ワクイアキラの個展「Wave Transitions」、5月16日から小布施で開催
ベストカレンダー編集部
2025年5月4日 11:50
ワクイアキラ個展
開催期間:5月16日〜6月3日

ワクイアキラ個展「Wave Transitions」の開催概要
長野県小布施町に位置する北斎館プロデュースのアートギャラリー「ガラリShowcase」では、2025年5月16日(金)から6月3日(火)まで、アーティスト・ワクイアキラによる個展「Wave Transitions(ウェーブ・トランジションズ)」が開催されます。この個展では、葛飾北斎の代表作『上町祭屋台天井絵 怒濤図』をオマージュした陶芸作品や、ワクイ氏を講師に迎えた陶芸体験ワークショップが行われます。
以下に、個展の詳細をまとめました。
- タイトル:ワクイアキラ個展「Wave Transitions(ウェーブ・トランジションズ)」
- 期間:2025年5月16日(金)〜2025年6月3日(火)
- 場所:ガラリShowcase(北斎館隣カフェ&ギャラリー)
- 住所:長野県上高井郡小布施町小布施485
- 入場料:無料
- 営業時間:10:00〜16:00
- 定休日:水曜

陶芸ワークショップの詳細
個展に合わせて、5月17日(土)には「オリジナル土偶ペイント体験」という陶芸ワークショップも開催されます。このワークショップでは、参加者が自分だけの土偶をペイントする体験ができ、アートに触れる貴重な機会となります。以下にワークショップの詳細を示します。
- タイトル:オリジナル土偶ペイント体験
- 開催日:5月17日(土)
- 開催時間:①10:00〜12:00 ②14:00〜16:00
- 参加費:1人1500円(ガラリカフェ1ドリンク代込み)
- 募集人数:各回20名(上限に達した場合は締め切り)
- 場所:ガラリ1階カフェ内
- 応募方法:下記ボタンよりお申込みください
- 備考:未就学児〜7歳程度のお子様は保護者の同伴が必要
参加する際には、絵の具を使用するため、汚れが気になる方はエプロンなどを持参することをお勧めします。

「Wave Transitions」に込められた思い
ワクイアキラ氏は、今回の展覧会《Wave Transitions》の起点となったのは、小学生のときに社会見学で訪れた岩松院の「八方睨み鳳凰図」と北斎館で見た「怒涛図」であると語っています。彼は、これらの作品から受けた感動が記憶の奥底に沈んでいたことを明かし、その感覚が自身のアートとして現れることを期待しています。
また、ワクイ氏は「“未来の誰か”の中で、何かが動き出すようなものをつくりたい」との思いを持っており、北斎の波から感じるエネルギーの動きについても言及しています。彼は、記憶や感情、祈りなどの要素が「波」として揺れ動くことで、アートとして強く、遠くへ届く瞬間を追求しています。

アーティストプロフィールとギャラリーの紹介
ワクイアキラ氏は長野県出身の陶芸家で、現代版の土偶や火焔土器などユーモアあふれるオリジナル作品を手がけています。また、VRやプロジェクションマッピングなどの現代技術を用いた3DCGアーティストとしても活動しており、国内外で個展やグループ展に参加しています。
彼の作品は、同小布施町岩松院にて展示されている3D作品の水晶「八方睨鳳凰乃玉」など、多岐にわたります。ワクイ氏のInstagramや公式ホームページでは、彼の最新の活動や作品を確認することができます。
「ガラリShowcase」は、2023年4月に新設されたアートギャラリーで、1階はカフェ、2階はアートギャラリーとして、食と芸術の両面から小布施の魅力を味わえる拠点です。北斎の時代から続く創造性や芸術性を発信し続けることを目指しています。
イベント名 | 日程 | 場所 | 入場料 | 参加費 | 定員 |
---|---|---|---|---|---|
ワクイアキラ個展 | 2025年5月16日〜6月3日 | ガラリShowcase | 無料 | – | – |
土偶ペイントワークショップ | 2025年5月17日 | ガラリ1階カフェ内 | – | 1500円 | 各回20名 |
以上の情報を基に、ワクイアキラ氏の個展とワークショップについての理解を深め、アートの世界に触れる機会を得ることができるでしょう。小布施町の地元アーティストの活動を通じて、地域の文化や芸術に対する関心を高めることが期待されます。