唐津ミツバチプロジェクト2025が5月6日始動!地域と世界をつなぐ新たな挑戦
ベストカレンダー編集部
2025年5月6日 14:41
唐津ミツバチプロジェクト2025
開催日:5月6日

唐津ミツバチプロジェクト2025の始動
2025年5月6日、唐津市で新たなプロジェクトが始まりました。その名も『唐津ミツバチプロジェクト2025』です。このプロジェクトは、唐津南高校の生徒と地域住民が協力して進めるもので、自然環境の保全や持続可能な里山づくりを目指しています。
昨年度、唐津南高校の生徒と相知町横枕区の住民が手を組み、初めての採蜜を成功させた『唐津ミツバチプロジェクト』は、地域と世界がつながる取り組みとして注目されています。特に、ニホンミツバチの飼育に挑戦することで、ミツバチが果たす受粉の役割や生物多様性の重要性を体感する機会を提供しています。

昨年度の成果と新たな挑戦
昨年度のプロジェクトでは、唐津南高校の生徒たちが地域住民のサポートを受けながら、難易度の高いニホンミツバチの飼育に成功しました。生徒たちは、アインシュタインの言葉にあるように、「もしも地球上からミツバチが消えたなら、人類は4年で滅亡する」という事実を実感し、ミツバチの重要性を学びました。
今年度は、昨年の成功を基に、さらに5群のニホンミツバチの飼育を目指しています。収穫された蜂蜜は『自然共生サイト・横枕産ハチミツ』として商品化される予定で、高校生たちが商品企画から販売までを手がけることになります。これにより、地域経済の活性化を図る狙いもあります。

国際的な視点を取り入れた活動
今年度のプロジェクトは、さらに国際的な広がりを見せています。環境保全活動を推進する国際団体ERC(Eco Restoration Communities)を通じて、フランスから2名のボランティアが参加しています。これにより、高校生たちは外国人ボランティアと共に里山保全活動を行い、文化交流を通じて新しい視点を得ることができます。
ボランティアたちは、唐津南高校の生徒たちと一緒に、地域の自然環境を守るための活動に取り組んでおり、地域住民との交流も深まっています。国境を越えたこの活動は、地域の活性化だけでなく、国際的な環境保全の重要性を広める役割も果たしています。

新しい里山の未来を創る「ツーリズム」
『唐津ミツバチプロジェクト2025』は、単なる観光を超えた「ツーリズム(tour-ism)」として推進されています。地域内外、さらには世界とのつながりを深めながら、生物多様性の保全と持続可能な地域づくりを目指しています。
このプロジェクトは、地域住民や高校生、ボランティアが一体となって取り組むもので、幅広い協力者を募っています。参加者は、里山の魅力を再発見し、地域の未来を共に考える機会を得ることができます。

プロジェクトの具体的な活動内容
- ニホンミツバチの飼育と採蜜
- 地域ブランド商品『自然共生サイト・横枕産ハチミツ』の企画・販売
- 国際ボランティアとの文化交流
- 里山保全活動の推進
これらの活動を通じて、地域住民と高校生が協力し合い、持続可能な未来を築くことが期待されています。

唐津ミツバチプロジェクトの重要性
ミツバチは生態系の中で重要な役割を果たしており、彼らの存在は私たちの生活にも深く関わっています。プロジェクトを通じて、地域の人々が生物多様性の重要性を認識し、環境保全に対する意識を高めることができます。
また、地域の経済活性化にも寄与することが期待されており、地元産品のブランド化や観光資源の開発にもつながるでしょう。
項目 | 内容 |
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プロジェクト名 | 唐津ミツバチプロジェクト2025 |
開始日 | 2025年5月6日 |
主な活動内容 | ニホンミツバチの飼育、採蜜、地域ブランド商品化 |
参加者 | 唐津南高校生、地域住民、フランスのボランティア |
目的 | 生物多様性保全、持続可能な地域づくり、地域経済の活性化 |
『唐津ミツバチプロジェクト2025』は、地域と世界がつながりながら生物多様性の保全に取り組む新しい試みです。今後の展開が期待されるこのプロジェクトに注目が集まっています。
参考リンク: