5月22日公開!絶滅危惧動物に転生する診断ゲームで生物多様性を学ぼう
ベストカレンダー編集部
2025年5月13日 13:06
絶滅危惧動物診断公開
開催日:5月22日
絶滅危惧どうぶつ転生診断の公開
公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)は、2025年5月22日の「国際生物多様性の日」に向けて、絶滅のおそれのある野生動物の現状を知ってもらうことを目的とした「絶滅危惧どうぶつ転生診断」を公開しました。
この診断は、絶滅危惧種に対する関心を高めるために設計されており、ユーザーが簡単な質問に答えることで、16種の絶滅のおそれのある野生動物のうち、どの動物に転生するかを診断することができます。診断結果には、その動物のイラストと状況が紹介され、参加者は自分の結果をソーシャルメディアでシェアすることも可能です。
診断ページへのリンクは以下の通りです:
絶滅危惧種と生物多様性の危機
絶滅危惧種とは、絶滅のおそれが高い野生生物のことを指し、その原因は多岐にわたります。開発による生息地の減少や乱獲、環境汚染などが主な要因とされています。さらに、地球温暖化による生息環境の変化や外来生物の影響も深刻です。
国際自然保護連合(IUCN)が発表した「レッドリスト」には、4万7,000種以上の野生生物が「絶滅のおそれの高い種」として登録されています。このような現状は、私たちの生活や環境に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
生きている地球レポート2024の結果
WWFが発行した「生きている地球レポート2024」では、1970年から2020年までの50年間における自然と生物多様性の健全性を測る「生きている地球指数(LPI)」が73%減少したことが報告されています。このデータは、世界の生物多様性を守るためには、個々の行動が非常に重要であることを示しています。
転生診断の詳細と参加方法
「絶滅危惧どうぶつ転生診断」は、参加者が自分の名前またはニックネームを入力し、いくつかの質問に答えることで行われます。診断結果として、選ばれた絶滅危惧種のイラストとその動物の状況が表示されます。
登場する絶滅危惧種は以下の16種です:
- トナカイ
- ホッキョクグマ
- シロフクロウ
- ユキヒョウ
- ジャイアントパンダ
- トラ
- コアラ
- アジアゾウ
- ドール
- イワトビペンギン
- ジンベエザメ
- アオウミガメ
- ウミイグアナ
- クロツラヘラサギ
- ビロードカワウソ
- カバ
イラストは、ボディペイント・アーティストのチョーヒカルさんによるもので、彼女の独自のスタイルで描かれています。診断結果のイラストはダウンロード可能で、SNSでのシェアも奨励されています。
チョーヒカルさんのプロフィール
チョーヒカルさんは1993年に東京で生まれ、武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科を卒業しました。大学在学中にボディペイントで注目を集め、その後は服のデザインやイラスト、立体作品、映像作品など多岐にわたるアートを手掛けています。彼女は国内外での個展や企業とのコラボレーションを行い、幅広いメディアで活動しています。
チョーヒカルさんは、自身の作品を通じて絶滅危惧種の魅力を伝えたいと考えており、次のようにコメントしています。「お茶目で美しく、愛しい絶滅危惧どうぶつたち。愛を込めてひとつひとつ描きました!」
WWFの活動と目的
WWFは1961年に設立され、100カ国以上で環境保全に関する活動を行っています。主な目的は、人と自然が調和して生きられる未来を目指し、失われつつある生物多様性の回復や地球温暖化防止などの活動を推進することです。
WWFの活動の一環として、今回の「絶滅危惧どうぶつ転生診断」は、一般の人々が生物多様性の危機について理解を深め、行動を起こすきっかけとなることを目指しています。
WWFの公式サイト
WWFの活動について詳しく知りたい方は、公式サイトをご覧ください。
まとめ
「絶滅危惧どうぶつ転生診断」は、絶滅危惧種に対する関心を高めることを目的としており、参加者は自分がどの動物に転生するかを診断することで、自然環境や生物多様性について考えるきっかけを提供します。この診断は、WWFジャパンの取り組みの一環として、多くの人々に絶滅危惧種の現状を知ってもらうための重要なステップです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 診断名 | 絶滅危惧どうぶつ転生診断 |
| 公開日 | 2025年5月22日 |
| 目的 | 絶滅危惧種の現状を知ってもらうこと |
| 参加方法 | 名前/ニックネームを入力し、質問に答える |
| 登場動物 | 16種の絶滅危惧種 |
| イラスト担当 | チョーヒカル |
| 公式サイト | WWFジャパン公式サイト |
このように、「絶滅危惧どうぶつ転生診断」は、個々の行動が生物多様性の保護にどのように寄与できるのかを考える良い機会となるでしょう。また、診断を通じて得られる情報やイラストは、参加者が絶滅危惧種の魅力を再認識する手助けとなります。
参考リンク: