自治体向け生成AIサービス「ChatSense」5月8日より実証実験パートナー募集開始

ChatSense実証実験開始

開催期間:5月8日〜5月22日

ChatSense実証実験開始
ChatSenseってどんなサービスなの?
ChatSenseは、自治体や法人向けにセキュリティ強化された環境で生成AIを活用できるサービスで、業務効率化を支援します。
実証実験パートナーになるとどんなメリットがあるの?
実証実験パートナーになると、無料で生成AIの導入検証ができ、特別な支援を受けられるほか、広報活動のサポートもあります。

自治体向け生成AIサービス「ChatSense」の実証キャンペーン開始

株式会社ナレッジセンスは、法人向けおよび自治体向けの生成AIサービス「ChatSense(チャットセンス)」を提供しています。このサービスは、セキュリティの高い環境で生成AIを活用できる点が特長であり、2025年5月8日より自治体や官公庁における業務活用を推進するための実証実験パートナーの募集を開始しました。これは、2025年4月に続く第14期の募集となります。

「ChatSense」は、ChatGPTやGeminiといった生成AIを法人契約の下で利用できるよう支援し、自治体においても社内データを活用した生成AIの導入検証が可能です。具体的には、BoxやSharePointの社内データを読み込んだ生成AI機能(RAG)を利用することができます。

SharePointのデータを生成AIが学習。自治体向けRAGサービス「ChatSense」が実証キャンペーン開始 画像 2

リリースの背景と自治体ニーズの理解

生成AIは、業務効率化やサービス品質向上を目指して多くの法人で導入が進んでいます。ナレッジセンスの「ChatSense」においても、500社以上の企業に導入実績があり、その中には東証プライム上場企業も含まれています。最近では、RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術への関心が高まっており、自治体の担当者からは、生成AIの導入に関する特別な支援の必要性が指摘されています。

以下のようなニーズが特に強く求められています:

  • 徹底したセキュリティ:自治体で生成AIを活用するためには、IPアドレスによるアクセス制限やSSO認証、SLAによる事前のコミットメントが必要です。
  • 見積もりの透明性:ITツールを利用する際には、単価見積書や納品書などの事務処理が求められることが多いです。
  • 予算がない状態での無償検証:来年度の予算を策定する際に、どれくらい生成AIを利用するかの検証が必要ですが、無償での事前検証を希望する声が多くあります。

これらのニーズに応えるため、ナレッジセンスは特別対応を行い、実証実験パートナーを募集する運びとなりました。

SharePointのデータを生成AIが学習。自治体向けRAGサービス「ChatSense」が実証キャンペーン開始 画像 3

「ChatSense」の特徴と機能

法人向け生成AIサービス「ChatSense」は、セキュリティを強化した形でChatGPTを利用し、コスト面でも優位性を持つサービスです。以下の特徴があります:

  1. チャット内容をAIの学習から守る機能:全ての法人プランで利用可能な機能であり、ビジネスプラン以上では、シングルサインオンや禁止ワード登録、IP制限、履歴のエクスポート機能なども追加料金なしで使用できます。
  2. 豊富な独自機能:プロンプトの社内共有機能やメンバーの一括管理機能、フォルダ&ドラッグ整理機能など、法人向けに特化した機能が充実しています。
  3. 初期費用が無料:導入のハードルを下げるため、最低利用期間の縛りがなく、無料で利用可能な範囲が広がっています。

これにより、法人や行政機関が安心して試用できる環境が整っています。

追加学習機能(RAG)の詳細

「ChatSense」には、社内データを学習させる「追加学習」機能(RAG)が搭載されています。この機能により、以下のようなことが可能です:

  • 自社データの取り込み:様々なファイル形式(txt, csv, doc, docx, pdf, xlsx, pptx, html, URLなど)をアップロードし、それに基づいてAIが回答するよう設定できます。複数ファイルの読み込みや、複数のAIの作成も可能です。
  • 回答の参照元提示:AIが生成する回答に対して、その情報の参照元を常に表示することができ、信頼性が向上します。

このように、ChatSenseは業務における生成AIの活用を強力にサポートします。

実証実験パートナーの募集概要

今回の第14期募集の概要は以下の通りです:

対象:
日本の行政機関に属する団体(部署・チーム単位での応募可能)
募集上限:
最大5組織(原則として先着順)
締め切り:
2025年5月22日(木曜)23時59分まで
応募方法:
こちらのリンクよりお問い合わせください。

採択された場合、実証実験の事例として共同でのプレスリリース出稿をお願いすることがありますが、必須ではありません。

ナレッジセンスの企業情報

ナレッジセンスは、企業や行政・自治体向けのデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させるために、ビジネス向けChatGPTサービス「ChatSense」や事業コンサルティングを提供しています。ナレッジセンスは、生成AIを活用して社員の業務効率を向上させることを目指しており、グローバルなユーザーに向けた複数のサービスを展開しています。

以下に、今回の記事で紹介した内容をまとめます:

項目 内容
サービス名 ChatSense(チャットセンス)
募集開始日 2025年5月8日
募集締切 2025年5月22日
対象 日本の行政機関に属する団体
追加学習機能 社内データを学習させる機能(RAG)
企業情報 株式会社ナレッジセンス

このように、ナレッジセンスは生成AIを利用して、自治体や行政機関の業務を効率化するための取り組みを進めています。興味のある方は、ぜひ詳細を確認してみてください。

参考リンク: