UAEパビリオンが大阪・関西万博2025で文化とイノベーションを体験できる場を提供

UAEパビリオン訪問

開催期間:4月13日〜10月13日

UAEパビリオン訪問
UAEパビリオンってどんなところ?
UAEパビリオンは大阪・関西万博2025で、UAEの文化やイノベーションを五感で体験できる没入型の展示を提供します。
大阪・関西万博2025でのUAEパビリオンの開催期間は?
UAEパビリオンは2025年4月13日から10月13日まで、毎日午前9時から午後9時まで一般公開されます。

UAEパビリオン、アブダビからの高官代表団を迎える

2025年5月6日、アブダビ経済開発局(ADDED)のAhmed Jasim Al Zaabi(アハメド・ジャシム・アル・ザアービ)議長率いるアブダビの高官代表団が、大阪・関西万博2025のUAEパビリオンを訪問しました。この訪問は、「大地から天空へ(Earth to Ether)」をテーマに、UAEの物語を没入型の体験を通じて堪能する機会となりました。

代表団には、ADDEDをはじめ、アブダビ文化観光局、アブダビ・グローバル・マーケット(ADGM)、アブダビ証券取引所(ADX)、アブダビ投資局(ADIO)、アブダビ税関、カリファ企業開発基金、アブダビ空港、アブダビ国営石油会社(ADNOC)、KEZADグループ、Hub713、アブダビ商工会議所など、アブダビを代表する多くの政府および経済関連機関の幹部が含まれています。

代表団の歓迎とパビリオンの体験

大阪・関西万博アラブ首長国連邦館公式代表(コミッショナー・ジェネラル)であるシハブ・アルファヒム駐日アラブ首長国連邦特命全権大使が、同代表団を歓迎し、館内を案内しました。アルファヒム大使は、「このような著名な代表団をUAEパビリオンにお迎えでき、大変光栄です。この訪問は、パビリオンが分野を超えたつながりと協働のプラットフォームであることを示しています」と述べ、UAEと日本の長年にわたる強固な関係を改めて証明するものとしました。

代表団は、UAEの物語を多感覚的かつ没入的に伝えるパビリオンの展示を体験しました。展示では、永続する価値観を基盤にした深い人間性と驚異的な変革の物語を学び、UAEが世界のハブとして発展を牽引する存在であることを示す感動的な場としての役割を感じました。

パビリオンのユースアンバサダーによる案内

訪問中、パビリオンのユースアンバサダーたちが代表団を案内し、UAEの歩みや未来を形作る人々とプロジェクトについて紹介しました。彼らは「宇宙探究家たち」「医療・健康分野の先駆者たち」「サステナビリティの先駆者たち」「文化の継承者たち」といったストーリーに触れ、来場者体験を通じてUAEの魅力を伝えました。

代表団は、パビリオンのストーリーテリング、革新的なデザイン、没入体験に強い関心を示し、パビリオン内の応接空間では文化と経済の交流を目的としたビジネス会議も行われました。このような交流を通じて、UAEと日本の経済的な結びつきを強化することが期待されています。

大阪ヘルスケアパビリオンの訪問

また、代表団は大阪ヘルスケアパビリオンも訪問し、医療とイノベーション分野での国際協力へのUAEの取り組みを強調しました。代表団は、医療分野でのUAEの先進的な取り組みを学び、両国間の関係をさらに深めるための基盤を築くことを目的としています。

その後、代表団は東京へと移動し、5月8日・9日に開催される「第11回アブダビ・日本経済評議会(ADJEC)」「アブダビ-日本ビジネスコネクト・フォーラム」「アブダビ投資フォーラム」へ参加する予定です。これらの取り組みは、UAEと日本の主要経済分野における関係をさらに強化することを目的としています。

UAE万博事務局の役割

UAE万博事務局は、人々・アイデア・イノベーションを結集し、グローバルな進歩に貢献することを目的とした国家的プラットフォームです。サラマ・ビント・ハムダン・アル・ナヒヤーン財団の支援のもとに設立され、UAE外務省の管轄下で運営されています。現在は2025年大阪・関西万博をはじめとする国際博覧会におけるUAEの戦略的参加を主導しています。

このオフィスは、「人とイノベーションの力で人類が直面する課題に取り組む」という明確な使命のもとに創設され、世代や文化、分野を越えて共感と連携を生み出す、魅力的で意義ある体験を創出しています。

2025年大阪・関西万博におけるUAEパビリオンの特徴

2025年の大阪・関西万博では、来場者一人ひとりの出会いの中に、喜び、好奇心、そして協働の精神を届けることを目指しています。UAEパビリオンは「大地から天空へ(Earth to Ether)」をテーマとしており、価値観や文化的遺産から最先端のイノベーションに至るまで、UAEの物語を五感で体験できる没入型の空間を提供します。

パビリオンの建築は、UAEを象徴するナツメヤシの木に着想を得て、伝統的なエミラティ建築様式「アリーシュ」を再解釈したものです。ナツメヤシの農業廃棄物と日本の匠の木工技術を融合することで、UAEと日本の文化の協働の精神が表現されています。

パビリオン内の施設とプログラム

また、パビリオン内では本格的なエミラティ料理を楽しめるレストランや、UAEを拠点とするクリエイターによる厳選アイテムを取り揃えたショップ、さまざまなプログラムが展開されるワークショップスペースも併設されています。これにより、来場者はUAEの文化や価値観を体験し、理解を深めることができます。

UAEパビリオン「大地から天空へ」は、エンパワーリングゾーン内、日本館およびEXPOホール「シャインハット」近くに位置し、2025年4月13日から10月13日までの万博会期中、毎日午前9時から午後9時まで一般公開される予定です。

まとめ

この記事では、アブダビの高官代表団が大阪・関西万博2025のUAEパビリオンを訪問した際の様子や、UAEパビリオンの特徴、UAE万博事務局の役割について紹介しました。UAEと日本の経済的なつながりを強化するための取り組みが進められており、今後の展開に注目が集まります。

項目 内容
訪問日 2025年5月6日
訪問者 アブダビ経済開発局(ADDED)代表団
テーマ 大地から天空へ(Earth to Ether)
パビリオンの特徴 没入型の体験、文化と経済の交流、ユースアンバサダーによる案内
開催期間 2025年4月13日〜10月13日

このように、UAEパビリオンはUAEの文化や価値観を広める重要な役割を果たしており、訪問者にとって魅力的な体験を提供することが期待されています。

参考リンク: