5月16日、パルラインが災害支援のためにトラックを寄贈。贈呈式を開催

トラック寄贈式

開催日:5月16日

トラック寄贈式
パルラインが寄贈するトラックはどんな用途に使われるの?
寄贈されるトラックは、災害支援のための物資輸送やキッチンカーとして活用される予定です。
贈呈式はいつどこで行われるの?
贈呈式は2025年5月16日、パルシステム東京八王子センターで開催されます。

役割を終えた配送車が災害支援に寄贈される

2025年5月12日、パルシステムグループの物流会社である株式会社パルラインは、公益社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)に対し、小型トラック5両を寄贈することを発表しました。この贈呈式は、5月16日(金)11時からパルシステム東京八王子センターで開催される予定です。

寄贈されるトラックは、パルシステムの配送業務に使用されていた1.5tトラックであり、これらは役割を終えた後に新たな用途で活用されることになります。特にPBVでは、これらのトラックを大規模災害が発生した際の被災地域への支援物資の輸送や、キッチンカーとしての活用を計画しています。

役割終えた配送車を災害支援に パルラインが支援団体へ寄贈 画像 2

贈呈式の詳細と出席者

贈呈式は、東京都八王子市高倉町に位置するパルシステム東京八王子センターで行われます。会場へのアクセスは、JR八高線の北八王子駅から徒歩3分、またはJR八王子駅北口や京王八王子駅から京王バス「日50」または「豊56」系統の大和田坂上バス停下車後、徒歩3分となっています。

贈呈式には、PBVの上島安裕理事、パルラインの太田賜嗣夫社長、さらにはパルシステムグループの関係者が出席します。贈呈されるトラックは、実際の車両とは異なる車種や型式のものが展示される予定です。

役割終えた配送車を災害支援に パルラインが支援団体へ寄贈 画像 3

トラックの「第2の人生」

寄贈される1.5tトラックは、パルシステムの配送業務で長年使用されてきたもので、入替による旧車両の再利用先としてPBVに打診した結果、寄贈が実現しました。これにより、トラックは新たな使命を持って再出発することになります。

PBVは、2011年の東日本大震災を機にパルシステムグループとの連携を開始し、その後も様々な災害支援活動を行ってきました。2024年には能登半島地震が発生し、寄付金を活用して支援物資の提供などを行うなど、継続的に地域支援に取り組んでいます。

パルシステムとPBVの連携

パルシステムとPBVの連携は、災害時における迅速かつ効果的な支援を実現するための重要な取り組みです。両者は、災害支援の必要性を認識し、協力関係を築くことで、より多くの人々に支援を届けることを目指しています。

具体的には、PBVは被災地での物資の配布や避難所の運営、また地域住民への食料提供などを行い、パルシステムはその物流面での支援を提供します。これにより、被災者が必要とする物資を迅速に届けることが可能になります。

パルライン企業情報

株式会社パルラインは、東京都江東区に本社を構え、代表取締役社長は太田賜嗣夫氏です。企業の売上高は110.4億円、社員数は3,319人、資本金は9千5百万円(2024年3月末現在)となっています。パルラインは、効率的な物流サービスを提供することで、地域社会への貢献を目指しています。

また、パルシステム生活協同組合連合会は、東京都新宿区に本部を置き、理事長は大信政一氏です。2024年3月末現在、会員生協は13あり、総事業高は2,541億円、組合員総数は173.5万人に達しています。

まとめ

項目 詳細
贈呈先 公益社団法人ピースボート災害支援センター(PBV)
贈呈車両 1.5tトラック5両
贈呈式日時 2025年5月16日(金)11時
会場 パルシステム東京八王子センター
出席者 PBV上島安裕理事、パルライン太田賜嗣夫社長、パルシステム関係者
企業情報 株式会社パルライン:売上高110.4億円、社員数3,319人

パルシステムグループとPBVの連携による災害支援の取り組みは、今後も続くことが期待されます。このような活動を通じて、地域社会への貢献がますます重要視される中、役割を終えた配送車が新たな形で人々の役に立つことは、非常に意義深いことと言えるでしょう。