岡山大学、10月21日からグローバルRCE会議開催へ国連大学と協力強化
ベストカレンダー編集部
2025年5月13日 05:56
グローバルRCE会議開催
開催期間:10月21日〜10月23日

国連大学長への表敬訪問の概要
2025年5月2日、国立大学法人岡山大学の那須保友学長、三村由香里理事(企画・評価・総務担当)、横井篤文副学長(グローバル・エンゲージメント担当)らが、国連大学本部(東京都)を訪問しました。この訪問は、岡山市で開催される第14回グローバルRCE会議に向けた協力を強化するためのものであり、国連大学のチリツィ・マルワラ学長に対する表敬訪問となりました。
国連大学サステイナビリティ高等研究所が主催するこの会議は、持続可能な開発のための教育に関する地域の拠点(RCE)として、今年で20周年を迎えます。会議は2025年10月21日から23日にかけて岡山市で開催される予定です。

グローバルRCE会議への協力要請
国連大学からの要請に対し、那須学長は岡山大学が持続可能な開発のための教育(ESD)において、岡山市と長年にわたり協働してきた実績を踏まえ、正式に協力を承諾しました。この協力により、岡山大学は国連大学との連携をさらに強化し、教育プログラムの充実を図る意向を示しています。
具体的には、国連大学との協力協定の締結を検討することが話し合われ、今後の連携の進展を目指す方針が確認されました。これにより、岡山大学は持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みをより一層推進することが期待されています。

国連大学サステイナビリティ高等研究所との具体的な協議
表敬訪問の際、岡山大学の代表団は国連大学サステイナビリティ高等研究所の山口しのぶ所長らとともに、グローバルRCE会議の実施計画について具体的な協議を行いました。この会議では、持続可能な開発に関する教育の重要性が再認識され、地域や国際社会との連携を強化するための方策が議論されました。
岡山大学は、SDGs達成のための基盤となるESDの教育を大学教育の特色として位置づけており、地域社会とのパートナーシップ構築に取り組んでいます。これにより、地域の持続可能性を高めるとともに、国際的な教育ネットワークの一翼を担うことを目指しています。

岡山大学の今後の取り組みと期待
岡山大学は、持続可能な開発のための教育において、地域中核・特色ある研究大学としての役割を果たすことを目指しています。今回の国連大学との連携強化により、大学の教育プログラムはさらに充実し、学生や地域社会に対する貢献が期待されます。
また、国連大学との協力を通じて、岡山大学は国際的な教育機関としての地位を確立し、持続可能な社会の実現に向けたリーダーシップを発揮することを目指しています。地域社会との連携を深め、共に持続可能な未来を築くための取り組みが進められています。
項目 | 詳細 |
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表敬訪問日 | 2025年5月2日 |
訪問先 | 国連大学本部(東京都) |
参加者 | 那須保友学長、三村由香里理事、横井篤文副学長 |
会議名 | 第14回グローバルRCE会議 |
開催日 | 2025年10月21日~23日 |
協力内容 | 持続可能な開発のための教育に関する協力要請の承諾 |
岡山大学は、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取り組みを強化し、地域社会との連携を深めることで、持続可能な未来を共に築くことを目指しています。今回の国連大学との連携強化は、その一環として重要なステップとなるでしょう。
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