Karakami HOTELSが5月13日からAIでホテル業務を完全自動化する新事業を開始
ベストカレンダー編集部
2025年5月13日 11:46
AIロールアップ事業開始
開催日：5月13日
Karakami HOTELS & RESORTSによるホテル業務の完全自動化
Karakami HOTELS & RESORTS株式会社は、2025年5月13日に、ホテル業務の完全自動化を実現する独自のAIエージェントの開発に着手し、小規模ホテルや旅館を対象としたAIロールアップ事業を開始することを発表しました。この取り組みは、ホテル業界におけるデジタルトランスフォーメーションの一環であり、特に小規模な宿泊施設が効率的に利益を創出できるようにすることを目指しています。
これまでの取り組みと実績
Karakami HOTELS & RESORTSのグループ会社であるYAMATO Hotel & Residence株式会社が運営する「Village X」や「YAMATO STAY」では、リモートワークや滞在型レジャーを提供し、無人チェックインや動的プライシングを導入するなど、ホテルのデジタルトランスフォーメーションを推進してきました。
具体的には、以下のような取り組みが行われています：
- 自然の中でのリモートワークを可能にする貸別荘ブランド「Village X」（開発中を含め10拠点）
- 上質な滞在体験を提供する会員制プライベートホテル「YAMATO STAY」（開発中を含め12拠点）
- 無為自然 -ATAMI-などのホテル運営受託
- 10件以上の宿泊施設へのコンサルティングサービス提供
これらの取り組みを通じて、Karakami HOTELS & RESORTSは運営支援の実績を重ね、ホテル業界の変革に寄与しています。
AIエージェントの概要と機能
新たに開発されるAIエージェントは、ホテルのバックオフィス業務を自動化するためのさまざまな機能を搭載します。これにより、特に小規模ホテルや旅館においてオペレーションの負担を軽減し、経営効率を最大化することが期待されています。
AIエージェントに搭載予定の主な機能は以下の通りです：
- 周辺需要や市場データに基づく価格論理構築と収益計画の自動生成
- 業務フローの自動化によるバックオフィス業務の削減
- OTA（Online Travel Agent）メディア運営の自動化・高度化によるOTA経由での宿泊客の利益率向上
これらの機能により、宿泊施設の運営がよりスムーズになり、より多くの利益を生み出すことが可能となります。
AIロールアップ事業の計画
Karakami HOTELS & RESORTSは、2030年までに最大100施設規模でのAIロールアップ事業を展開する計画です。この事業は、リアルアセットとテクノロジーを融合させた次世代型のホテルグループ経営を実現することを目的としています。
AIロールアップ事業の具体的な内容は、以下のように整理できます：
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業の目的 | 次世代型のホテルグループ経営の実現 |
| 対象施設数 | 最大100施設 |
| 展開期間 | 2030年まで |
| 主な手法 | AIエージェントの導入と効率的な多拠点運営 |
このように、AIロールアップ事業は、Karakami HOTELS & RESORTSが目指す新たなホテル経営のビジョンを具現化するための重要なステップとなります。
会社概要と連絡先
Karakami HOTELS & RESORTS株式会社の基本情報は以下の通りです：
- 会社名
- Karakami HOTELS & RESORTS株式会社
- 代表取締役
- 唐神 耶真人
- 所在地
- 東京都渋谷区渋谷2-16-5 宮益坂プレイス10階
- コーポレートサイト
- https://www.karakami-kankou.co.jp/
- グループ会社サイト
- https://www.ymthr.com/
本件に関する詳細やお問い合わせは、コーポレートサイトのフォーム入力またはメール（info@ymthr.com）を通じて行うことができます。
以上の情報から、Karakami HOTELS & RESORTSは、AI技術を活用してホテル業務の自動化を進め、小規模ホテルや旅館の経営効率を向上させる取り組みを行っています。今後の展開に注目が集まる中、業界全体の変革が期待されます。
