集英社青年漫画新人大賞2025が5月15日から投稿受付開始！未来の才能を発掘

集英社青年漫画新人大賞の創設

株式会社集英社は、青年漫画部門を構成する4媒体全てが参加する大型漫画賞「集英社青年漫画新人大賞2025」を創設することを発表しました。この新たな漫画賞は、未来の集英社青年漫画の“看板”となる才能を求めるものであり、2025年5月15日（木）より投稿受付を開始します。

この賞は、集英社の青年漫画部門がこれまでに開催した「1億円40漫画賞」と「週刊YJ45周年記念 青年漫画新人大賞」を前身としています。これらの賞では、多くの才能あふれる漫画家が誕生し、特に「1億円40漫画賞」では『ダイヤモンドの功罪』の平井大橋氏が「このマンガがすごい！2024」（宝島社）オトコ編第1位を獲得するなど、注目を集めました。

賞の概要と応募要項

「集英社青年漫画新人大賞2025」は、以下のような詳細を持つ漫画賞です。

• 募集テーマ: 全10部門
• 応募資格: プロ・アマ問いません。性別、年齢、国籍不問
• 応募形式: ページ数無制限（日本語作品のみ受け付け）
• 締切: 2025年9月30日（火）
• 発表: 2026年1月中旬頃より順次、公式サイトにて発表

また、応募は郵送またはWebフォームから可能で、郵送の場合は当日消印有効、Webフォームからの応募は同日23:59まで受け付けます。

募集する部門

応募者は、自身の才能が最も発揮できる部門を選んで応募することができます。募集する部門は以下の通りです。

1. バトル・アクション部門
2. スポーツ部門
3. 恋愛・ラブコメ部門
4. ギャグ・コメディ部門
5. キャラクター部門
6. ノージャンル部門
7. ネーム部門
8. となりのヤングジャンプ部門
9. グランドジャンプ部門
10. ウルトラジャンプ部門

賞金と審査員

この漫画賞の審査は、各部門の選考を「週刊ヤングジャンプ」、「となりのヤングジャンプ」、「ウルトラジャンプ」、「グランドジャンプ」の各編集部が担当し、最終選考は豪華な作家陣によって行われます。具体的な審査員は以下の通りです。

• 赤坂アカ（『かぐや様は告らせたい～天才たちの恋愛頭脳戦～』『【推しの子】』原作）
• 迫稔雄（『嘘喰い』）
• 野田サトル（『ゴールデンカムイ』）
• 原泰久（『キングダム』）
• ONE（『ワンパンマン』原作）

賞金は以下のように設定されています。

各部門選考から「部門大賞」作品が1作品選出され、全10作品が最終選考の対象となります。

注意事項と応募方法

応募に際しての注意事項として、他誌、他社を含む他の漫画賞で応募・受章した作品や、他媒体に掲載実績のある作品は応募不可です。また、一作品を複数部門に応募することも禁止されています。

応募方法の詳細については、公式サイトを確認することが推奨されます。公式サイトでは、応募要項や規約などの情報が掲載されています。

各媒体の概要

「集英社青年漫画新人大賞2025」に参加する4媒体について、以下にそれぞれの概要を示します。

週刊ヤングジャンプ

1979年創刊、2024年に45周年を迎える青年漫画誌。多彩なジャンルで多くの話題作を創出しています。

WEB「となりのヤングジャンプ」

2012年にローンチした完全無料・登録不要のwebコミックサイト。オリジナル連載や新人作家による読切を毎日更新しています。

月刊ウルトラジャンプ

1995年に発刊され、今年で30周年を迎える月刊青年誌。幅広いジャンルの連載作品を掲載しています。

グランドジャンプ

2011年に創刊した大人に響く青年漫画誌で、多くの実写ドラマ化作品を生み出しています。

これらの媒体は、それぞれ独自の特徴を持ち、様々な才能を発掘するための取り組みを行っています。

まとめ

「集英社青年漫画新人大賞2025」は、集英社の青年漫画部門が未来の才能を求めるために創設した新たな漫画賞です。参加する媒体の編集部が総力を挙げて取り組むこの賞は、多くの才能を発掘し、次世代の“看板作家”を育成することを目指しています。詳細は公式サイトで確認できるため、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

この新たな機会を通じて、多くの才能が集英社の漫画界に新風を吹き込むことが期待されます。