5月11日開催！佐賀バルーナーズのサステナブルゲームチャレンジでエコ意識を高めよう

未来をつなぐ“応援のかたち”――アップサイクル体験とHEROs PLEDGEで広がる地域発エコアクション

2025年5月11日、佐賀県唐津市のSAGAアリーナにて、Bリーグ・佐賀バルーナーズと大阪エヴェッサの試合が行われました。この試合に合わせて実施されたのが『サステナブルゲームチャレンジ』です。このイベントでは、NPO法人唐津Farm&Food、佐賀県立唐津南高校の「虹の松原プロジェクトチーム」、そして佐賀バルーナーズDAOが連携し、地域発のアップサイクルと環境アクションが融合した取り組みが展開されました。

この取り組みの一環として、地域で回収されたペットボトルキャップを素材にした「バルたん彫刻入りオリジナルコースター」の制作ワークショップが開催され、来場者とともに約100枚のコースターが作成されました。中でも、50枚はその場で成形機を使用して手作りされ、多くの参加者が楽しみながら環境への意識を高める機会となりました。

サプライズ参加したチェイス・フィーラー選手

特に注目を集めたのは、佐賀バルーナーズの選手であるチェイス・フィーラー選手がサプライズで参加したことです。彼は子どもたちと共にレバーを押し、アップサイクルの工程を体験しました。完成したコースターを笑顔で掲げる姿には、会場から大きな歓声が上がり、地域の子どもたちにとって忘れられない思い出となったことでしょう。

また、唐津南高校の生徒たちが運営するブースも大盛況でした。エコクイズやバルたん制作のワークショップは、多くの来場者を引き寄せ、環境問題についての意識を高める良い機会となりました。このような活動を通じて、地域の高校生たちが自らの手で環境保護に貢献する姿勢が見受けられ、地域の未来を担う若者たちの成長を感じることができました。

HEROs PLEDGEによる全国的な環境アクション

イベントの同日には、スポーツを通じたプラスチックごみ削減の全国キャンペーン「HEROs PLEDGE」ブースも設置され、多くの来場者が自身のスマートフォンを使ってプレッジ登録を行いました。このHEROs PLEDGEは、プラスチックごみ削減への取り組みを広めるためのもので、参加者には特典としてエコバッグやスタンプラリー参加グッズが贈呈されました。

HEROs PLEDGEへの参加申し込みは、2025年5月18日まで可能であり、誰でも登録することができます。詳細は公式サイトから確認できるため、興味のある方はぜひ訪れてみてください。

唐津南高校の環境発表と地域のサステナブルな応援文化

今回の取り組みでは、唐津南高校「虹の松原プロジェクトチーム」の生徒たちが、Bリーグ公式戦のアリーナ内で高校生として初めて環境発表に挑戦しました。発表のテーマは「プラスチックごみ問題にどう向き合うか」であり、来場者に向けてメッセージを発信しました。これにより、地域の高校生たちが環境問題に対する意識を高めることができるとともに、観客にも強い印象を残しました。

このような活動を通じて、子どもから大人までが「手を動かして、資源と未来をつなぐ」体験を共有し、地域の環境教育が進むことが期待されます。また、唐津Farm&Foodと佐賀バルーナーズDAOは、地域に根ざした循環型の応援文化を育むため、今後も環境負荷の少ない未来づくりを進めていく方針です。

このように、佐賀バルーナーズ、唐津南高校、そして地域の市民DAOが一体となって取り組んだイベントは、地域の環境意識を高めるだけでなく、持続可能な未来へ向けた重要な一歩となりました。地域の皆が協力し合い、サステナブルな応援文化を育むことが求められています。