幻のアートフィルム『ドリーム・アイランド』が5月8日からクラウドファンディング開始
ベストカレンダー編集部
2025年5月8日 11:46
ドリーム・アイランド再公開
開催期間:5月8日〜5月15日

株式会社QANDOが手掛ける『ドリーム・アイランド』のデジタルリマスタープロジェクト
2025年5月8日、株式会社QANDOは、ドイツの著名な映画監督ヴィム・ヴェンダースが手掛けた幻のアートフィルム『ドリーム・アイランド』のデジタルリマスタープロジェクトをクリエイティブパートナーとしてサポートすることを発表しました。このプロジェクトは、映画『PERFECT DAYS(パーフェクト・デイズ)』に関連し、亡き父の“夢”を世界に届けたいという思いから始まったものです。
『ドリーム・アイランド ーヴィム・ヴェンダースの失われた夢』は、1990年代初頭の東京で撮影された作品であり、監督自身が「一番好きな作品」と語るほどの重要な作品です。しかし、長らく観ることができなかったこの作品が、最近発見されたオリジナルテープを基にデジタルリマスターされる運びとなりました。

幻のアートフィルム『ドリーム・アイランド』の背景
『ドリーム・アイランド』は、1991年に公開された『夢の涯てまでも』のレーザーディスク版の特典映像としてのみ収録されており、一般には公開されていませんでした。そのため、映画関係者やヴェンダースファンの間で幻の作品とされていました。しかし、東京都内の倉庫でオリジナルテープと映像素材が発見され、再び注目を集めることとなりました。
このプロジェクトでは、Blu-ray化やオンライン試写会の開催、未公開の劇場上映を目指してクラウドファンディングが実施されています。プロジェクトは、御影雅良氏と仲田早織さんが中心となって進められています。仲田さんは、父親が撮影監督を務めたこの作品に対する強い思いを抱き、再び作品を世に送り出すことを決意しました。

プロジェクトの詳細とクラウドファンディング
クラウドファンディングは2025年5月15日まで行われており、目標達成後にはプロジェクトの裏側を描いたドキュメンタリー作品の制作や、海外の映画祭への出品も計画されています。仲田さんは、幼少期に父親と共に観た『ドリーム・アイランド』の映像を思い出し、作品を再び見ることができたことに感動し、後世に残すべき作品だと強く感じています。
QANDOのスタッフもこのプロジェクトに共感し、仲田さんの「亡き父の“夢”の続きを世界に届けたい」という思いに感銘を受けて、微力ながらサポートを行っています。プロジェクトの詳細や支援方法については、クラウドファンディングページを訪れることで知ることができます。
株式会社QANDOの企業情報
株式会社QANDOは、2020年に設立された企業で、東京都目黒区中目黒に本社を構えています。代表取締役は永原雅之氏と加藤剛氏で、資本金は500万円です。事業内容はブランド開発やクリエイティブ開発事業を中心に展開しています。
同社は、映画やアートに関するプロジェクトに積極的に関与しており、今回の『ドリーム・アイランド』のプロジェクトもその一環です。QANDOの公式ウェブサイトでは、企業の詳細やプロジェクトの情報を確認することができます。
プロジェクトの要点まとめ
項目 | 詳細 |
---|---|
プロジェクト名 | ドリーム・アイランド デジタルリマスタープロジェクト |
監督 | ヴィム・ヴェンダース |
発表日 | 2025年5月8日 |
クラウドファンディング期間 | 2025年5月8日〜5月15日 |
支援方法 | クラウドファンディングページにアクセス |
企業名 | 株式会社QANDO |
所在地 | 東京都目黒区中目黒1-3-12 URBAN RESORT DAIKANYAMA 5F |
設立年 | 2020年 |
URL | https://qando.co.jp/ |
このプロジェクトは、映画『PERFECT DAYS』と深く関わりがあり、また、仲田さんの父親の夢を受け継ぐ形で進められています。興味のある方は、ぜひクラウドファンディングページを訪れて、プロジェクトの詳細を確認してみてください。
参考リンク: