マンガアラビア、5月5日にExpo 2025で日本語版を発表!新たな漫画体験を提供
ベストカレンダー編集部
2025年5月5日 11:07
マンガアラビア日本語版発表
開催日:5月5日
マンガアラビアが日本語版雑誌を発表
サウジアラビアのマンガアラビアは、2025年5月5日に開催される「Expo 2025 大阪・関西」において、日本語版『マンガアラビア』の発表を行うことを決定しました。この特別版には、『マンガアラビア・キッズ』や『マンガアラビア・ユース』の特別号が含まれ、さらにサウジアラビア発のローカル漫画も展示される予定です。展示はサウジアラビア館にて行われ、訪れる人々に新たな漫画体験を提供します。
この発表は、マンガアラビアが国際的な展開を進める中での重要な一歩となります。日本の漫画文化をアラビア語圏に広めることを目指し、さまざまな取り組みを行っています。
国際展開と日本との連携
マンガアラビアは、アプリユーザー数が1,200万人を超え、195カ国以上で利用されています。国際展開を強化するために「マンガインターナショナル」を設立し、東京に子会社を設立しました。この新たな拠点を通じて、世界市場へのさらなる進出を目指しています。
また、日本の大手出版社である小学館、集英社、KADOKAWA、講談社、白泉社といった企業とパートナーシップを築いており、日本の優れたコンテンツをアラブ世界へ届ける活動を推進しています。これにより、アラビア語圏の読者が日本の漫画を楽しむ機会が増えることが期待されます。
海賊版撲滅への取り組み
マンガアラビアは、海賊版撲滅にも力を入れており、日本の特許庁の模倣品撲滅キャンペーンに協力しています。この活動が評価され、特許庁からアラビア地域での知的財産権の保護活動に対する感謝状が授与されるなど、国際的にもその取り組みが認められています。
海賊版の撲滅は、日本の漫画文化を守るだけでなく、アラビア語圏のクリエイターたちの権利を守ることにも繋がります。これにより、正規のコンテンツが流通する環境が整い、より多くのクリエイターが活動しやすくなることが期待されています。
マンガアラビアの代表のコメント
マンガアラビアの代表および編集長であるイサム・ブカーリ氏は、「私たちは、サウジアラビア館での特別な展示に大きな誇りを感じています。日本の伝統的芸術とも呼べる漫画を通じ、私たちのアイデンティティや価値観を日本語で表現し、世界的なイベントであるExpo 2025で観客の皆さまに共有できることは、とても光栄です。」と述べています。
また、今年はサウジアラビアと日本の外交70周年に当たる特別な年であり、両国の友好関係を祝う意味でも重要なイベントとなります。Expoを通じて、『マンガアラビア』が生み出す物語が訪れる人々にユニークな体験を提供できることを期待しています。
マンガアラビアの概要と活動
マンガアラビアは、サウジ・リサーチ&メディアグループ(SRMG)の子会社であり、サウジアラビアとアラブ文化の創造性を世界に広めることを目的としています。日本のマンガのアラビア語版を通じて、アラブの家族が楽しめる読書体験を提供すると共に、サウジアラビアの文化や価値観を反映した創造的なコンテンツ制作も目指しています。
現在、月刊誌は84号を発行しており、アラブ諸国220ヵ所以上のディストリビューションポイントを持ち、月間25万部以上を発行しています。さらに、アラブ諸国から170人以上の若手コンテンツクリエイターの発掘・支援にも成功しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 発表日 | 2025年5月5日 |
| イベント名 | Expo 2025 大阪・関西 |
| 発表内容 | 日本語版『マンガアラビア』の発表 |
| 特別号 | 『マンガアラビア・キッズ』『マンガアラビア・ユース』 |
| パートナーシップ | 小学館、集英社、KADOKAWA、講談社、白泉社 |
| 月刊誌発行数 | 84号 |
| 発行部数 | 月間25万部以上 |
以上の内容から、マンガアラビアは日本の漫画文化をアラビア語圏に広めるための重要な役割を果たしていることが分かります。国際的な展開やパートナーシップの強化、海賊版撲滅の取り組みを通じて、より多くの人々に日本の優れたコンテンツを届けることを目指しています。
参考リンク: