宮田裕章氏と蜷川実花氏が手掛けるアート、5月2日から夜の自由観覧を開始

夜の自由観覧開始

開催期間:5月2日〜6月30日

夜の自由観覧開始
夜の自由観覧ってどんな体験ができるの?
夜の自由観覧では、照明に照らされたクリスタルが織りなす幻想的な光景を楽しむことができ、特別な体験が可能です。
luminous echorbって何が特別なの?
luminous echorbは蜷川実花氏がデザインしたアート作品で、多彩なラメを使い奥行きのある輝きを表現しています。

宮田裕章氏とEiM蜷川実花氏によるアート「最大多様の最大幸福」

2025年5月2日から6月30日までの期間、宮田裕章テーマ事業プロデューサーが手掛けるシグネチャーパビリオン「Better Co-Being」にて、アート作品「最大多様の最大幸福」(宮田裕章 with EiM)のエリアにおいて、夜の自由観覧が実施されます。この取り組みは、より多くの方々にアートを楽しんでいただくための特別な機会です。

本作品は、宮田裕章氏と写真家・映画監督の蜷川実花氏を中心に、各分野のスペシャリストが集まったクリエイティブチームEiM(エイム)によって創造されました。作品は、高さ7メートルのキャノピーに約400本の繊細なワイヤーが張られ、そのワイヤーにはサンキャッチャーが取り付けられています。この“不均質の集合”は、多様性の祝福を象徴しており、晴れた日には自然光を受けて虹色に輝き、曇天や雨の日には幻想的な光景を生み出します。

宮田裕章氏、EiM蜷川実花氏らが手掛けるアート「最大多様の最大幸福」 期間限定で夜の自由観覧を開始 画像 2

夜の自由観覧の魅力

夜の自由観覧では、照明に照らされた約15,000個のクリスタルが放つ無数の光が空間を満たし、来場者は壁も天井もないパビリオンの下で多彩な輝きと一体となる幻想的な体験を楽しむことができます。この夜の体験は、昼間の虹色の輝きや曇天時のコントラストとは異なり、独特の煌めきが感じられます。

自由観覧の時間は、最終の予約ツアー終了後(20時30分頃)から20時50分までとなっており、どなたでも自由にご覧いただけます。観覧希望者は、指定の時間にパビリオン入口のスタッフにお声がけください。

宮田裕章氏、EiM蜷川実花氏らが手掛けるアート「最大多様の最大幸福」 期間限定で夜の自由観覧を開始 画像 3

自由観覧の詳細

  • 期間:2025年5月2日(金)~2025年6月30日(月)
  • 自由観覧時間:最終の予約ツアー終了後(20時30分頃)~20時50分まで
  • エリア:「Better Co-Being」内Sequence3「最大多様の最大幸福」(宮田裕章 with EiM)

また、自由観覧の開始に合わせて、蜷川実花氏がデザインした「luminous echorb」という特別なアート作品も公開されます。この作品は、多彩なラメを厳選し、繊細に重ね合わせることで奥行きのある輝きを表現しています。蜷川氏ならではの鮮やかな色使いが際立つ特別なデザインです。

宮田裕章氏、EiM蜷川実花氏らが手掛けるアート「最大多様の最大幸福」 期間限定で夜の自由観覧を開始 画像 4

インタラクティブな体験を提供するechorb

「echorb」は来場者の位置情報を読み取り、Better Co-Beingアプリ(WEBアプリ)と連動することで、インタラクティブな体験を提供します。エントランスに設置された鼓動センサが来場者の心拍数を読み取り、echorbに自らの鼓動を宿すことで、自分のいのちを手のひらで感じながらパビリオンを巡ることができる仕組みです。

「luminous echorb」は、通常のechorbと同様に3Dハプティクス技術を搭載しており、ふしぎな触感を通じて来場者を共鳴体験に導きます。この体験は、来場者がアートと一体化する感覚を提供し、より深い感動をもたらすことでしょう。

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luminous echorbの利用について

  • 期間:5月2日(金)~
  • 注意事項:
    • 予約ツアーは万博の公式アプリ「EXPO2025 Visitors」よりご予約いただけます。
    • luminous echorbは毎日19時~20時の間に実施される予約ツアーでのみご利用いただけます。
    • 数量に限りがあるため、予約ツアー時間でもご利用いただけない場合があります。
    • 荒天や機材トラブル等により予告なく中止となる場合があります。
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アート体験を支えるクリエイティブチームとそのプロフィール

本事業のプロデューサーである宮田裕章氏は、慶應義塾大学医学部教授としてデータサイエンスを基盤に医療・政策・社会設計など多様な領域を横断し、人と社会の未来を描く科学者です。アーティストとしては、クリエイティブチームEiMとして活動し、様々なアートプロジェクトを手掛けています。

蜷川実花氏は、写真家や映画監督として知られ、数々の受賞歴を持つアーティストです。彼女の作品は国内外で高く評価されており、特に色彩豊かなビジュアル表現が特徴です。

クリエイティブチームEiMの活動

EiMは、宮田裕章氏、蜷川実花氏、クリエイティブディレクターの桑名功、照明監督の上野甲子朗、音楽監督の剣持学人らで構成されており、プロジェクトごとに多様なチームを編成して活動しています。これまでに発表した主な作品には、以下のようなものがあります。

  • 胡蝶の旅 Embracing Lights(安比Art Project、2022年)
  • Eternity in a Moment 輝きの中の永遠(TOKYO NODE、2023年-2024年)
  • 儚くも煌めく境界(弘前れんが倉庫美術館2024年)
  • 深淵に宿る彼岸の夢(森の芸術祭 晴れの国・岡山 満奇洞 2024年)

まとめ

「最大多様の最大幸福」は、宮田裕章氏とEiM蜷川実花氏のコラボレーションによるアート作品であり、2025年5月2日から6月30日までの期間限定で夜の自由観覧が実施されます。この機会に、アートの新しい形を体験し、夜空の下での幻想的な光景を楽しむことができます。

以下に、今回のイベントの重要な情報をまとめました。

項目 詳細
イベント名 最大多様の最大幸福(宮田裕章 with EiM)
期間 2025年5月2日(金)~2025年6月30日(月)
自由観覧時間 最終の予約ツアー終了後(20時30分頃)~20時50分まで
エリア 「Better Co-Being」内Sequence3
特別アート作品 luminous echorb

このように、アートとテクノロジーが融合した新しい体験を通じて、多様性の美しさを感じることができるでしょう。

参考リンク: