AI姿勢推定モデル搭載のウェアセーフ Ver.3.0、8月にβ版リリース予定
ベストカレンダー編集部
2025年5月8日 05:43
ウェアセーフVer.3.0発表
開催日:8月1日

AI姿勢推定モデルの自社開発とその意義
株式会社スマートゲート(東京都港区、代表取締役:花谷 行雄)は、病院や介護施設向けに提供する見守りソリューション『ウェアセーフ』の次期バージョンであるVer.3.0に、自社開発したAI姿勢推定モデルを搭載することを発表しました。この新しいモデルは、AXIS Communications社製のネットワークカメラに内蔵されたDLPU(Deep Learning Processing Unit)上で動作し、クラウドレスのエッジ推論を実現します。これにより、リアルタイム性とセキュリティが大幅に強化されることが期待されています。
従来の『ウェアセーフ Ver.2.0』では、MoveNetを用いた離床検知が可能でしたが、細かな姿勢の検知には限界がありました。しかし、Ver.3.0では新たに自社開発した姿勢推定モデルを導入することで、より高精度な姿勢検知が実現され、精神的および体力的負担の軽減が図られます。
『ウェアセーフ Ver.3.0』の特徴と機能
『ウェアセーフ Ver.3.0』は、以下のような特徴を持っています。
- 自社開発のAI姿勢推定モデル:これにより、より精密な姿勢検知が可能となり、利用者の安全を高めることが期待されます。
- エッジAIの実現:DLPUを活用することで、クラウドに依存せずにリアルタイムでのデータ処理が可能となり、迅速な反応が可能です。
- 精神的および体力的負担の軽減:正確な姿勢検知により、介護者の負担を減少させることが見込まれています。
このような機能により、特に高齢者や身体に障害を持つ方々の見守りがより効果的に行えるようになると考えられています。
今後の展開とリリース予定
『ウェアセーフ Ver.3.0』のβ版は、2023年8月にコントロール・リリースされる予定です。このリリースにより、実際の使用環境でのフィードバックを受けながら、さらなる改良が行われることが期待されます。これにより、最終的な製品版の完成度が高まるでしょう。
また、今後の展開としては、姿勢推定モデルを利用した予兆検知のβモデルも視野に入れており、これによりより早期に異常を検知することが可能となることを目指しています。
お問い合わせ情報
本件に関する詳細な情報やお問い合わせは、以下の連絡先までお願いいたします。
- 会社名
- 株式会社スマートゲート
- 開発・営業拠点
- 〒100-0011 東京都千代田区内幸町 2-1-1 飯野ビル 9F クロスオフィス 903
- 管理部門
- 〒108-0075 東京都港区港南 1-9-36 NTTデータ品川ビル 13F
- 担当者
- 金子 一馬/花谷 行雄
- direct.support@smart-gate.co.jp
- 電話番号
- 03-6661-6805
- Webサイト
- https://smart-gate.co.jp/
- お問い合わせフォーム
- https://smart-gate.co.jp/contact/
このように、株式会社スマートゲートは、今後も技術革新を追求し、より良い見守りシステムの提供に努めていく方針です。
まとめ
この記事では、株式会社スマートゲートが発表した見守りシステム『ウェアセーフ Ver.3.0』に関する情報を詳細にお伝えしました。主なポイントを以下の表にまとめます。
項目 | 内容 |
---|---|
製品名 | ウェアセーフ Ver.3.0 |
開発内容 | AI姿勢推定モデルの搭載 |
リリース予定 | 2023年8月(β版) |
特徴 | エッジAIによるリアルタイム処理、精神的・体力的負担の軽減 |
お問い合わせ先 | 株式会社スマートゲート |
このように、株式会社スマートゲートの新しい取り組みは、医療や介護の現場における効率化と安全性の向上に寄与することが期待されています。
参考リンク: