Y. ＆ SONSが5月9日に新発想の締帯を発売、2025年夏の新作ゆかたも登場

2025年夏の新作ゆかたとシーズンビジュアルの公開

株式会社やまとが展開する「きものテーラー」コンセプトのブランド＜Y. ＆ SONS＞は、2025年夏の新作ゆかたとともに、シーズンビジュアルを公開しました。今シーズンも、国内外の職人や産地と共に、伝統技術、快適性、そして現代の感性が融合したコレクションを展開します。

新作ゆかたは、暑い夏でも快適に過ごせる装いを目指し、素材や織り、染めにこだわり、国内外のさんちや職人と共にものづくりを続けています。新たな帯の提案として「締帯（しめおび）」が登場し、結びやすさと格式を兼ね備えたアイテムとして注目を集めています。

新発想の帯「締帯（しめおび）」の特徴

着物を着用する際、最も悩ましいとされるのが“帯結びの難しさ”です。Y. ＆ SONSでは、この問題を解決するために新発想の帯「締帯（しめおび）」を開発しました。従来の帯結びのハードルを下げるため、シンプルで扱いやすい伊達締めの構造を応用したこの帯は、伝統的な角帯の端正な佇まいを損なわず、兵児帯のような扱いやすさを実現しています。

「締帯」の主な特徴は以下の通りです：

• 結びやすさ：帯の両端を柔らかく織り上げることで、簡単に結ぶことが可能です。初めて着物を着る方にも扱いやすい仕様になっています。
• 格式ある意匠：伝統柄「鬼華皿献上」を採用し、博多織特有の凛とした表情を楽しむことができます。
• 幅広いサイズ展開：S・M・Lの3サイズを用意し、多様な体型に対応しています。

「締帯」は2025年5月9日（金）に発売予定で、価格は29,700円（税込）です。

夏の装いを彩る多彩なゆかた

Y. ＆ SONSのゆかたは、国内の伝統染織技術を駆使したアイテムが揃っています。特に注目されるのは、静岡県・浜松の伝統染色「注染」によるオリジナル柄のゆかたです。注染は、手拭いの染色技術を活かしたもので、古来より魔除けや福を呼ぶとされる「猪の目」模様が特徴です。

以下は、注目のゆかたの一部です：

1. 浜松注染 ゆかた / 猪の目 / NAVY – 価格：60,500円（税込）
2. 型染め 伊藤若冲 ゆかた / 猿猴摘桃図 / GRAY – 価格：55,000円（税込）

伊藤若冲の作品をモチーフにしたゆかたも人気で、特に「猿猴摘桃図」は、緻密な描写が特徴的で、自然や動物を描く若冲の独自の表現が楽しめます。

足元を彩る日本と世界のクラフトマンシップ

Y. ＆ SONSでは、ゆかたや着物に合わせる履物として、下駄や草履に加えて、JUTTA NEUMANN（ユッタニューマン）のレザーサンダルも提案しています。これらの履物は、伝統と現代のデザインが融合したアイテムです。

以下は、注目の履物の一部です：

これらのアイテムは、Y. ＆ SONSが提案する夏の装いをより一層引き立てるものとなっています。

2025年夏コレクションの概要

Y. ＆ SONSの2025年夏コレクションは、以下のようなラインナップで展開されます：

• ゆかた：価格49,500円（税込・お仕立て代込み）〜
• 帯：価格29,700円（税込）〜
• 取り扱い店舗：Y. & SONS 神田、京都、オンラインストア

具体的な商品情報は以下の通りです：

Y. ＆ SONSは、固定概念にとらわれない自由な発想で、伝統と革新が融合した非日常を提供するブランドです。2015年に東京・神田にオープンし、2020年には京都にも店舗を展開しました。さらに2025年4月16日にはフランス・パリに常設店をオープン予定で、日本のものづくりとクラフトマンシップを広める新たな価値創造の場として期待されています。

これらの情報をもとに、2025年の夏コレクションの魅力をぜひ感じていただければと思います。