モデルを使用しています。アルミ製にアップデートされており、両方向の微調整が可能で、耐久性や耐衝撃性に優れています。このBOAダイヤルは、ソフトワイヤレースと組み合わせることで、足にしっかりとフィットします。

LI2は耐久性が高く、衝撃、摩耗、汚れ、砂塵などにも強い設計です。

EMPIRE SLX II（エンパイア SLX ツー）

EMPIRE SLX IIは、伝統的な7ホールシューレーススタイルを採用しており、シューレース1ホールずつ締め込みの調整が可能です。これにより、ライダーの足に合わせた締め付けができ、他にはない圧倒的な履き心地を実現しています。

新型ソールは剛性が20Nmアップしており、前モデルではEASTON EC90を使用していましたが、今モデルからは新たに開発されたGIROオリジナルのアドバンスドカーボンファイバーソールが使用されています。

製品詳細と価格

以下はIMPERIAL IIとEMPIRE SLX IIの詳細な製品情報です。

GIRO（ジロ）について

GIROは、1985年に世界で初めて自転車用ヘルメットの原型となるソフトシェルヘルメットを世に送り出したパイオニアブランドです。安全性にこだわりを持ち、MIPSなどの技術を導入しています。また、サイクリングシューズにおいても、2010年代前半に超軽量シューレースモデルを復活させ、多くの注目を集めています。

現在では、ロードモデルをはじめ、MTB、トレッキング、街乗り用シューズなど、さまざまなモデルがラインナップされています。

GIROの製品についての詳細は、公式サイト（https://www.cog.inc/giro/）をご覧ください。

この記事では、GIROの新しいロードシューズIMPERIAL IIとEMPIRE SLX IIの特徴や詳細を紹介しました。新しい技術と素材を取り入れたこれらのシューズは、サイクリング愛好者にとって非常に魅力的な選択肢となるでしょう。