5月12日から渋谷でNIJINアカデミーのデジタル広告が掲出、不登校児支援を訴求
ベストカレンダー編集部
2025年5月6日 11:49
渋谷でNIJIN広告掲出
開催期間:5月12日〜5月18日
不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」が渋谷スクランブルスクエアにデジタル広告を掲出
株式会社NIJINが運営する不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」は、2025年5月12日(月)から5月18日(日)の期間限定で、渋谷スクランブルスクエアにデジタル広告を掲出することが決まりました。この広告は、全国の小中学生の約35万人が「学校に行かない」または「行けない」状態にあることを背景に、教育の新しい選択肢を発信するために制作されました。
NIJINアカデミーは、学校に代わる選択肢がないことが不登校の問題を引き起こすと考え、教育の質が担保されない現状を打破するための新しい教育モデルを提供しています。この取り組みは、彼らの学校に行かない選択を“問題”ではなく“個性や才能”として捉え、子どもたちが自分らしく学べる環境を整えることを目指しています。
QWS STARTUP AWARD 2025での受賞と広告の概要
2025年3月6日(木)に行われたQWS STARTUP AWARD 2025において、NIJINアカデミーは最優秀賞を受賞しました。この受賞により、同校は特典として、渋谷スクランブルスクエアでの15秒のデジタル広告を放映する機会を得ました。
デジタル広告の放映は、以下の場所で行われます:
- 渋谷スクランブルスクエアの外壁(外壁ビジョン)
- ヒカリエへの連絡通路2階(UCビジョン※音声あり)
- B2階全体42面(縦型UCサイネージ)
- B2階から1階へ上がるエスカレーター壁面(縦型UCサイネージ)
この広告は、常時ローテーション表示される形式で、視聴者に「学ぶ場所は学校だけじゃない」というメッセージを伝えます。特に、子ども自身が学びの主役であることを強調し、安心して自分らしく学べる環境の存在を訴求しています。
NIJINアカデミーの教育理念と特長
NIJINアカデミーは、2023年9月に開校した不登校小中学生向けのオルタナティブスクールです。全国38以上の都道府県から約450名が入学しており、以下のようなカリキュラムを提供しています:
- 多層的な心理的安全性の確保
- 一流教師による対話的な授業
- 子ども主体のプロジェクト
この学校の目的は、学校に行けないことが劣等感や罪悪感に繋がらないようにし、全ての子どもが希望を持てる未来を創ることです。実際、希望する生徒の9割以上が在籍校の出席認定を獲得しています。
株式会社NIJINの理念と事業内容
株式会社NIJINは、「教育から国を照らす」という理念のもと、教育課題を仕組みから解決する「JAPAN EDUCATION COMPANY」として活動しています。代表の星野達郎は、教育における様々な問題、特に不登校や教員不足、教師の働き方、学校の在り方についての危機感から2022年4月にこの会社を設立しました。
NIJINは、教育課題を解決するために以下のような事業を展開しています:
- 教師研修
- 不登校支援
- 起業支援
- 教育イベント
- アフタースクール
これらの事業を通じて、誰もが教育に「希望」を持てる国を目指しています。
まとめ
不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」が掲出するデジタル広告は、教育の新しい選択肢を社会に発信する重要な取り組みです。以下に、この記事で紹介した内容をまとめます:
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 広告テーマ | 学ぶ場所は学校だけじゃない |
| 放映期間 | 2025年5月12日(月)~5月18日(日) |
| 放映媒体 | 渋谷スクランブルスクエア各所 |
| 受賞歴 | QWS STARTUP AWARD 2025最優秀賞 |
| 学校の設立年 | 2023年9月 |
| 在籍生徒数 | 約450名 |
| 出席認定率 | 97% |
このように、NIJINアカデミーは不登校の子どもたちに新しい学びの場を提供し、教育の質を向上させるための重要な役割を果たしています。今後もこの取り組みが広がっていくことが期待されます。