トンボが2026年に創業150周年!記念タータンチェックを発表
ベストカレンダー編集部
2025年5月11日 16:47
150周年アニバーサリー
開催日:4月15日

株式会社トンボ、創業150周年を迎える
株式会社トンボ(本社:岡山県岡山市厚生町二丁目2番9号、代表取締役社長:藤原竜也)は、1876年(明治9年)5月に創業し、来年2026年に創業150周年を迎えます。この節目の年を前に、先立ってオリジナルのタータンチェックを制作・発表しました。
トンボは、学校制服や体育着の企画・製造・販売を行い、長年にわたり学生の生活を支えてきました。創業当初は足袋製造業「三宅商店」としてスタートし、時代の変化に応じて事業を拡大してきた経緯があります。

150年の歩み
トンボの歴史は、1876年に岡山県玉野市八浜で足袋製造業として始まりました。初代社長の三宅保正が経営を引き継ぎ、全国に販路を広げていく中で、昭和5年からは洋装化を見越して詰襟学生服の製造・販売を開始しました。これにより、今日の学校制服や体育着、介護、メディカルウエアの事業基盤が築かれました。
以下は、トンボの主な歴史的な出来事です。
- 1876年:創業
- 1930年:学生服の製造を開始
- 1965年:家庭で洗濯が可能な学生服の登場
- 1974年:S.I(スクールアイデンティティ)を提唱
- 1980年代:ブレザー制服の最盛期
- 2015年:LGBTQへ配慮した制服の誕生
- 2025年:現代の制服の進化

150周年アニバーサリータータンの制作
トンボは創業150周年を記念し、スコットランドの老舗タータンメーカーであるLOCHARRON(ロキャロン社)と協力し、「The TOMBOW 150th Anniversary Tartan」を制作しました。このタータンチェックは、以下の5つの色で構成されています。
色 | 名称 | 意味 |
---|---|---|
ブルー | コーポレートブルー | 誇り・尊敬 |
ネイビー | コンプライアンスの徹底 | 信用・誠実 |
ピンク | ダイバーシティ経営 | 多様性・感謝 |
グリーン | 人と自然を大切にした価値ある製品づくり | 環境保全 |
ホワイト | ファーストコールカンパニーの実現 | 全員経営 |
このアニバーサリータータンは、2025年4月15日に駐日英国大使館公邸で開催されたレセプションにて、150周年記念事業の一環として先行発表されました。今後は、このタータンが150周年記念事業に関連する様々なアイテムに使用される予定です。

トンボ学生服の歴史を振り返る
トンボは、学生服が学生時代の象徴であり、次代を担う学生の学校生活を支えるために欠かせない存在であることを認識しています。これまでの制服の歴史を振り返り、時代と共に移り変わってきた様子を以下に示します。
- 1930年:学生服の製造を開始。初の製品は厚手の木綿生地を使用。
- 1965年:家庭で洗濯可能な学生服を開発。
- 1974年:学校ごとの特性を反映した「S.I」を提唱。
- 1980年代:ブレザー制服の導入が進む。
- 2015年:ジェンダーレス制服の採用が増加。
- 2025年:ニットジャケットやハーフパンツ、パーカーなど多様な選択肢が登場。
これらの変遷を通じて、トンボは流行に左右されず、長年着用できる普遍的な価値を持つ制服を提供してきました。制服の役割は、学ぶ場の雰囲気を整え、学ぶ気分を高め、生徒自身の自覚を促すことです。

まとめ
株式会社トンボは、創業から150年の歴史を持つ企業であり、今後も学校制服を通じて未来のためにできることを考えていく姿勢を大切にしています。以下に、この記事で紹介した内容をまとめます。
項目 | 詳細 |
---|---|
創業年 | 1876年 |
150周年アニバーサリータータン | LOCHARRON社と共同制作 |
制服の歴史 | 1930年から学生服の製造を開始し、時代に応じた変化を遂げてきた |
今後の展望 | 制服の進化を続け、未来に向けた取り組みを行う |
トンボの150年の歴史とその歩みは、今後も多くの学生に影響を与え続けることでしょう。
参考リンク: