5月19日から開催!大阪・関西万博で復興庁が震災復興をテーマに展示

復興庁万博テーマウィーク

開催期間:5月19日〜5月24日

復興庁万博テーマウィーク
復興庁万博テーマウィークって何をするの?
復興庁万博テーマウィークでは、被災地の復興をテーマにした展示が行われ、震災伝承や災害対応、食・水産業の復興などが紹介されます。
オープニングセレモニーには誰が参加するの?
オープニングセレモニーには、伊藤復興大臣や荒川静香さん、福島県や宮城県、岩手県の知事が参加し、復興メッセージを発信します。

復興庁万博テーマウィーク展示が開催される背景

2025年大阪・関西万博は、世界中の国々の人々が集まり、未来社会を共に創造することを目的とした大規模な国際イベントです。この万博では、様々なテーマに基づく展示が行われ、その一環として復興庁が主催する「復興庁万博テーマウィーク」が実施されます。特に、被災地発の未来社会に向けた復興をテーマとした展示が、5月19日(月)から5月24日(土)までの6日間、EXPOメッセ(WASSE)で行われることが決定しました。

この展示は、東日本大震災からの復興を象徴するものであり、伊藤復興大臣やプロフィギュアスケーターの荒川静香さん、福島県、宮城県、岩手県の知事が登壇し、復興に向けたメッセージを発信します。展示内容は、震災の伝承や災害対応、食・水産業の復興、最新技術の紹介など多岐にわたります。

【復興庁】いよいよ5月19日(月)から6日間、EXPOメッセ会場(WASSE)で展示開始!2025年大阪・関西万博「復興庁万博テーマウィーク展示 オープニングセレモニー」 画像 2

オープニングセレモニーの詳細

オープニングセレモニーは、5月19日(月)10時00分から11時45分まで行われます。このセレモニーには、復興庁の関係者や各県の知事、地域のリーダーたちが出席し、復興の重要性を訴えます。特に、荒川静香さんは復興PRアンバサダーとして、被災地の魅力や復興の進捗を広める役割を担っています。

このセレモニーは、復興をテーマにした展示のスタートを祝うものであり、参加者は被災地の現状を知り、復興に向けた取り組みを理解する貴重な機会となります。

【復興庁】いよいよ5月19日(月)から6日間、EXPOメッセ会場(WASSE)で展示開始!2025年大阪・関西万博「復興庁万博テーマウィーク展示 オープニングセレモニー」 画像 3

展示ブースの詳細

展示は大きく4つのテーマに分かれており、それぞれが被災地の復興のストーリーを伝えています。

  • Welcomeゾーン
    「つむぎ、つづける。Build Back Better」をテーマにしたファザード装飾が施され、復興の進捗を紹介するパネルや感謝の気持ちを伝える横断幕が展示されます。また、被災地の小学生が制作した宇宙横断幕も展示され、国際宇宙ステーション(ISS)に掲示された実物を見ることができます。
  • Memory-震災伝承-ゾーン
    震災当時の映像やデータを通して、東日本大震災の実態を解説するゾーンです。導入シアターでは大型映像で3.11を振り返り、復興の過程を紹介する大型パネルも展示されます。特に、被災者のインタビュー映像を通じて、震災の実態を深く理解することができます。
  • Resilience-災害対応-ゾーン
    3.11の経験を生かした災害対応やまちづくりを展示します。各地の復興事例を地図とパネルで紹介し、東北大学の今村教授が解説を行います。防災・減災対策や復興状況も紹介され、被災地の復興に向けた取り組みがわかります。
  • Kizuna-食・水産-ゾーン
    被災地の食・水産品とそのなりわいが再生・発展する過程を展示します。試食体験も行われ、被災地の豊かな食文化を体感することができます。地域経済の再生や次世代の育成に向けた取り組みが紹介され、未来の食・水産業の発展に向けた希望が示されます。
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最新技術と未来への取り組み

展示の中では、被災経験から生まれた新しい技術や製品の開発経緯も紹介されます。福島国際研究教育機構(F-REI)の研究内容を通じて、地域課題に向き合い、未来の課題解決を目指す人々の取り組みがパネル展示されます。F-REIは、福島県浜通りに拠点を置き、復興への夢や希望を持って研究開発を行っています。

展示を通じて、来場者は被災地の現状や未来に向けた取り組みを知り、復興の重要性を再認識することができるでしょう。

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震災の記憶を未来へつなぐ

最後の展示ゾーンでは、震災の記憶を次の世代へ伝えるための取り組みが行われます。各ゾーンで紹介された復興ストーリーを多面的に振り返る「みどころキューブ」が設置され、参加者はテーマや関係性を学ぶことができます。また、震災や復興についての想いを投稿できるメッセージ入力コーナーもあり、投稿されたメッセージはデジタルモニュメント「成長する『奇跡の一本松』」に表示されます。

このように、展示は震災の記憶を新しい希望に変えるための貴重な機会となり、来場者は復興の意義を深く理解することができます。

展示ゾーン テーマ 内容
Welcomeゾーン 復興の進捗と感謝 ファザード装飾、感謝の横断幕、宇宙横断幕の展示
Memory-震災伝承-ゾーン 震災の実態 大型映像、パネル展示、被災者インタビュー映像
Resilience-災害対応-ゾーン 災害対応とまちづくり 復興事例の紹介、今村教授の解説
Kizuna-食・水産-ゾーン 食・水産業の復興 試食体験、地域経済の再生に向けた取り組み
最新技術・F-REIゾーン 未来の技術 被災経験から生まれた技術の紹介、F-REIの研究内容
Connectionゾーン 震災の記憶を未来へ みどころキューブ、メッセージ入力コーナー

この展示は、復興の重要性を再認識し、未来に向けた希望を共有する場となります。多くの人々が参加し、被災地の復興に向けた取り組みを理解することが期待されます。