α世代が企業の未来を変える！CPOプロジェクトが5月9日に始動

子どもと企業の共創「CPOプロジェクト」の始動

株式会社miraii（本社：東京都中央区、代表取締役：福田紘也）は、次世代教育の新たなモデルとして「みらいいパーク」を開始しました。このサービスでは、約50種類のジョブをゲームやワークショップを通じて体験でき、特にα世代の子どもたちが企業の課題に対して意見を述べる「CPO（チーフ・プレイフル・オフィサー）プロジェクト」を始動しました。このプロジェクトは、企業が未来に向けた価値観を理解し、子どもたちの柔軟な発想を取り入れることを目指しています。

「みらいいパーク」は、小学生を対象にした双方向オンライン教育サービスであり、子どもたちが「なりたい自分」を見つける手助けをするために設計されています。ゲームで獲得したポイントを使って、株や投資信託、仮想通貨に擬似的に投資できる「バーチャル投資機能」も搭載されています。このような体験を通じて、子どもたちは金融教育も受けることができます。

「CPOプロジェクト」の背景と目的

「CPOプロジェクト」は、α世代の“あそび心”を発揮させ、企業に新しいアイデアを提供することを目的としています。CPOに就任するためには、「みらいいパーク」でのゲームの高レベル獲得者であり、コーチ付きのプログラミングスクール「みらいいアカデミア」に参加した経験が必要です。このプロジェクトは、企業が直面する課題に対して、子どもたちの視点を活かし、相互理解を促進することを目指しています。

α世代は2010年以降生まれた子どもたちであり、AIやSNS、サステナビリティ教育に触れて育った“超デジタルネイティブ”世代です。彼らが社会に出る10年後には、企業の意思決定や商品開発において、全く新しい発想が求められるでしょう。miraiiは、α世代の価値観を理解することで、企業の未来を変える可能性を秘めています。

パナソニックとの共創プロジェクト

miraiiは、すでにパナソニックと共に「光を楽しむ未来をつくる」プロジェクトを進めています。オンラインスクール「みらいいアカデミア」を利用する小学生22名を対象に、パナソニックのコーチが1対1で伴走し、約4ヶ月の共創活動を行いました。これにより、照明の新たな活用法や価値を提案し、家族が楽しめる光の空間を演出することができました。

このプロジェクトでは、子どもたちが考えた照明の新たな活用法として『犬のウンチ拾いお助けピカピカセンサー』が挙げられます。このセンサーは、犬が夜にウンチをした際に気づかせてくれるもので、暗い中での掃除を簡単にすることを目的としています。micro:bitというロボットとILLUMMEのプログラミングを組み合わせて制作されました。

大阪・関西万博での活動

また、miraiiのCPOたちは、大阪・関西万博のパナソニックグループパビリオン「ノモと、ヒカリと、モノガタリ」にも参加しています。このプロジェクトでは、子どもたちの自由なアイデアを基にした光と音の演出が行われています。全長約70mの巨大な建物の光の演出は、子どもたちの創造力を活かしたものです。

パナソニック株式会社のエレクトリックワークス社では、現在開発中のIoT照明ILLUMMEを用いて、光の新たな価値を探求しています。この照明は360°方向にフルカラーLEDを搭載し、ビジュアルプログラミングによって自由に光の制御ができます。ILLUMMEを使った光の作品作りは、α世代が光を楽しむ文化を形成する一助となることが期待されています。

miraiiの教育理念と展望

miraiiは、全国の親子1.5万組が登録しているオンラインスクール事業を展開しています。そのテーマは、子どもたち一人ひとりの「個性」を尊重し、特長の発見と成長を促進することです。特に、キャリア教育や金融教育を通じて、経済的に自立する力と自己実現能力を育むことを目指しています。

デジタル技術の進展により、新職業が次々と誕生する中で、教育内容の更新が追いついていない現状があります。miraiiは、遊び心を持ちながら学ぶことの重要性を提唱し、子どもたちが自分らしい役割を見つける手助けをしています。遊びを通じた体験的な学びを通じて、子どもたちが未来を切り開くための創造力を育む取り組みを続けています。

以上のように、miraiiは教育と企業の共創を通じて、次世代の価値観を理解し、社会の未来を変える取り組みを進めています。子どもたちの創造力と企業の実行力が結びつくことで、より豊かで持続可能な社会の実現が期待されています。