5月20日発売！北海道の風味を楽しむ「北海道バタぽんby味ぽん」登場

新商品「バタぽん」の登場

株式会社Mizkan（ミツカン）は、2024年夏にプロジェクトが始動した「地元を味わう™ 味ぽん®」シリーズの第二弾として、生活協同組合コープさっぽろとの共同開発により、新商品「北海道バタぽんby味ぽん」を発表しました。この商品は、コープさっぽろ限定で先行発売されることが決定しています。

「北海道バタぽんby味ぽん」は、味ぽんをベースにして、風味高い北海道産の発酵バターを組み合わせたもので、コクがありながらもさっぱりとした味わいに仕上げられています。これは、北海道の食材を活かした新たな調味料として、多くの料理にマッチすることが期待されています。

ご当地味ぽんシリーズの背景

「ご当地味ぽん」シリーズは、地域に根差したグルメや名産品に着目し、地元の方々とともに作り上げ、地域を盛り上げることを目指しています。第一弾として2024年7月に「味ぽんfor宇都宮餃子®」を発売し、第二弾では「北海道バタぽんby味ぽん」を企画しました。この商品は、「野菜も肉も魚もおいしい北海道の食を、味ぽんでさらにおいしくしたい」という想いから生まれています。

バターとぽん酢の組み合わせはさまざまな料理に合わせられる魅力がありますが、通常はバターを調理の際に必要量を取ったり、溶かしたりと手間がかかります。この新商品は、そんな手間を軽減し、気軽に「バタぽん」味を楽しめるように設計されています。

商品の特徴

• 風味: 北海道産の発酵バターを使用し、野菜だし、香味オイル、白コショウを加えることで、食材との相性を高めています。
• 用途: かけるだけでなく、ソテーやパスタなどの調理メニューにも幅広く利用可能です。
• 料理例: アスパラガスとほたてのバタぽんソテー、バタぽん焼とうもろこし、鮭のバタぽんホイル焼きなど。

開発の過程と挑戦

この商品開発は一筋縄ではいかず、多くの困難がありました。特に大きな課題は、バターとぽん酢が分離しやすいことでした。販売時には常温保存が必要で、開封後は冷蔵保存をするため、異なる温度帯でも分離せず均一に混ざった「乳化」状態を維持しなければなりませんでした。

また、バターの濃厚な風味とぽん酢のさっぱり感を絶妙に組み合わせることも難しいポイントでした。100以上に及ぶサンプル試作や、多くの方々からの意見、原料メーカーの協力を経て、温度帯に左右されずに乳化を維持し、さまざまな食材や料理に合う「バタぽん」の開発に成功しました。

開発者のコメント

本品の開発にあたり、開発者は何度も北海道を訪れ、コープさっぽろと多くの試食会や意見交換を重ねて商品を磨き上げました。さらに、北海道の素材に詳しいイタリア料理店「セミーナ」の田中寿史シェフやバター専門家の長尾絢乃さんからも多くのアドバイスを受け、「非常に完成された調味料」「最高に美味しい組み合わせを楽しめる」と高く評価されています。

「バターとぽん酢を組み合わせることは、ミツカン220年の歴史の中でも最難関でしたが、試行錯誤の末に実現させることができました。特にホタテとアスパラのソテーにはよく合いますので、ぜひお試しください。」と開発者は述べています。

商品詳細と発売情報

「北海道バタぽんby味ぽん」の詳細は以下の通りです。

発売日は、コープさっぽろ店舗では2025年5月20日（火）、宅配システムトドックでは5月19日（月）からカタログ配布が開始され、5月26日（月）から注文受付が開始されます。販売場所はコープさっぽろの一部店舗となります。

ご当地味ぽんプロジェクトについて

「味ぽん」ブランドは1964年に発売を開始し、昨年11月に60周年を迎えました。日本全国で愛用されてきた味ぽんブランドが、各地域に根差した食文化を“もっと美味しく”“もっと多くの人にお届けする”方法を模索し、新しい需要創造と地域活性化に貢献する新シリーズとして始動しました。今後も様々なエリアのご当地食材や名産品にフォーカスした新商品を順次展開していく予定です。

第一弾の「味ぽんfor宇都宮餃子」は高単価ながらも、味ぽんシリーズで最も人気のある「味ぽん360ml」の5倍以上の回転を示す店舗もあり、第二弾にも大きな期待が寄せられています。

まとめ

「北海道バタぽんby味ぽん」は、北海道産の発酵バターを使用し、ぽん酢との絶妙な組み合わせを実現した新商品です。地域の食文化を盛り上げる「ご当地味ぽん」シリーズの一環として、幅広い料理に使用できる調味料として多くの人々に親しまれることが期待されています。

以下に本記事で紹介した内容をまとめます。

ミツカンは、これからも「買う身になって　まごころこめて　よい品を」という企業理念に基づき、お客様へ「おいしさと健康」を提供していくことを目指しています。