藻類由来の塗料を用いた立体展示「PAINTOMO」、大阪万博で10月13日まで公開
ベストカレンダー編集部
2025年5月13日 14:20
PAINTOMO展示
開催期間:4月13日〜10月13日

藻類を活用した新たな塗料「PAINTOMO」の展示
2025年5月13日、武蔵塗料ホールディングス株式会社は、藻類由来の原料を活用した塗料を用いた立体展示物「PAINTOMO(ペイントモ)」を、日本館ファクトリーエリア内「ものもの by MATSURI」にて公開しました。この展示は、2025年大阪・関西万博における「MATSURI」プロジェクトの一環として行われています。
「PAINTOMO」という名称は、「PAINT(塗料)」と「TOMO(友)」を組み合わせた造語であり、仲間と共に創り上げる未来の塗料という思いが込められています。この展示物は、塗料缶から革新的な塗料が飛び出す様子を表現しており、自然由来の創造力が広がる様子を描き出しています。これにより、未来へとつながる前向きなエネルギーが感じられる作品となっています。

持続可能な社会の実現に向けた取り組み
武蔵塗料は、持続可能な社会の実現に向けて、環境に配慮したものづくりに挑戦してきました。その一環として、植物由来の原料を活用したバイオペイントの開発に着手し、現在では性能面で既存製品と同等の水準に達しています。このような努力を通じて、藻類由来の原料を活用した新たなバイオペイントを完成させ、MATSURIプロジェクトに参画することができました。
このバイオペイントは、環境に優しいだけでなく、さまざまな用途に対応できる性能を持っています。特に、塗料の使用においては、持続可能な素材を選ぶことがますます重要視されており、武蔵塗料はその先駆者としての役割を果たしています。

「PAINTOMO」の展示概要
「PAINTOMO」の展示は、以下の概要で行われます。
展示物名 | PAINTOMO(ペイントモ) |
---|---|
展示内容 | 藻類由来の原料を活用した塗料を用いた立体展示物 |
展示期間 | 2025年4月13日(日)〜10月13日(月) |
展示場所 | 2025年大阪・関西万博 日本館ファクトリーエリア内「ものもの by MATSURI」 |
この展示は、万博開催期間中に多くの来場者にご覧いただける機会となります。特に、環境問題に関心がある方々にとって、藻類を利用した塗料の可能性を体感できる貴重な場となるでしょう。
展示位置ガイドと訪問のポイント
「PAINTOMO」は、日本館ファクトリーエリアの終盤に位置する「ものもの by MATSURI」の中に展示されています。展示空間全体はやや照度を落とした薄暗い演出が施されており、静かで幻想的な雰囲気の中で巡る構成となっています。
ファクトリーエリアの終盤に差しかかると、空間が少し明るくなり、正面右手には日本館オリジナルグッズの販売スペースが見えてきます。そのタイミングで、左手側にも注目してほしいポイントがあります。そこには「未来の日用品に出会えるショーケース」が設置されており、藻類由来の原料を活用した塗料による立体作品「PAINTOMO」が展示されています。この場所では、作品の魅力をより深く感じ取ることができるでしょう。
武蔵塗料グループの概要と今後の展望
武蔵塗料グループは、特殊塗料のグローバルメーカーとして、自動車、携帯電話、家電、パソコンなどに用いられる製品とソリューションを提供しています。私たちの使命は、革新的な塗料技術を通じてお客様のニーズに応え、持続可能な未来のために価値を創造することです。
今後も、環境に配慮した新たな製品の開発に取り組み、持続可能な社会の実現に向けた活動を続けていく所存です。藻類を活用した塗料の可能性を広げ、より多くの人々にその価値を伝えていくことが我々の目指す方向です。
まとめ
2025年大阪・関西万博における「PAINTOMO」の展示は、藻類由来の原料を活用した新たなバイオペイントを用いた立体展示物です。この展示を通じて、持続可能な社会の実現に向けた武蔵塗料の取り組みを知っていただける機会となります。展示の詳細を以下にまとめました。
展示物名 | PAINTOMO(ペイントモ) |
---|---|
展示内容 | 藻類由来の原料を活用した塗料を用いた立体展示物 |
展示期間 | 2025年4月13日(日)〜10月13日(月) |
展示場所 | 2025年大阪・関西万博 日本館ファクトリーエリア内「ものもの by MATSURI」 |
この展示を通じて、藻類を活用した塗料の未来に触れ、持続可能な社会の実現に向けた新たな挑戦を体感することができるでしょう。
参考リンク: