大阪ウィーク夏、7月28日からTigで体験する大阪の魅力

大阪・関西万博における新たな試み

2025年に開催される日本国際博覧会（大阪・関西万博）では、地域の魅力を発見するためのイベント「大阪ウィーク～春・夏・秋～」が実施されます。このイベントにおいて、インタラクティブ動画技術「Tig（ティグ）」が採用され、来場者に新しい体験を提供することが発表されました。Tigを開発したのは、パロニム株式会社で、同社は映像を通じて情報にアクセスできる新しい形のコミュニケーションを目指しています。

本イベントは春、夏、秋の3シーズンに分けて行われ、すでに春の部は2025年5月9日から11日まで開催され、好評のうちに終了しています。今後は夏（2025年7月28日〜30日）および秋（2025年9月13日〜15日）にもTigを活用したインタラクティブ映像体験が提供される予定です。

Tigによるインタラクティブ体験

Tigは、映像内のモノやヒト、コト、音、場所に触れることで、情報にアクセスできるインタラクティブな動画技術です。来場者は、会場内に設置されたQRコードをスマートフォンで読み込むことで、LINEまたはWEBブラウザを通じてTigコンテンツにアクセスできます。この操作は非常に簡単で、タップするだけで気になる地域情報に直接アクセスできる新しい体験を提供します。

具体的には、以下のようなコンテンツが用意されています：

• 会場MAP：会場内の各種ゾーンをタップすると、出展者の案内動画を言語を選んで視聴できます。
• 大阪43市町村の見どころ：興味のある地域の魅力を伝える映像に簡単にアクセス可能で、言語を選んで視聴できるほか、動画内の気になるポイントをタップすることで、詳細情報やMAPも表示されます。

大阪ウィークの開催概要

大阪ウィークは、地域の魅力を発見するためのイベントであり、主催者は大阪府と大阪市万博推進局です。開催場所は大阪・関西万博会場内のEXPOメッセで、スケジュールは以下の通りです：

このように、大阪ウィークは地域の魅力を発見するための重要な機会となります。特にTigを活用したインタラクティブ映像体験は、来場者にとって新しい発見や感動をもたらすことでしょう。

パロニム株式会社とTigの概要

パロニム株式会社は、東京都中央区に本社を構え、映像に関する様々なソリューションを提供しています。代表取締役は小林道生氏で、2016年に設立されました。同社の主な事業内容は、Tig動画やLIVE配信にTag付けができるSaaS型編集ソフトの開発と提供です。

Tigは、映像に触れることで興味を行動につなげることを目的としており、リアルタイムのライブ配信や長編動画、ショート動画を通じて、ユーザーが気になる情報に直感的にアクセスできるように設計されています。これにより、検索リテラシーや言語依存による言葉の壁を解消し、誰でも簡単に情報にアクセスできる世界の実現を目指しています。

まとめ

大阪・関西万博での「大阪ウィーク～春・夏・秋～」におけるTigの採用は、地域の魅力を発見する新たな試みです。来場者は、インタラクティブな映像体験を通じて、大阪43市町村の魅力を深く知ることができます。以下に、今回の内容を整理した表を示します。

このように、大阪・関西万博におけるTigの導入は、来場者にとって魅力的な体験を提供することが期待されています。