次回の日本美容医療学会研究会が2025年7月25日に開催決定!最新技術を学ぶチャンス
ベストカレンダー編集部
2025年5月7日 18:41
次回美容医療学会開催
開催日:7月25日

第18回 日本美容医療学会 研究会の開催報告
2025年4月25日(金)、大阪市北区にて「第18回 日本美容医療学会 研究会」が開催されました。今回のテーマは「理想のさらに一歩先へ。」であり、美容医療の最前線を知る貴重な機会として、最新技術の紹介と専門家の意見交換が行われました。
一般社団法人日本美容医療学会(以下、JAPSA)は、医療現場における新しいアプローチや治療法について活発な議論を促進する場を提供しています。今回の研究会には、日本全国から47名の医師が参加し、11の演題が発表されました。

参加医師と発表内容
参加した医師は、美容外科医、形成外科医、再生医療の専門家など多岐に渡り、それぞれの専門性を活かした発表が行われました。特に注目されたのは、JAPSAの特徴的なプログラムである「Live surgery」です。このプログラムでは、基礎的な施術から高難易度施術まで、安全かつ効率的な手術手技を習得できる機会が提供され、参加者から高い関心が寄せられました。
以下は、主な講師とその発表内容の概要です。
- 寺西 宏王(TCB東京中央美容外科 理事長)
- 荻野 晶弘(東邦大学医療センター大森病院 形成外科学講座 主任教授)
- 清水 史明(大分大学医学部附属病院 形成外科 教授)
- 高見 昌司(心斎橋Aiクリニック/JBCクリニック 院長)
- 瀬崎 伸一(小倉記念病院形成外科 部長)
- 村田 将光(博多もへじのクリニック 院長)

一般演題の発表内容
一般演題では、以下のようなテーマが発表されました。
- 「当院における経結膜的脱脂術による患者満足度についての検討」 – 松村 圭祐先生(TCB東京中央美容外科)
- 「経結膜脱脂術の押さえ法と牽引法における術後合併症の検討」 – 中上 勝一朗先生(TCB東京中央美容外科)
- 「美容外科トラブル:合併症と修正戦略の批判的分析」 – 奥村 公貴先生(TCB東京中央美容外科)
- 「埋没式眼瞼下垂手術」 – 宗像 寿祥先生(TCB東京中央美容外科)

ランチョンセミナーとビデオシンポジウム
ランチョンセミナーでは、国際的な専門家による講演が行われ、特に注目されたのは以下の内容です。
- 「Anatomical Precision using YVOIRE Injections: Ultrasound-Guided Filler Techniques for Temples and Lips」 – Dr. JongSeo KIM(キム・ジョンソ形成外科クリニック 院長)
- 「Injection Seminar」 – Dr. JongSeo KIM / 寺西 宏王先生
ビデオシンポジウムでは、以下の内容が紹介されました。
- 「確実な効果を発揮する鼻尖縮小術」 – 大隈 宏通先生(TCB東京中央美容外科)
- 「我々の行なっているRejuvenation surgeryについて」 – 梅田 将志先生(TCB東京中央美容外科)
- 「ヒアル道の極意〜究極の美を追求する技術と哲学」 – 田村 太一先生(TCB東京中央美容外科)

Live Surgeryセッションの実施
今回の研究会の目玉とも言える「Live surgery」では、施術者たちがリアルタイムで手術を行い、その過程を参加者に解説しました。このパートでは、以下のような手術が行われました。
- 眼瞼手術 二重全切開修正 目尻靭帯移動 – 高見 昌司先生 / 奥村 公貴先生
- 輪郭形成 カスタマイズ脂肪注入 – 田村 太一先生 / 奥村 公貴先生
- 「第8回 二重埋没グランプリ」 – 若手美容外科医を対象とした技術競技
グランプリには、山口 征大先生(TCB東京中央美容外科)が選ばれ、オーディエンス賞には吉富 勇太先生(TCB東京中央美容外科)が受賞しました。このような競技は、若手医師の技術向上を図るための重要な機会となっています。

次回の開催予定とJAPSAの役割
次回の日本美容医療学会 研究会は、2025年7月25日(金)に予定されています。美容医療の技術革新と研究成果を発表する場として期待されています。参加申し込みは、公式サイトから受け付けています。
美容医療の分野は日々進化しており、患者一人ひとりに適切な施術を行うためには、現場の医師が新しい知見を積極的に学ぶ必要があります。JAPSAは、美容医療業界をリードする医師の育成と技術向上に取り組んでおり、学会を通じて豊富な症例を共有し、知見を深めることを目指しています。

まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
開催日 | 2025年4月25日 |
開催場所 | 大阪市北区 |
参加医師数 | 47名 |
発表演題数 | 11 |
次回開催日 | 2025年7月25日 |
このように、日本美容医療学会は、美容医療の最新情報や手術手技の知見を共有する重要な場となっており、今後もその活動に注目が集まります。美容医療の先にある笑顔と幸せに貢献するため、引き続き努力していくことが求められています。
参考リンク: