4月29日開始!伝統と革新が融合する金継ぎアートプロジェクトがKickstarterで展開
ベストカレンダー編集部
2025年5月3日 14:47
金継ぎアートプロジェクト
開催期間:4月29日〜6月13日

伝統と革新が融合した新しい金継ぎアートのプロジェクト
2025年5月3日、神戸市に本社を置くikiri株式会社は、世界最大級のクラウドファンディングプラットフォーム「Kickstarter」にて、金継ぎアートの新プロジェクトを開始しました。このプロジェクトは、伝統工芸である金継ぎの魅力をより多くの人々に届けることを目的としています。
金継ぎは、壊れた陶器を修復し、新たな価値を見出す日本の伝統技術です。このプロジェクトでは、金継ぎの魅力を現代のライフスタイルに合わせた形で表現し、より多くの人々が親しみやすいアート作品として仕上げられています。

クラウドファンディングの詳細
このプロジェクトは、2025年4月29日から2025年6月13日までの期間にわたり、Kickstarterにて展開されます。対象国は、米国、英国、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、オーストラリア、ニュージーランドなど、多岐にわたります。
プロジェクトページへのリンクは以下の通りです。
金継ぎアートプロジェクトページ

金継ぎアートの特徴と魅力
この金継ぎアートは、継ぎ師である木村いよ氏の監修のもと制作されています。金継ぎの通常の技法では本漆を使用しますが、今回のプロジェクトでは漆を使わない技法を取り入れ、より手軽に金継ぎの魅力を感じてもらえるよう工夫されています。
木村氏は、金継ぎの技術を深く理解しているため、伝統の美意識を大切にしながらも、新たな表現として金継ぎを追求しています。これにより、素材の新たな可能性を引き出し、現代のライフスタイルに適応したアート作品として仕上げられています。

金継ぎアートのラインナップ
プロジェクトでは、以下のような多彩なラインナップが用意されています。
- 梅花柄呼継ぎ湯呑み – Plum blossom pattern Yobitsugi teacup
- 木の葉浮彫り有田焼金継ぎ皿 – Leaf relief Arita ware Kintsugi plate
- 縁起物柄九谷焼呼継ぎ蓋向椀 – Auspicious pattern Kutani ware Yobitsuki lidded bowl
- 鳳凰牡丹柄九谷焼呼継ぎ湯呑み一対 – Phoenix and Peony pattern Kutani ware Yobitsugi teacup set
- 梅花柄九谷焼呼継ぎ徳利 – Plum blossom pattern Kutani ware Yobitsugi sake bottle

木村いよ氏のプロフィール
金継ぎアーティストの木村いよ氏は、金継ぎ「Atelier fourteen」を主宰しており、大学卒業後に映画業界や編集業界、販売業などに携わりながら金継ぎを学びました。2021年には横浜・元町にアトリエを設立し、ご依頼品の修復や金継ぎのレッスン、作品制作を行っています。
木村氏は、日本の伝統技術を世界に広めるため、日本在住の外国人向けのレクチャーや海外への発信も行い、横浜発のアートイベント「ミナトノアート」の事務局長も務めています。2025年にはアパレル企業とのコラボレーションや、秋にはパリでの個展開催も予定されています。

ikiri株式会社について
ikiri株式会社は、「Super Upcycle Japan」をコンセプトに、古くなったモノや価値のなくなったモノ、廃棄されるモノに、日本のアートや伝統工芸の付加価値をつけて新たな製品として生まれ変わらせる事業を展開しています。日本のアーティストや職人の活躍の場を世界に広げることを目指しています。
「Ikiri」という名前は、大阪弁で「粋がって、自分を格好良く見せようとする様」を意味しますが、江戸時代に生まれた日本の美意識「粋」の真髄を、伝統工芸やアートの中から見つけ、組み合わせて新たな命を吹き込むことを目指しています。

会社概要
会社名 | ikiri株式会社 |
---|---|
代表者 | 代表取締役 東村奈保 |
本社住所 | 神戸市垂水区塩屋町6-1-705 |
設立 | 2024年1月23日 |
HP | https://ikiri.jp |
info@ikiri.jp | |
事業内容 | アート、伝統工芸をベースにしたモノづくり及び製造小売業、伝統工芸産業支援事業、モノの付加価値を最大化するアップサイクル事業 |
このように、ikiri株式会社は伝統工芸を現代に生かし、新たな価値を創造する取り組みを進めています。金継ぎアートのプロジェクトは、その一環として、より多くの人々に金継ぎの魅力を届けることを目指しています。
今後、金継ぎアートがどのように進化し、広がっていくのか注目されるところです。
参考リンク: