6月10日開始!大阪・関西万博でナノセルロースの可能性を探る展示公開

大阪万博展示公開

開催期間:6月10日〜6月16日

大阪万博展示公開
ナノセルロースって何がすごいの?
ナノセルロースは、木材や草のセルロースを原料にした次世代素材で、カーボンニュートラルを実現し、環境負荷を低減します。
大阪・関西万博で何が展示されるの?
第一工業製薬は、大阪・関西万博でセルロースナノファイバー「レオクリスタ」を活用した製品を展示します。

2025年日本国際博覧会の展示内容を先行公開

2025年5月15日(木)に、大阪大学中之島センターで開催されるナノトビ春の無料セミナー「ナノセルロース、大阪・関西万博のみどころ」において、第一工業製薬株式会社が2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)の展示内容を一足早く公開します。このセミナーは、ナノセルロース技術に関する最新情報を提供し、参加者同士の交流を促進することを目的としています。

第一工業製薬は、2025年6月10日(火)から16日(月)に開催される大阪・関西万博のフューチャーライフ万博「フューチャーライフエクスペリエンス」に、ナノセルロースジャパンの会員企業として参加し、セルロースナノファイバー(CNF)「レオクリスタ」を活用した関連製品を展示します。この展示内容について、セミナーで詳しく紹介される予定です。

セミナーの詳細

ナノトビ春の無料セミナー「ナノセルロース、大阪・関西万博のみどころ」の詳細は以下の通りです。

  • イベント名: ナノトビ春の無料セミナー「ナノセルロース、大阪・関西万博のみどころ」
  • 日  時: 2025年5月15日(木) 13:30-17:30
  • 場  所: 大阪大学 中之島センター(大阪市北区中之島4-3-53)
  • 参 加 費: 無料
  • 開催形式: ハイブリッド(オンライン参加者は、一部参加できないセッションがあります)

このセミナーでは、特に注目される内容がいくつかあります。14:35から15:00までのパネルディスカッション「ツギクルナノセルロース」では、第一工業製薬の研究員である齊藤加奈子がナノセルロースとの出会いやその魅力、可能性についてお話しします。

パネルディスカッションとポスターセッション

パネルディスカッションでは、研究開発の現場からの視点を交えたディスカッションが行われます。参加する若手研究者たちは、ナノセルロースの未来について熱く語り合います。参加者は、ナノセルロースの実用化に向けた研究の最前線を知ることができる貴重な機会となります。

また、15:30から17:30までのポスターセッションでは、展示企業12社によるナノセルロース技術の紹介が行われます。第一工業製薬も、ナノセルロースのセラミックス材料、光学材料、再生医療材料などへの応用について発表します。

ナノセルロースの特性とその応用

第一工業製薬が提供するCNF「レオクリスタ」は、木材や草などに含まれるセルロースを原料とした、カーボンニュートラルを実現する次世代素材です。この素材は、温室効果ガスの削減やプラスチック使用量の削減など、持続可能な開発目標(SDGs)に貢献することが期待されています。

「レオクリスタ」は、以下のような特性を持っています。

  • 微粒子の沈降防止
  • スプレー可能でタレないゲルとしての利用
  • 高透明性、高強度を持ち、折り曲げることができる皮膜の形成

これらの特性を生かし、第一工業製薬は社会のニーズに応じた製品開発を進めており、持続可能な社会の実現に向けた貢献を目指しています。

ナノセルロースジャパンの役割

本イベントは、ナノセルロースの実用化と産業の拡大を目指す産官学連携グループ「ナノセルロースジャパン(NCJ)」が主催します。NCJは、2025年6月10日(火)から16日(月)に開催される大阪・関西万博フューチャーライフヴィレッジ内で、ナノセルロースの特徴と利用シーンを展示します。

NCJの活動は、ナノセルロースの技術を広め、産業への応用を促進するための重要な役割を果たしています。参加者は、最新のナノセルロース技術に触れ、今後の発展に期待を寄せることができるでしょう。

項目 詳細
イベント名 ナノトビ春の無料セミナー「ナノセルロース、大阪・関西万博のみどころ」
日時 2025年5月15日(木) 13:30-17:30
場所 大阪大学 中之島センター(大阪市北区中之島4-3-53)
参加費 無料
開催形式 ハイブリッド(オンライン参加者は一部参加できないセッションあり)
主催 ナノセルロースジャパン(NCJ)
展示内容 ナノセルロースのセラミックス材料、光学材料、再生医療材料への応用

今回のセミナーを通じて、ナノセルロースの最新情報やその未来の可能性について深く理解し、研究者や産業関係者との交流を図ることができます。ナノセルロース技術の発展に向けた重要な一歩となることでしょう。

参考リンク: