大阪城で5月9日から開催！日蘭交流425周年記念特別展示の魅力とは

日蘭交流425周年記念の特別展示『コモングラウンド – 新たな幕開け』の開催

2025年5月9日から5月29日まで、大阪城天守閣にて「日蘭交流425周年 大阪城天守閣特別展示『コモングラウンド – 新たな幕開け』」が開催されます。この展示は、在大阪オランダ王国総領事館と大阪市の共催によるもので、日蘭の長い歴史を振り返るとともに、未来への展望を示す重要な機会です。

オープニングセレモニーは5月9日の朝に行われ、高橋徹大阪市副市長、宮本裕次大阪城天守閣館長、ヒルスベスホー・プルッフ駐日オランダ王国特命全権大使、マーク・カウパース在大阪オランダ王国総領事、フレデリック・クレインス国際日本文化研究センター副所長など、多くの関係者が出席しました。

展示内容の概要

今回の特別展示では、オランダの重要文化財「エラスムス立像」が初めて大阪城天守閣で展示されます。この立像は、1600年に大分県臼杵に漂着したオランダ船「デ・リーフデ号」の船尾に飾られていたもので、日蘭関係の象徴的な存在です。

加えて、オランダ国立公文書館や国際日本文化研究センター、松浦史料博物館、臼杵市、長崎市から借用した文化財も展示され、合計約30点が紹介されます。これにより、日蘭交流の深さと多様性を感じることができるでしょう。

オリジナル漫画と公式カタログの発表

特別展示に併せて、オリジナル漫画「COMMON GOUND！ 日蘭交流のはじまり」が制作されました。この作品は、大阪・関西万博オランダパビリオンへの道筋を描いたもので、オリジナルキャラクターが万博会場から17世紀へとタイムワープしながら、日蘭の交流を紹介します。子どもでも楽しめる内容で、歴史を学びながら楽しむことができます。

特別展開催期間中には、大阪城天守閣の入場券を持参した方に、このオリジナル漫画の冊子版がプレゼントされる企画も用意されています。さらに、公式カタログも制作されており、各展示資料の詳細な解説や日蘭交流の歴史的背景が丁寧に紹介されています。このカタログは日本語と英語のバイリンガル仕様で、国内外の方々に広く親しまれる内容となっています。

展示の詳細情報

以下に、展示に関する具体的な情報をまとめます。

この特別展示は、日蘭交流の歴史を振り返るとともに、未来に向けた新たな出発点を示すものです。オランダと日本の関係を深く理解するための貴重な機会となるでしょう。

展示に関する関連リンク

さらに、展示に関連する情報は以下のリンクからも確認できます。

• 大阪・関西万博オランダパビリオン特設サイト（日本語）
• 大阪・関西万博オランダパビリオン特設サイト（英語）

まとめ

日蘭交流425周年を記念する特別展示『コモングラウンド – 新たな幕開け』は、大阪城天守閣にて開催される重要なイベントです。展示内容には、オランダの重要文化財「エラスムス立像」や、オリジナル漫画、公式カタログが含まれ、日蘭の歴史的な交流を深く理解するための機会を提供します。

この展示は、今後の国際協力や文化交流の重要性を再認識させるものであり、多くの人々にとって貴重な体験となることでしょう。日蘭の交流の歴史を振り返り、未来への展望を考える良い機会となることが期待されます。