カンヌ国際映画祭特集2025が5月13日からザ・シネマで開催！過去の名作を特集放送

フランス・カンヌ国際映画祭特集2025の概要

2004年グランプリ受賞作『オールド・ボーイ』など、過去受賞作全7作品を特集放送する「カンヌ国際映画祭特集2025」が、洋画専門チャンネルザ・シネマにて開催されます。この特集は、フランス南部の都市カンヌで行われる世界三大映画祭の一つであるカンヌ国際映画祭に合わせて行われるもので、映画ファンにとって見逃せないイベントとなっています。

特集放送は、2025年5月13日(火)から15日(木)、および19日(月)から22日(木)の期間に実施され、映画祭の名作を通じてその魅力を再確認することができます。

特集放送の詳細と放送作品

カンヌ国際映画祭特集2025では、以下の全7作品が放送されます。それぞれの作品は、独自の視点で描かれたストーリーや、深いメッセージ性を持つものばかりです。

• 『オールド・ボーイ(2003) 4Kリマスター版』
  ★第57回(2004年)グランプリ
  放送日：5月14日(水)深夜1：45～
  [R15+相当] 15年間監禁された男の復讐劇の行方は？壮絶なバイオレンス満載の衝撃作を4Kレストア化。
• 『バクラウ 地図から消された村』
  ★第72回(2019年)審査員賞
  放送日：5月22日(木)深夜1：00～
  [R15+] この村は“危ない”…カンヌ国際映画祭審査員賞に輝いたブラジル発バイオレンスサスペンス。
• 『ミッシング(1982)』
  ★第35回(1982年)パルム・ドール、男優賞
  放送日：5月13日(火)深夜1：45～
  軍事クーデターの恐怖に胸が痛む…カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いた社会派映画。
• 『枯れ葉』
  ★第76回(2023年)審査員賞
  放送日：5月15日(木)深夜1：15～
  孤独な男女のすれ違いが胸を締めつける…フィンランドの名匠アキ・カウリスマキが贈る大人のメロドラマ。
• 『エレメント・オブ・クライム【4Kデジタル修復版】』
  ★第37回(1984年)フランス映画高等技術委員会賞
  放送日：5月19日(月)深夜2：00～
  [R15+相当] 全編セピア色の幻想的なフィルムノワール。
• 『ヨーロッパ【4Kデジタル修復版】』
  ★第44回(1991年)審査員賞、フランス映画高等技術委員会賞
  放送日：5月20日(火)深夜1：30～
  [PG12相当] 終戦後ドイツの闇へ誘われる。
• 『奇跡の海【4Kデジタル修復版】』
  ★第49回(1996年)グランプリ
  放送日：5月21日(水)深夜1：15～
  [R15+相当] 美しくも残酷な究極の愛。

放送作品の詳細情報

それぞれの作品について、さらに詳しい解説を以下に示します。

『オールド・ボーイ(2003) 4Kリマスター版』

監督・脚本：パク・チャヌク
出演：チェ・ミンシク、カン・ヘジョン、ユ・ジテ、チ・デハンほか
解説：日本の同名漫画を映画化した作品で、壮絶な復讐劇が展開されます。

『バクラウ 地図から消された村』

監督・脚本：クレーベル・メンドンサ・フィーリョ、ジュリアーノ・ドルネリス
出演：バルバラ・コーレン、トーマス・アキーノ、シウヴェロ・ペレイラ、ソニア・ブラガほか
解説：ブラジルの経済格差や差別を寓話的に描いた作品です。

『ミッシング(1982)』

監督・脚本：コンスタンタン・コスタ＝ガヴラス
出演：ジャック・レモン、シシー・スペイセク、ジョン・シーア、メラニー・メイロンほか
解説：1973年のチリ軍事クーデターを背景にした社会派映画です。

『枯れ葉』

監督・製作・脚本：アキ・カウリスマキ
出演：アルマ・ポウスティ、ユッシ・ヴァタネン、ヤンネ・フーティアイネン、ヌップ・コイヴほか
解説：社会の片隅に生きる人々のメロドラマを描いた作品です。

『エレメント・オブ・クライム【4Kデジタル修復版】』

監督・脚本：ラース・フォン・トリアー
出演：マイケル・エルフィック、メ・メ・レイ、エスモンド・ナイト、ジェロルド・ウェルズほか
解説：催眠術で過去に戻る刑事の物語を描いたフィルムノワールです。

『ヨーロッパ【4Kデジタル修復版】』

監督・脚本：ラース・フォン・トリアー
出演：ジャン＝マルク・バール、バルバラ・スコヴァ、ウド・キア、エディ・コンスタンティーヌほか
解説：迷宮のような映像美が圧巻の作品です。

『奇跡の海【4Kデジタル修復版】』

監督・脚本：ラース・フォン・トリアー
出演：エミリー・ワトソン、ステラン・スカルスガルド、カトリン・カートリッジ、ジャン＝マルク・バールほか
解説：リアリズムを重視した映像が高く評価されたラブストーリーです。

ザ・シネマについて

ザ・シネマは、王道のハリウッドメジャースタジオのヒット作から、何度も見たくなるベストセラー作品、さらには地上波放送時のTV吹き替え版やレア作品まで幅広いラインナップを誇る洋画専門チャンネルです。特に、DVDが未発売または高額な作品や、ミニシアター系作品にこだわり、視聴者に新たな映画体験を提供しています。

ザ・シネマの視聴方法は、スカパー！、J：COM、ひかりTV、auひかり、全国のケーブルテレビなど多岐にわたります。スカパー！での視聴を希望する場合は、CS161/QVCを選局し、B-CASカードを準備して加入申し込みを行うことで、約30分で視聴可能になります。

カンヌ国際映画祭特集のまとめ

2025年のカンヌ国際映画祭特集では、以下の作品が放送されます。

この特集を通じて、カンヌ国際映画祭の魅力や過去の名作を再発見することができる貴重な機会です。映画ファンにとって、これらの作品を観ることは、映画の歴史や文化を理解する上でも重要な体験となるでしょう。