SIHOOが5月12日から大阪万博に出展、未来の書斎を体験しよう

大阪万博SIHOO出展

開催日:5月12日

大阪万博SIHOO出展
SIHOOが大阪万博に出展した理由って何?
SIHOOは深センのスマート製造を代表する企業として招待され、技術革新と産業高度化の成果を披露するために出展しました。
SIHOOが展示した製品にはどんな特徴があるの?
T6スマート人間工学チェアやD07デュアルモータースマート昇降デスクなど、健康管理機能や姿勢分析機能を備えた革新的な製品が展示されました。

SIHOO、大阪・関西万博「深センウィーク」に出展

2025年5月12日、大阪・関西万博の「深センウィーク」がエンパワリングライフゾーンP28に位置する中国パビリオンで開幕しました。今回のイベントにおいて、深圳市SIHOO智能家具有限公司(以下、SIHOO)は、深センのスマート製造を代表する企業として招待され、世界の産業ステージで深センの技術革新と産業高度化の成果を披露しました。

SIHOOが出展したテーマは「スマートライフ 未来の書斎」であり、T6スマート人間工学チェアやD07デュアルモータースマート昇降デスクなどの革新的な製品が展示されました。これにより、健康オフィスエコシステム分野における中国の「スマート製造」の取り組みを世界にアピールすることを目指しています。

SIHOO、大阪・関西万博「深センウィーク」に出展 – 中国のスマート製造を世界へ 画像 2

万博での出展と羅慧平会長のコメント

SIHOOの羅慧平会長は、「万博は世界経済や文化の成果を発信し、国際交流を促進する最高の舞台です。今回の出展を通じて、SIHOOが提供する健康的で快適なワークライフ体験を、より多くのユーザーに届けたいと考えています」と述べました。このコメントからも、SIHOOが万博を通じて目指すビジョンが伺えます。

さらに、初日には中国経済メディア「第一財経商業データセンター」のインタビュー番組「思路説」に出演し、製品戦略や国内外市場への展開、14年間の成長戦略について語りました。これにより、SIHOOの製品や理念がより多くの人々に伝わることを期待しています。

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注目の製品と「未来の書斎」のコンセプト

大阪万博の会場は155万㎡の広大な敷地に、161ヶ国と9つの国際機関が集結し、世界中からの来場者を魅了しています。特に中国パビリオンは1日平均5,700人以上の来場者を迎え、注目されているパビリオンの一つとなっています。SIHOOが深センを代表して注目を集める背景には、同社のブランド理念と万博のテーマ「未来社会の構築、明日の生活を想像する」との深い共鳴があります。

SIHOOは、T6スマート人間工学チェアとD07デュアルモータースマート昇降デスクを中心に「未来の書斎」を再現し、テクノロジーと持続可能性を融合させた次世代オフィスのビジョンを来場者に提案しました。

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製品詳細:T6スマート人間工学チェア

「未来の書斎」の目玉商品として展示されたT6スマート人間工学チェアには、「iChair軽圧解放テクノロジー」が搭載されています。この技術は、マッサージ機能、健康管理システム、スマート工学、没入型サウンド技術の4大機能を統合したものです。

内蔵の精密人体センサーは毎秒ユーザーの姿勢データを収集し、パーソナライズされた健康レポートを生成します。これにより、長時間の着座による健康リスクを「計測可能な健康管理」へと進化させています。

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製品詳細:D07デュアルモータースマート昇降デスク

「D07デュアルモータースマート昇降デスク」は、座業と立ち作業をシームレスに切り替えることで、長時間同じ姿勢を取り続けることによる健康リスクを効果的に予防します。この製品は2024年には米国MUSEデザインアワードで銀賞を受賞し、特にモーター制御の精密性とアプリ連携による姿勢分析機能が高く評価されています。

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持続可能な経済と健康オフィスエコシステムの構築

2025年大阪・関西万博は、日本政府が掲げる「ソサエティ5.0」と「SDGs達成加速」を二大テーマに据えています。SIHOOは、技術革新を通じた持続可能な開発に注力し、年間売上高の12〜15%を研究開発に投資しています。

主力製品「C300i」では、「ドミノ式スマートランバーサポートTC01」をモジュール化し、独立交換可能な設計を実現しました。これにより、椅子全体を買い替えることなく、マッサージや温熱機能のアップグレードが可能となり、消費者に経済的かつ持続可能な選択肢を提供しています。

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体験型店舗の展開

SIHOOは、全国30都市以上に160ヶ所以上の体験型店舗を展開する「体験型経済」モデルを採用しています。このモデルは、国連SDGsの「責任ある消費と生産」や「ディーセント・ワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」の理念と一致しており、ユーザーに製品の品質を直接体験してもらうことで、長期的な消費価値を伝えています。

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教育支援プロジェクトへの取り組み

SIHOOは近年、国連教育科学文化機関(UNESCO)と協力し、タンザニアの教育支援プロジェクトを開始しました。現地の学校に人間工学椅子を寄贈し、教職員の職場環境を改善することで、職業上の健康リスクによる人材流出の抑制に取り組んでいます。

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未来社会の構築に向けたビジョン

「未来社会の構築、明日の生活を想像する」というテーマで開催される大阪万博では、「人間中心」という理念が強調されています。急速に進化する技術の中で、如何に科学技術を真に人類の福祉に役立てるかが、今回の万博における中心的な議題となっています。

SIHOOは、この開発理念を通じて、常にユーザーの本質的なニーズを出発点に、製品開発を推進しています。技術を「真の人間工学」「真の品質」「真の健康」の3つの柱に基づき具現化し、中国の人間工学椅子業界をリードしてきました。

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将来的な展望と目標

羅慧平会長は、現在SIHOOが1,000万世帯にサービスを提供しているが、将来的には4億世帯への拡大を目指すと述べています。この目標を達成するために、以下の明確な戦略を示しました:

  • 製品面:技術革新を通じてユーザーに座り心地の健康ソリューションを継続的に提供する。
  • 需要面:利用シーン別の市場洞察を基に、幅広い年齢層や価格帯に対応できる多様な製品ラインナップを構築する。
  • 販売チャネル面:体験型店舗のさらなる拡充を進め、ユーザー志向のサービスネットワークを整備して、消費者により近い接点を構築する。

SIHOOは、技術革新を通じて健康で快適な生活空間の創造に取り組み、SDGsの実現に貢献することを目指しています。

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まとめ

項目 内容
企業名 SIHOO(深圳市SIHOO智能家具有限公司)
イベント名 大阪・関西万博「深センウィーク」
展示テーマ スマートライフ 未来の書斎
主な製品 T6スマート人間工学チェア、D07デュアルモータースマート昇降デスク
万博テーマ 未来社会の構築、明日の生活を想像する
持続可能な開発への取り組み 年間売上高の12〜15%を研究開発に投資
目標世帯数 4億世帯へのサービス提供

SIHOOの出展は、深センのスマート製造を世界に示す重要な機会であり、技術の価値を人間のニーズに深く共感する形で発信することを目指しています。このような取り組みが、持続可能な社会の実現に寄与することが期待されます。